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IBM Power5 プロセッサ

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投稿者投稿内容
zaxx_MD
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/04/21
投稿数: 204
お住まい・勤務地: 千葉県柏市
投稿日時: 2004-10-14 13:37
Power5に関する日本語のWeb情報が少ないように感じます。
PowerPC970についてはAppleのサイトとIBMのサイトにありますが、
Power5については色々探してようやく要点がつかめた程度です。
もっと詳細について解説した資料はないでしょうか?

Power5の特徴
・BackSide 3rd Cache 36MB
・MCMによるPU4チップ+3rdCache4チップの混載
・PUにメインメモリコントローラを搭載
・SMT(IBM版 HyperThreading)に対応
・PU1Chipに2コア搭載
・2コア(1chip)でシステムバス・2nd/3rdキャッシュ共有
・DynamicPowerManagement(IBM版 SpeedStep/LongRun)

不明点
・VM支援ハード(Vanderpool/VT)の搭載
・省電力機能のアプローチ
・ピンアウト(分散バス+RAMx4?)
・メインメモリの種類(DDR2?)
などなど・・・
skulker
ベテラン
会議室デビュー日: 2004/06/08
投稿数: 67
投稿日時: 2004-10-14 14:40
おとなしく英語の資料探したほうがいいんじゃないでしょうか。
Redbooksとか。
zaxx_MD
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/04/21
投稿数: 204
お住まい・勤務地: 千葉県柏市
投稿日時: 2004-10-15 12:15
それもそうですね・・・
Redbooksはソフトウェア関連でしか検索したことがなかったので、
CPUについて検索しようとは思いませんでした。

探したら、これがでてきました。
http://www.redbooks.ibm.com/redpieces/pdfs/sg245768.pdf

自己レスすると
>VM支援ハード(Vanderpool/VT)の搭載
HypervisorというVMのエンジンは
EnchancedSMTによってSMTモードとSingleThreadモードを
動的に切り替えられるので、パーティションの切り替えを効率的に行うことができる・・・
とか書いてあるが、POWER Hypervisorというものが、
ハードウェア支援を必須としいるとは書いてない。
メインフレーム譲りのLPAR機能という紹介からも、
Power5自体にIntelVTのようなものは搭載されていないようだ。
HypervisorはLPARをサービスするOSのに近い物に読み取れた。
HALのような仮想ハードレイヤを提供してくれるらしい。

>省電力機能のアプローチ
スレッドの優先度によって、省電力モードの切り替えを行う。

ダイナミック・クロック・ゲーティングも搭載している。
(実行ユニット毎にクロック供給をコントロールする方式)
また、リーク電流の対策として、高速な動作が必要な回路にのみLow Vtトランジスタ
を使うアプローチをしている。
これにより、EnchancedSMTによるSingleThread実行よりも温度が上昇する
問題を抑えることに成功した。

LongRunやSpeedStepとほぼ同じ機能を有し、
さらにスレッドレベルでの電圧制御機能が追加されている。

>ピンアウト(分散バス+RAMx4?)
Power5はパッケージとしてDualChipModuleとMCMがあり、
DCMの構成は1pu(2core)+1MLDRAM、MCMの構成は4pu(8core)+4MLDRAMになっている。
ピンについてはDCMの写真が載っていて、かなり多くのPINが・・ない。
LGA 775と同じようにソケット側にPINがあるようだ。
MCMについては裏?側の写真がないがDCMの4倍のインタフェース数になる。
Opteronが939pinということを考えるとDCMがそれくらいなら、
MCMはその4倍だから4000pin位に・・・モジュールのサイズも
4倍っぽいけどすごい数だ。

>メインメモリの種類(DDR2?)
これはどうやらPower4(+)と同等のようだ。
Power4の資料をみなければ・・・
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