日本ディープラーニング協会は、新講座「AI For Everyone」を開講する。DeepLearning.AIが提供する非エンジニア向けのオンライン講座を基に、デジタルトランスフォーメーションの推進に向けたAI活用の重要性や、日本での活用事例などを盛り込んだ。
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日本ディープラーニング協会は2021年3月30日、新講座「AI For Everyone」を開講すると発表した。同年5月6日に提供を開始する。それに合わせて、ディープラーニングに関する検定試験「G検定」のシラバスを改訂し、同年7月17日に実施予定の「G検定2021#2」から新しいシラバスを適用するとしている。
AI For Everyoneは、「AI(人工知能)とは何か」や「ディープラーニングによって何ができるか」を学ぶエントリー向けの講座。DeepLearning.AIが提供する非エンジニア向けのオンライン講座を基に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けたAI活用の重要性や、日本での活用事例などを盛り込んだ。
講義は全6回で、合計6時間程度。受講資格には制限がなく、誰でもオンラインで、無料で受講できる。ただし、受講修了証を発行する場合、費用が発生する。
G検定のシラバスには、新たにAIプロジェクトの企画や推進、評価に関する項目などを組み込む。より実践的内容を充実させることで、ディープラーニングのビジネス活用促進を支援するとしている。改訂版シラバスの詳細については、2021年4月下旬に発表する予定だ。改訂シラバスに対応した公式テキストも、同時期に販売を開始する。
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