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プロジェクトの評価方法

投稿者投稿内容
himanin
常連さん
会議室デビュー日: 2003/01/17
投稿数: 44
お住まい・勤務地: 新潟県
投稿日時: 2004-09-02 11:41
地方のソフトハウスに勤務するITマネージャです。
顧客から受注した個々のシステム開発プロジェクトの収支評価で悩んでいます。
実施したプロジェクト個別に利益率・額を算出して評価したいと思っています。
コストのほとんどは人件費ですが、顧客が東京に集中しており、交通費の割合が結構高いです。

ここで問題なのは同じ利益額をあげても交通費の多寡で利益率が変わってしまうということです。
例えば全社的な利益率目標が5%で、開発工数が同一のA、B 2つのプロジェクトがあったとします。
Aプロジェクト
受注額 1,000万円 交通費0円 人件費950万円
利益額 50万円
利益率 5%

Bプロジェクト(交通費を見積もりに上乗せした)
受注額 1,250万円 交通費250万円 人件費950万円
利益額 50万円
利益率 4%

となり、「かかった工数は一緒、利益額も一緒。なのに利益率が違う」という結果になります。
当たり前だと言われればそうなのですが、BプロジェクトのPMは納得できないわけです。
で「利益率計算から見積交通費を外せ」と。
「額だけで見ればいいだろう」という意見もありますが、そうすると人件費1億円で利益50万円のプロジェクトと上記A、Bプロジェクトが同じ評価になってしまい、これも嬉しくありません。
人件費利益率(?)だとか労働分配率だとか一般社員が直感的にわからない数値もできれば使いたくありません。
「全社的な利益率目標が5%なのだから、Bプロジェクトは目標到達していない」と言い切っていいものなのでしょうか?
識者のご意見を伺いたいです。

なお、小さな会社なのでシステム部門の粗利益より販管費を含めた営業利益で見たほうが直感的に「儲かった」「損した」がわかってよいので営業利益で行おうとしています。
るぱん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/01
投稿数: 1370
投稿日時: 2004-09-02 11:49
るぱんです。

粗利益と純利益の違いですね。
「来年から純利益ベースでやります。」
って宣言して、
今年の評価を放棄(積極的には評価しない)するのが良いと思います。

理由:「利益」という言葉の判断基準が曖昧な為。
たーぞう
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/08
投稿数: 317
お住まい・勤務地: お花畑
投稿日時: 2004-09-02 12:56
私の会社では、プロジェクトの収支評価は
利益率 = 利益額/(受注額−人件費以外の経費の予算)×100

で計算しています。

himanin
常連さん
会議室デビュー日: 2003/01/17
投稿数: 44
お住まい・勤務地: 新潟県
投稿日時: 2004-09-02 13:11
引用:

たーぞうさんの書き込み (2004-09-02 12:56) より:
私の会社では、プロジェクトの収支評価は
利益率 = 利益額/(受注額−人件費以外の経費の予算)×100

で計算しています。


やっぱりこうしないと公平にならないでしょうか?
#人件費以外(=利益を求めない経費)を除いた目標数値を作らないといけないか・・

[ メッセージ編集済み 編集者: himanin 編集日時 2004-09-02 13:15 ]
未記入
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/11/24
投稿数: 121
投稿日時: 2004-09-02 14:22
最初の計算でもいいんじゃないですか?

地元手配できたマネージャA と、遠隔地に人材を求めざるをえなかったマネージャB の
裁量の差とも言える。交通費もプロジェクトの原価とみていいと思います。
プロジェクトのために手配したメンバーの交通費であればなおさら。
Beatle
ぬし
会議室デビュー日: 2003/06/09
投稿数: 394
投稿日時: 2004-09-02 15:06
勘違いにつき削除(^^ゞ

[ メッセージ編集済み 編集者: Beatle 編集日時 2004-09-02 16:43 ]
himanin
常連さん
会議室デビュー日: 2003/01/17
投稿数: 44
お住まい・勤務地: 新潟県
投稿日時: 2004-09-02 15:08
引用:

未記入さんの書き込み (2004-09-02 14:22) より:
最初の計算でもいいんじゃないですか?

地元手配できたマネージャA と、遠隔地に人材を求めざるをえなかったマネージャB の
裁量の差とも言える。交通費もプロジェクトの原価とみていいと思います。
プロジェクトのために手配したメンバーの交通費であればなおさら。


実績になればただのコストですから利益額計算に入りますが、「予算」は計算から除外すべきではないか、というのがBマネージャの主張であり、たーぞうさんの会社で行っていることだと思います。
もちろん見積もりはレビューしており、「実際は250万の交通費を350万だとうそ言ってレビューを通して、顧客提出見積では250万の上乗せだけしかしない」(下記)なんてことはありません。

Bプロジェクト(交通費を見積もりに上乗せした)
受注額 1,250万円 交通費実績250万円(うそ予算350万円) 人件費950万円
利益額 50万円
たーぞうさんの会社での利益率 50/(1,250-350)×100=5.6%
るぱん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/01
投稿数: 1370
投稿日時: 2004-09-02 15:24
るぱんです。
個人的な意見の垂れ流し・・・になります。汗

上意下達でいくか、合意をなるべく取っていくかのやり方の違いも有ると思います。
時間をかける気がないので有れば、「業務命令」として発動し、
上意下達で良いんじゃないですかね?

そのかわり、考えに考えを重ねて絶対に動かさない・・・と言った感じの。
あまりころころ変えると反乱分子が増えるだけです。

あと、「わかりやすい」のが良いと思います。

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