PACSシステムとして「Centricity Universal Viewer」を提供してきたGEヘルスケア・ジャパンは、1年間に3回のサービスパックの提供によってCentricity Universal Viewerの機能を強化し、より使いやすい製品にしてきた。VMwareを使った仮想環境にCentricity Universal Viewerを徐々に移行していく中で、最新バージョンの6.0では、単一のハードウェアに複数の仮想OSを置いて冗長構成にし、可用性を高めることを目指し、最適なハードウェアの選定を行うことになった。
そうした中、GEヘルスケア・ジャパンがCentricity Universal Viewerを搭載した「UV100Plus」のプラットフォームとして選択したハードウェアが、デルの統合型インフラ製品「Dell PowerEdge VRTX」だった。UV100Plusは「病床数が300〜400ほどの中規模医療機関」「年間10万〜15万検査」が行われることを想定した製品。この要件を満たす上で、「Intel® Xeon® プロセッサー搭載のDell PowerEdge M630 3台(最大搭載数は4台)を1つのハードウェアにコンパクトに格納できること」「サーバ、ストレージ、ネットワーク、管理機能が最適に統合されていること」が、Dell PowerEdge VRTXを選ぶ決め手になったという。
「ネットワークやRAIDコントローラなどの細かな部分まで冗長化されている」「ハイパーバイザーのvSphere ESXi を搭載するSDカードも冗長化されている」など、可用性、メンテナンス性に寄与する「システムを止めない配慮」がきめ細かく実装されていたことも高く評価したそうだ。優れた省電力/省スペース性能や、工場でのキッティング/ラッキング作業の時間短縮により、製品の納期を短縮できたことも医療事業者への提案活動に寄与しているという。
医療機関に対するUV100 Plusのサポートは、GEヘルスケア・ジャパンとデルが1つのチームとなって提供していく予定だ。一時窓口はGEヘルスケア・ジャパンだが、ハードウェアに関するサポートはデルが行うことになり、全国で4時間以内にエンドユーザーの下へと駆け付けられることで、サービス向上につながっているという。また、デルでは、サポートのために専任の担当であるTechnical Account Manager(TAM)を用意しており、安心できるサポート体制を築けているという。
「医療」というシビアなフィールドで、導き出された「Dell PowerEdge」という回答。より詳しい内容については、本ホワイトペーパーを参照いただきたい。
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