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Windows Server 2012 & System Center 2012 パートナーインタビュー

“効率化”から“自動化”に向かうシステム運用管理
System Centerと自社アドオンの連携で最適化を実現

2012/06/01

オープンな運用管理を実現できる
System Center用アドオンを提供

デル株式会社
ソリューション・サービス・デリバリー統括本部 コンサルティング第二部
ソリューション・アーキテクト
金野 勉氏

 「業界標準技術をベースとしたシンプルでビジネスの変化に柔軟に対応可能なITインフラを提供している弊社は、システム運用管理についても、さまざまな独自機能をSystem Center 2012の各コンポーネントからシームレスに利用できるアドオンツールを提供しています」

 デルのソリューション・アーキテクト、金野勉氏(ソリューション・サービス・デリバリー統括本部 コンサルティング第二部)は、System Centerに対する同社の取り組み方針をこのように説明する。

 マイクロソフトとの協業では、「データセンター仮想化」「ユニファイドコミュニケーション」「デスクトップ最適化」「データベースマネジメント」を4つの注力分野としてソリューションを展開。特に「データセンター仮想化」の分野では、以前からデルはSystem Center向けアドオンツールを無償で提供しており、現在は「Dell OpenManage Integration Suite」という名称で、ハードウェアレベルからアプリケーションレベルまでを包括的に管理するためのラインナップを揃えている。

Dell OpenManageとMicrosoft System Centerとの統合

 また、今年2月には「Open Standard Cloud Association(OSCA)」という団体をデルが中心となって設立し、クラウドコンピューティング環境にもオープンな業界標準技術を普及させることを目指した啓蒙活動を進めている。OSCAの参画企業でもあるマイクロソフトとは、ワールドワイドの強力なパートナーシップを生かしてSystem Centerとデルのアドオンツールの相互の接続性と運用性に関する技術検証を共同で進めており、標準化されたクラウドコンピューティング環境の普及と関連ビジネスの活性化に取り組んでいる。

System Center 2012対応版では
運用管理の自動化も実現可能に

 このようなコンセプトに基づくデルのSystem Center用アドオンツールには、導入を支援する「Dell Server/Client Deployment Pack」、更新管理を支援する「Dell Server/Client Update Catalog」、監視業務を支援する「Dell Management Pack」、仮想環境の最適化を担う「Dell PRO Pack」、ワークロードを自動化する「Dell AIM Integration Pack」がある。

デル株式会社
ソリューション・サービス・デリバリー統括本部 コンサルティング第二部
テクニカル・コンサルタント
鷲尾 圭一氏

 まず、Server/Client Deployment Packは、Configuration Managerと連携してOSの展開を支援。「デプロイメントパックを使うと、弊社のハードウェア構成を含めたベアメタルなOS展開が可能です」と語るのは、同社テクニカル・コンサルタントの鷲尾圭一氏(ソリューション・サービス・デリバリー本部 コンサルティング第二部)。PowerEdgeサーバーやPCなど、BIOS、RAIDの設定なども自動化できるので、データセンターにおけるシステム展開コストを省力化する効果は高いと言う。

 Dell Server/Client Update Catalogは、デル製ハードウェアのBIOSやファームウェアをConfiguration Manager経由で配信するためのアドオンである。

 稼働監視を担当するのがOperations Managerと連携するManagement Packだ。サーバーやストレージの状況を、Operations Manager の管理画面と連携したダイアグラムビューで視覚的にチェックできるので、障害への対応も迅速かつ的確に行えるようになる。リソース使用状況やハードウェアの障害に応じて仮想マシンを再配置するなどの仮想化環境の最適管理には、Virtual Machine Managerと連携するPRO Packが活躍する。

 AIM Integration Packは、Orchestratorと連携して仮想環境のワークロードを自動化するために新たに追加されたアドオンだ。「OrchestratorとDell Advanced Infrastructure Manager(AIM)の連携により、オペレーションミスの削減と、運用管理の自動化が達成できます」と、鷲尾氏。これまでの運用効率化を超えた“運用自動化”が実現できる――というのが、同社のアピールポイントだ。

 これらのアドオンの提供と並行して、デルはSystem Center 2012の導入作業を省力化するための簡易導入パッケージや導入後のランニングコストを抑えるためのコンサルティングサービスにも力を注いでいく。

 「System Centerを主軸としたITILベースの運用コンサルティングサービスやアセスメントサービスも提供予定です」と、金野氏。クラウド時代の運用管理を最適化するためにも、デルは業界標準技術を重視していく方針だ。

関連リンク

  • デル
  • Dell on Microsoft
  • Open Standard Cloud Association(OSCA)

提供:デル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部
取材/文 山口学
掲載内容有効期限:2012年06月30日

関連リンク

  • デル
  • Dell on Microsoft
  • Open Standard Cloud Association(OSCA)

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