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デュアルコア マルチCPUのメリット、デメリットは?
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投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2005-12-12 21:01
システム構築するにあたり、必要なサーバ&PCを準備しようとしているのですが
疑問が1点あります。 今回開発中のシステムはマルチスレッドにて処理をおこなうシステムなのですが この場合、デュアルコア対応のCPUを使用したほうがメリットがあると いろいろ調べたら書いてあったのですが、 他にもマルチCPUがあると思います。 こういう場合、デュアルコア、マルチCPUどちらを考えたほうが良いのでしょうか? 基本的に、金額が違うのは分かるのですが、その他に何かメリット、デメリットは ありますでしょうか? | ||||
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投稿日時: 2005-12-13 10:02
マルチコア技術のひとつがデュアルコアだと思っていたのですが、何か分けられてるんですね。 http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/report/2005/0902/001/report20050902001.html _________________ C# と VB.NET の入門サイト じゃんぬねっと日誌 | ||||
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投稿日時: 2005-12-13 10:22
ひとつのCPUパッケージに二つのCPUコアを収めたDualCoreと、ひとつのCPUコアを持つCPUを複数使用するマルチCPUの間の差は以下のような所です。少なくとも現行のCPUでは・・・。
・DualCoreの方が、SingleCoreを二つのせるよりも消費電力が小さい ・CPU内部のメモリキャッシュにてCache Snoopingが必要になった場合、DualCoreの方が高速に動作する。(IntelCPUはこの部分で手を抜いている) 参考:デュアルコア大研究 - アーキテクチャから消費電力まで さらに将来的にはDualCore->MultiCore->ManyCoreと進化していく予定らしいです。 [ メッセージ編集済み 編集者: 甕星 編集日時 2005-12-13 10:27 ] | ||||
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投稿日時: 2005-12-13 12:38
素人考えですが。
他のCPUでキャッシュされている内容を無効化する命令を使うことがあります。 これは非常にコストが高い命令なのですが、マルチCPUよりはマルチコアのほうが コストが少なくてすむんじゃないかしらん。 休んでいたスレッドが動き始める際に、それまで動作していたCPUとは違うCPUに 割り付けられることがあります。その場合のコストもマルチコアのほうが少なく なりそうな気がします。 OpteronとかPOWERとかのNUMAになってるアーキテクチャの場合、OSやライブラリが NUMAを意識してちゃんと割り振ってくれないとパフォーマンスが上がらないことが あります。マルチコアのCPUを1個だけ使う場合にはこの問題は起こらないはず。 いや、ちゃんとしてるOSを使えばいいだろ、という話もありますが マルチコアですべてのコアが全力で動いている場合でもバスの能力は 十分なのかなあ? そうじゃなければNUMAのほうがいいかもですが、 気にすることもないのかしらん? | ||||
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投稿日時: 2005-12-28 15:01
初めまして。こんにちは。
一番単純なメリットは、メンテ、グレードアップが簡便と言うことになるだと個人的に考えます。2個のCPUを交換するよりは、1個の方が時間、作業量、メモリ・マザーとの相性等・・・ デメリットは、システムのフォールトトレランスに対して致命度が高くなることだと個人的に考えます。2個CPUがあればパフォーマンスが落ちるけど何とかシステムを稼働できるかもしれませんが1個CPUでは、交換以外手がないように感じます。 もう一つ消費電力ですが同じプロセス、同じクロック、同じコア電圧、同じキャッシュ構成ならばマルチCPUでもデュアルコアCPUでも大差がないと考えます。 確かにデュアルコアの方がI/Oの回路が無くなりますが内部結線での両者のバス調停回路が内蔵されるはずなので劇的に下がるほどの差ではないように感じてます。 引用されている記事では、シングルコアの方が世代が古く消費電力が高めであり、シングルコアvsデュアルコアの比較としてシングルコアが条件的に不利だと考えます。裏返して考えれば同じパッケージでデュアルコアにするためには、シングルコアより消費電力を小さくしなければ熱設計が不成立になるので相対的に消費電力が小さいといえるかもしれません。 あるタスクに対する電力であれば時間的ファクターも入るので「平均電力がデュアルコアの方が低い」という考え方が出来るかもしれません。 2006年の前半は、消費電力とバスパフォーマンスの面でAMDのAthlon64 X2に一日の長があると考えてます。IntelのMeromと対応したチップセットの詳細情報が公開されないと何ともいえないですが。キャッシュの同一性を800MHzのFSBで処理しているIntelの現在のデュアルコアは、明らかにシングルコアよりバスネックになっている事実を否定できないと考えます。 _________________ ではでは。(^^/ 利休タヌキのxvi30ss | ||||
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投稿日時: 2005-12-28 15:54
忘れてならないメリットにソフトウェアのライセンスがあります。
現在Microsoftの製品などは2COREでも1CPU分のライセンスを支払えば問題ないことになっています。それに追従して他のベンダーも同様のライセンス形態をとっているところが多いようです。 たとえば現在2CPUのシステムでもシステム改変の時などに1CPU、2COREのハードウェアに乗せかえるだけでソフトウェアのライセンス料が半額になるわけです。これらソフトウェアの保守費用なども馬鹿になりません。 これは顧客に対する訴求力が大きいです。 | ||||
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投稿日時: 2005-12-28 23:19
そういえば、Oracle の Licence がまた変わった・・・ Oracleがライセンス大幅引き下げ、マルチコアのUltraSPARC T1は「×0.25」に http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0512/20/news016.html ややこしいですな。 |
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