@IT情報マネジメント会議室は、2009年4月15日に新システムに移行しました。
新たに書き込みを行う場合には、新しい会議室をご利用ください。
新たに書き込みを行う場合には、新しい会議室をご利用ください。
- @IT情報マネジメント 会議室 Indexリンク
- IT戦略
- 仕事の改善
- アーキテクチャ
- プロジェクト管理
- ITインフラ
- Webマーケティング
- BPMプロフェッショナル
- 業務アプリ
- - PR -
<管理>職場でISO9000(品質管理)の効果は?
投票結果総投票数:48 | |||
---|---|---|---|
負担増加、品質そのまま | 33票 | 68.75% | |
負担増加、品質向上 | 4票 | 8.33% | |
負担減少、品質向上 | 2票 | 4.17% | |
取って無い | 9票 | 18.75% | |
|
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
投稿日時: 2004-04-09 15:39
すみません。私の方で意味を取り違えたようなので書き直しました。
そんなことは全然考えていません。別にはにまるさんと喧嘩しているとも思っていませんし。(はにまるさんの方では思っているかな^^;)
なるほど。 理解はできましたが、問題となっているのは ・ISO9000における品質管理の審査 ・巷間で行われている品質管理手法の是非 の2つなのですね。 この2つがどうもごちゃまぜになっているようで、それを1つのスレッドで議論するのは論点があいまいになり易いと思うのですがいかがでしょうか? | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-09 16:05
ISOの記述も結構膨大で、なかなか翻訳が手に入りにくいので原文を知らない場合が 多いことは確かですね。おそらく、現場での感覚としてはコンサルタント会社とか 審査会社が解釈して、具体的なイメージとして伝えられる事柄が頭に入っているの ではないでしょうか? ISOそのものの記述(9000とか9001、9004とまぁいろいろありますが)には、 要求事項として、 組織・責任 文書/データ管理 購買管理 工程管理 検査・試験 ・・・ というような項目があります。で、問題の中身というのは、具体的にどうしなさい ということではなく、「(人の)力量が適合している事」「○○○が定義され、明記 されている事」のような形で書かれています。(翻訳によって用語は様々ですが興味 のあるかたは英文の原文を読んでみてくださいませ。) この要件を満たす為に、受審する企業側(とコンサルタント会社)で、 「力量はどのように証明しようか?」 「情報処理の有資格者ということにしよう。」 「役割はどこに明記しようか?」 「プロジェクト体制図を書いてそこに明記するようにしよう」 「検査の統計的手法はどのように決めようか?」 「開発ステップ数でテストケース数の基準を作ろう」 (逆にコンサルタント会社から、 「開発ステップ数でテストケース数の基準を作りなさい」 となる場合もあるかもしれません。) というように、あくまで受審する企業側の自主的な姿勢を表して、認定を受けるという 形になっています。 ですから、ステップ数云々というのはあくまでもISOがどうのという話ではなく、企業 側が自主的にそのように決めた事なのですね。ですから、別にObject数でテストケース 数を出しても良いし、ファンクションポイントで出しても、開発工数で出してもよろし いわけで、後は審査に合格しやすいかどうかしかないわけです。 クォリティコントロールのスレッドでもちょっと書きましたがここがネックになって ISOの為に莫大な工数が発生したり、ISOの為に無駄なドキュメントを後ででっちあげ のように作成しなければならないという事になってしまうのです。言わば自分で自分 の首を締めているような状態ですね。ですから、ISO自体が無駄なものとか余計なもの とは全く思わないわけで、「もの作り」という面では当たり前の事を書いているもの だと思います。後はどう解釈して、どう実現するかのところです。 ※ISOに関してはこのような事なので、「ソフトウェアの品質管理手法」そのものの 議論には、ISOについて触れるとちょっと混乱するかもしれませんね。 | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-09 16:57
はにまるです。
>あれ〜変だな。 2004-04-09 14:07に記述されたこの一文でそう思いました。 私で受取ったほど意味は無いようですね。 ^^;
2つの点については、 ISO9000を勉強すると、私が求めていた品質管理の問題解決手段では?と認識し始めたのですが、 前投稿の通り、私の周囲ではISO9000 の在り方が変っています。 もし自分が品質管理担当者になった時、どう対処すればいいのか考えていた為 確かにごっちゃになっているかもしれません。 ^^; ISO9000における品質管理の審査 について 受売りなのですが、 現在、資格認定の商売化が問題になっている様ですね。 認定取得の企業が、資格取得を目的にした場合、それに合わせたコンサルティングをしたり、 資格認定に満たないのに認定して、2年後の再検査で指摘してコンサルティング料を追加する等... あるようです。 | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-09 17:32
情報提供ありがとうございます。 投稿文書見て考えてみました もしかすると既にISO9000シリーズに規定されているかもしれませんが、 ソフトウェア業界では、品質管理する際にまず、 「品質管理対象の定義」(システム自体?サービス?何を品質管理する?) 「品質管理対象の性質調査」(現在のシステム開発やサービスってどんなの?) 「品質自体の定義と認識合わせ」(品質って何?) と言う、他業界では口に出すと馬鹿にされそうな話から始める必要があると考えました。 当り前の様で結論が出し難い根幹の部分で、管理と現場で認識のズレが発生し易い所と考えます。 ISO9000では定義していない(ホント?)初期段階の重要なフェーズが抜けているから、 ISO9000がズレた状態になっているのでは?と考えた次第です。 案外、資格の取得企業は、 ロゴを取って後からでも品質体制を取れば良いかと考えみたが、 実は、システム開発は一元的な品質管理が非常に難しいものと気がついてしまった。 と言う所でしょうか (勝手な妄想) ん...駄目だ、妄想ばっかりでは話が進みませんね | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-09 19:13
はずしてたらごめんなさい。
ISO9000は「この会社はちゃんと品質管理をしています」という認定ですので、 管理対象も管理手法も各企業で違うものではないでしょうか? 本来は、認定前の手法そのままで、目標値を明確にしたり基準を満たさないところを 改善したり資料を定型化したりというのが基本だと思います。 ただ、やはり認定取得時に提出してしまった基準や手法は変えにくいのか、 現状に合わない数値基準や提出資料を要求されて困った思いをすることはあります。 | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-09 23:12
社内の講習(数時間程度)を受けてISO9000に対する誤解が少し解けました。
感心した(?)主な点は、 ・ISO9000は品質マネージメントシステム(品質管理(コントロール)じゃない)であり、 顧客満足度の向上を目的としていること(ゼロディフェクトが直接目的でない)。 ・信頼性品質は単に品質特性の1つでしかないこと。 です。(今思えば)メーカ系開発部門からスタートしたからか、品質=信頼性品質、 品質管理=バグ(欠陥)をなくすこと、との思い込みが強かったんですね。。。 | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-12 10:48
はにまるです。
「この組織はちゃんと品質管理をしています」という考えは、 ISO9000を理解し易い見方ですね。 以前まで「この組織のサービス品質自体が一定レベルにあります」と言う 見方だったので、話を詰めるとごちゃごちゃしてきました。 ちょっと違う見方(考え方)で、後の方向性が大きく異なりますね。 ^^;
ITレベルの低いユーザさんが、業務を完全システム化出来ないのと同じ様に、 品質レベルの低いIT企業が、いきなり完全な品質管理を求める事は、 無理があるので、可能な範囲内で計画的に進めて欲しいですね。
現場の本音ですね。私自身は過去形になってしまっているのですが、 以前、ISO9000と言う単語を今の派遣先で耳にしたでちょっと不安になっています。 [ メッセージ編集済み 編集者: はにまる 編集日時 2004-04-12 10:49 ] | ||||||||||||||||
|
投稿日時: 2004-04-12 11:15
はにまるです。
>社内の講習(数時間程度)を受けてISO9000に対する誤解が少し解けました。 いいな...僕も、ISO9000の講習受けたいな。 tadcさんが感心された2点は、いいですね! 「顧客満足度の向上を目的」このキーワードは、HPや本にも記述されていたのですが、 すらりと流してしまいました。 それが「アカン!」のでしょうね...^^; 「信頼性品質は単に品質特性の1つでしかない」は、ちょっと解り辛かったので調べて見ると、 「安全性」と「効率性」というキーワードが同一レベルで存在する様ですね。 「おお!効率性ってあるじゃね〜か!」と思った次第です。 また、 ISO9000では、バージョンアップをしているおり、旧バージョンと2000年バージョンでは、 品質を考える対象が「物の品質」から「品質管理」に移っている所が、大きな違いな様で どうやら、私が知っているISO9000は、「旧バージョンでは?」と思った次第です、というのが、 旧バージョンの問題点として「管理の複雑差」や「膨大な管理資料」が取上げられていたからです。 ただ、2000年バージョンでは管理が対象ですので、 実用レベルに落し込むのは、別の大変さがありそうですね。 ^^; もし、ISO9000の議論で、製造物の話に偏っていたり、品質向上に対する管理の問題が 挙がっていた場合、「それって、ISO9000の旧バージョンの話をしている?」と尋ねると、 話がスムーズに行くかもしれませんね。 あと、不要な管理資料だと感ずる、職場で働いている人は、 「もしかして、ISO9000の旧バージョンで管理していません?」と管理者に 尋ねるとよいかもしれません。 |