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「SEが業界に精通している」必要があるか?
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 10:57
いつも新米です。
職人って人間国宝とか人間国宝を目指している人達のことですか? 職人の定義は出来ませんけど。 この業界とは無縁の人から見れば、職人だと思っているんじゃないでしょうか? コンピュータという箱に、なにかコツコツ入れると、突然見たこともない絵が出てくるようになるし、途中で止まると、数字が一杯書かれてるを見ながら、直しちゃっていまう。 でも、この業界で人間国宝になった人とか、それを目指してるって聞いたことはありません ![]() | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 13:37
がるです。
…すみません。放置してたわけじゃないんですが、入り込むタイミングを 喪失しておりました(苦笑 って訳で、すれ立てたからって訳でもないのですが、自分的に興味も 多々あったので、ざっくりとまとめてみました。 必要派 ・そもそも「無知識」状態で会話が成り立つのかが疑問 ・知っているからこそ的確な質問が可能 ・伝言ゲームで情報が歪むことへの危惧 ・詳細な業務知識が必要なケースが少なからず存在しうる ・知っていることで業界知識を吸収する上でのバックボーンになる 不要派 ・「暗黙の了解」による意思疎通への齟齬に対する危惧 ・的確なヒアリングで足りない部分は補える ・ヒアリング能力を磨くほうがむしろ重要 ・業務が多様化しているので業界という括りで考える時代ではない ・SEにとってより重要なのは「得られた業務知識をどうシステムで 実現するかを考える能力」である ・学べばよいので出だしでは必要ない(ただし一定フェーズまでには しっかりと修め終わっているべきである) 結局のところ、ほとんどの部分で内容は変わらないよう見える んですね(笑 ただ、業務知識(や業界知識)があるにせよないにせよ、それなりに 落とし穴があるわけで。 そういった落とし穴をどうやって回避していくのか、って言うのが 重要になってくるんだと思います。 大雑把に仮まとめをすると、結局のところ「ヒアリングのスキルと それをいかにシステムに落とすか」につきるのだなぁ、と個人的 には感じました。 ただ、色々と明文化できていったのは、今回とても大きな収穫だと 思います ^^ あと、ちょいとそれ以外の話に軽くレスを。 ---------- SEについて。 Kazさんがおっしゃってる内容とほぼかぶりまくるのですが。
私も同意見で。 SEというものを「一人の人間として」というよりは「一つの技能として」 とらえている部分が、私の中にあるのだと思います。 つまり、私的には、一人の人間がSEでありプログラマでありPMであり、 という状況がありえる、と。 なので、SEという言葉には「設計をする」という役割を当てはめている んだろう、と思うです。 言い方を変えると「設計能力のあるプログラマ」というのは、私的には 「SE+プログラマ」と。 その人が自分の肩書きをどのように名乗るか、ってのはまた別問題として :-P ---------- 職人について 私はよく周囲から「職人」と言われるのですが :-P 彼らが私に対してその発現をするのは、概ね ・技術的/品質的に妥協をしない (予算との相談と天秤はしますが、その範疇で最大限) の一点に尽きるようです。 で、私が常に心がけているのは ・より良いものを そうして、そこから導き出される自問は ・「誰にとって」よいものなのか? ・「よいもの」とはなに? あるいは「よい」とはなに? そーゆーことを考えながらやっています。 …いやまぁそうすると「営業的ご予算のお話」とかが甘くなってしまう のですが(苦笑 でも、古今東西、職人さんってお金には疎いような。 "事"に"仕える"から仕事ってんだ 儲け口より稼ぎ口 少しは経営にも聡くなってみたいものですが。 でもやっぱり私は職人として「よりよい」ものを追求してみたいなぁ、 などと雑感をつらつら。 以上、がるの駄文でした(笑 | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 19:27
職人の特性として「最高の品質で」というのは分かるけど。 「顧客の要望にこたえようとする」っていうのは違うかもしれないよ? 自分の思っている最高のものを作りたいという気持ちは邪魔になることも多い。 実際には品質・コスト・期間など多くの要素がトレードオフの関係にあるわけで、 品質だけを追求する職人志向では、プロジェクトがうまくいくとは限らない。 | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 20:33
簡単に言えば
・頭の良い人は業界に精通していなくても大丈夫 ・頭の悪い人は業界に精通していないと話にならない って事かな | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 21:11
こんばんわ.
ん〜ッ,「職人」のイメージがまちまちのようですが, 出来得る限り「最高の品質で」「顧客の要望にこたえようとする」のが 職人の気質ではないかと... 品質だけしか気にならずに「要望」や「費用対効果」を無視するのは, すでに一流の職人ではない気がします.
あ",至言かも. | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 21:44
おっしゃられていることは、職人というより建築家のように○○家と呼ばれるかたの ように思います。 私としては芸術家志向と言われる方がしっくりきます。 品質の基準は顧客が握っているもので、コスト、期間は品質の中に要素として 含まれるものだと思ってます。 こだわりを仕事としてるのが芸術家。 仕事にこだわっているのが職人。 という感じですね。 職人のイメージが私と違いますねってだけで、 「こだわりで仕事をされては困る」のは同意です。 | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 22:57
るぱんです。
こだわりって、最後に付加価値としてつけるもので、 ベースは顧客の要求にそうことなんだと・・・。 そこまでデキテル人はかっこいいなぁって純粋に思います。 | ||||||||
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投稿日時: 2004-09-16 23:18
自分がそちら方面出身なので... 建築家でも住宅建築を専らとする人はやはり「職人」です. 仕事に掛ける期間や資金は「一般の人」なので, とてもシビアでありながら要求値は高いのです. なので「いかに低資金,短時間で住みよい空間を創造するか?」が 目指すところとなります. ※もっともそうでない人も数多くいるのは否めませんが... そういう意味では,SE に通じるところがあるのではないかと認識しています. そういう人たちは「素材に対する知識」や「空間へのこだわり」は 人並み以上で,さらにはそれを「図面の上で表現する」必要があります. この辺,優れた IT 技術者にも通じるところが無いかな?と思うのです. |