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スパイラル開発でのスケジュール設計について

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投稿者投稿内容
せんこ
会議室デビュー日: 2004/04/26
投稿数: 18
投稿日時: 2006-01-31 17:44
こんにちは。

主にWEBアプリの開発を行っております。
これまでは形としてウォーターフォール型の開発プロセスにて開発を行って
きました。

WEBアプリの場合、見た目がかなり重要になることから手戻りも多くなって
しまいます。
リリース直前にかなりの修正作業が発生したりすると、テストも十分に
できなかったり品質に問題が発生してしまいます。

そういった背景からスパイラル型の開発手法を取り入れようと思っております。

そこで実際にスパイラル型の開発を行っている方にお聞きしたいのですが、
どのようにスケジュールを組んでいるのでしょうか?
よく見る図だと、要件定義〜テストを[方向付け]-[推敲]-[作成]-[移行]とフェーズを
進めていっているのですが、開発プロジェクトが発足した段階でどのように
スケジュール設計を行えばよいのかいまいちイメージがつかめません。

また見積もりについても、ある程度概算という形でした事前には出せないと思う
のですが、どのようにしていますでしょうか?
開発プロジェクトが終了した段階で「いくらでした」という形で出せればよい
のですが、実際はそのようにはいきません。

実際の現場ではどうなのか教えていただけないでしょうか?
あつしfx
大ベテラン
会議室デビュー日: 2002/04/08
投稿数: 104
お住まい・勤務地: XPできるところ
投稿日時: 2006-01-31 23:41
Web開発だとスパイラルというよりはアジャイルのほうがトレンドっぽいですが。
自分が、個人でWeb開発している場合は大体1週間でできるぐらいのサブシステムにわけて
1週間間隔のウォーターフォールを繰り返すようにやります。
引用:

要件定義〜テストを[方向付け]-[推敲]-[作成]-[移行]と


の元はRUPだと思いますが、各フェーズが一つのウォーターフォールプロセスだと思えば理解しやすいでしょう。
ただ各フェーズでの目的を期間を区切った部分でのおおまかなものとして分割するということです。
_________________
http://aglabo.com/ @Homepage
http://furukawa-select.com/mt/ @Blog
加納正和
ぬし
会議室デビュー日: 2004/01/28
投稿数: 332
お住まい・勤務地: 首都圏
投稿日時: 2006-02-19 17:03
むかーしの話(2003年ごろ)ですが「スパイラル開発」という名目で製品開発
されていたのの、納入受入検査をしていた部隊が居ました(私は単に横目で見ていただけ)

単に受入検査をしているよう(だから開発はしてない)ですが、例えば納入1回目で
「開発された」機能を検査すると通る。でも、納入2回目で同じテストをすると
失敗する(苦笑)ということが発生していました。

しかも、「スパイラル」といっても納入日付を決めるだけで(しかもそれも守られな
かったけど)特に詳細機能は定めなかったらしい(受入検査項目は製品を実行しながら
決めてた)ぐらいなので「スパイラル」といえば「とりあえずいけいけドンドン」と
同義語だと思っております。

とゆーことで「スパイラル」と聞いた瞬間に「ああ、ぶっちゃけ何も計画
しないんだな」と思うことにしてます。。。。いや逆か。

「ぶっちゃけ計画なんて、何も考えてません。出来たらそれもんです」というのを
(もちろん言えないので)「スパイラル」ということにしてます。現場は(苦笑)

だから、

>どのようにスケジュールを組んでいるのでしょうか?

は、「スパイラル」とは「計画を立てない」という意味なので形容矛盾です(苦笑)

。。。え?違うの?
flatline
大ベテラン
会議室デビュー日: 2005/09/22
投稿数: 102
投稿日時: 2006-03-24 13:30
引用:

そこで実際にスパイラル型の開発を行っている方にお聞きしたいのですが、
どのようにスケジュールを組んでいるのでしょうか?
よく見る図だと、要件定義〜テストを[方向付け]-[推敲]-[作成]-[移行]とフェーズを
進めていっているのですが、開発プロジェクトが発足した段階でどのように
スケジュール設計を行えばよいのかいまいちイメージがつかめません。


ぼくも、この問題で試行錯誤しましたが、エンドユーザに「スパイラル型設計です」
という前置きをした上で、あえてスケジュールとは言わず、「イテレーション定義」
という形で提示してます。
各イテレーションのおおざっぱなゴールと期間を決めるだけです。
イテレーションの内容の詳細は、イテレーション開始の直前に決めます。なので、
プロジェクト発足直後であれば、イテレーション0だけ決めます。

引用:

また見積もりについても、ある程度概算という形でした事前には出せないと思う
のですが、どのようにしていますでしょうか?
開発プロジェクトが終了した段階で「いくらでした」という形で出せればよい
のですが、実際はそのようにはいきません。


たぶん全部のプロジェクトに適用はできないでしょうが、「作成する機能」に対して
の見積ではなく、「開発工数」に対する見積として出しますね。
別の言い方をすると「りんごを10個買いたいんだけどいくら?」ではなく、
「1000円あるんだけど、りんごはいくつ買える?」ってことです。
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