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プロジェクトの納期遅延について
投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 09:17
某企業の電算室にいる者です。
システム再構築に当り、発注先の中堅ソフトハウスの成果物の出来栄えが芳しくありません。 当初納期をすでに経過し、納期延長を幾度か繰り返しており、現在のスケジュールも信用がおける状態でありません。明らかにテストをせずに納品されているものもあり、とても使用に耐えうるレベルでは無いと見ています。 品質が悪いことは先方も認めており、対処中ですが、一向に品質の上がる兆しがなく、無理にカットオーバーすると大混乱を招く恐れがあるので、予定を立てることも難しくなっています。 既に上司は会社に信用が置けないとまで言っており、会社を選定した私の立場も危ういものになってきています。 既に詳細設計までの検収が済ませてしまっており、残りの支払が残っていますが、契約を打切るとか、損害遅延の賠償を請求して通ったとかのケースは実際のところあるものなのでしょうか? ちなみに契約書の書面をそのまま受け取ると発注者側は、受注者側が機密漏洩に相当する事項の無い限り、契約破棄ができないと有ります。特に記述の無い部分は双方合意の上、誠意を持って対処というあいまいな表現が付け加えられてはいます。 こうした事例に直面された方のアドバイスをお願いします。 | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 10:13
もうすでに「契約破棄」という状態まで事態は深刻化してしまっているのでしょうか。 法律の事はよくわかりませんが、よくやる(やられる)手としては、「検収しない」 要するに、契約書とかに「納品後○ヶ月以内に発注側が検収し...」というくだり があると思うのですが、とにかくダメ出しを続けて検収がどんどん遅れていくという 状態になります。あまり好ましくはありませんが... もし、まだそこまで事態が切羽詰っていないのであれば、何故品質が悪いのか、どうい う作業をしているのか、テスト方法は?というような事をもう一度一緒に見直してみて はいかがでしょう。ここに至っては両者とも一緒になって問題解決に当たるようにして みるほうがよろしいかと。先方にも言い分があるかもしれないことですし... | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 10:29
・成果物ができてないのは諦める。
・だけど、もうお金は払わない。 というのが限界だと思いますね。遡って支払分を弁済させたり損害賠償請求をするのは 難しいと思います。というのも、発注側がパーフェクトな仕様書を作成していることが ほとんどなく、相手が強硬姿勢になると、こちらの落ち度も指摘されてしまうからです。 たとえば「あるファイルを開く」という処理があったとき、ファイルが存在しない場合の 例外処理について仕様書に記述されていなかったとします。常識的というか一般的な UI としては、「ファイルが存在しない旨をユーザーに提示し再入力を促す」と思いますが、 「処理系の素のエラー(FileNotFoundとか)を出してプログラムを終了する」という実装も 考えられるわけです。これはプログラムが異常終了してしまうのでバグと考えがちですが、 仕様で未定義なのですから、バグではなく実装のひとつとも言い張れます。 たいてい喧嘩になると、このような「仕様書に書いてない。バグではない」という言い争いに なりますね。挙句の果てに「仕様書の未定義部分が多いから、納期が遅れるのは当然だ」と 言い出す開発もいますね…。私の場合は「たしかに仕様書に書いてない。あなたの裁量に 任せた私が馬鹿だった。」と諦めます。 仕様書に未定義部分がないと自信を持って言えるほど立派な仕様書を書いているのであれば、 損害賠償請求できるかもしれませんが。まず、自社の設計・仕様に落ち度がないかを 確認しておくべきだと思います。 | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 11:00
Beatleさん、未記入さん、
早々にご回答を頂き有難うございます。 Beatleさんの言われるように、そこまで深刻化しているわけではありません。 喧嘩して訴訟問題にまで発展することはおそらくお互いにとってマイナスになることは 間違いないと思いますので、とにかくなんとか立ち上げたいという希望はあります。 今回の場合、要求仕様書として書面提示しているわけではありませんので、 受注者が打ち合わせの結果をシステム化するに際して詳細設計書のレベルにして 承認を取るということになります。 未記入さんの言われるように、その仕様書がパーフェクトでなく、漏れだらけ、 エラー処理の定義どころかファイルのIOも明確にされていない代物、しかも 基本設計がされてないと思われるので、辻褄の合わない部分が一杯あるという 状況です。 「たしかに仕様書に書いてない。あなたの裁量に任せた私が馬鹿だった。」 ことには間違いないですが、自社ですることができるレベルではありませんので、 Beatleさんの言われるように、 時間をかけて、検収せずに我慢強く対応させるしか手は無いのでしょうね? | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 11:06
もし信頼できるソフト会社にあてがあれば、今のソフト会社にそこから人を
送り込めると時間を無駄にしなくていいですよね。(できればチームで) 交渉の中で、「人が足りない」という言葉が言わせられればしめたものです。 あてがなければここで ![]() | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 12:29
きくじろうさんの会社で、最終期限がそれほど明確でないならば、そのほうがよろしい かと。ただ、現状システムの乗せ変えとかで、HOSTのリースアップ期限があるなんて 場合には、ずるずると行くと発注側でも大損害が出ることもあるので、「ほどほどに」と しか言いようがありません。 余談ですが、中小の会社にとっては「検収が遅れる」→「入金が遅れる」というのは、 損害賠償と同じほど「きつ〜い事」なので(金額が大きい場合は特に)、何か手を打つ か、逆に突っ込まれるかもしれませんね。 以前、「賠償金払ってもいいから、もう手を引かせてくれ〜」なんてプロジェクトありま したよ。涙) | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 12:47
更に余談ですが、下請法が適用されるなら支払いの基点は検収でなく納品だったような気が... 法規に詳しくないので間違っているかも(^^;; | ||||
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投稿日時: 2004-09-06 12:56
こんにちは。
大変なプロジェクトのようで… 基準を測れるモノがないように感じます。 そこが明確にならない限り、現状が続くのではないでしょうか。 双方で解決できそうにないのであれば、第三者(コンサルタント等)と投入して、問題の切り分けや仕切り直しをする手もあるかもしれません(当然、費用は発生しますが…)。 発注先にこれ以上お金を払わないにしても、スケジュールが遅れれば きくじろう さんの会社にも損害は発生する(している)と思います。 |