@IT情報マネジメント会議室は、2009年4月15日に新システムに移行しました。
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脱・人月
投票結果総投票数:92 | |||
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上手くいく | 6票 | 6.52% | |
上手くいって欲しい | 42票 | 45.65% | |
微妙 | 28票 | 30.43% | |
ダメダメ | 11票 | 11.96% | |
興味ない | 5票 | 5.43% | |
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投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2007-07-20 12:23
スターロジックというSI会社が脱・人月見積もりのプロジェクト管理に積極的に取り組んでいるようです。
(ちなみにこの会社、下請けは一切してないらしい) http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/19/starlogic.html http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070719/277909/ 社長ブログ http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/ 記事より簡単に抜粋して引用
この業界の悪しき習慣の1つとして人月が挙げられることも多いと思いますけど、 「1タスクあたり8万円」という算定方法は成功すると思いますか? 実際に導入を決めるのはお客さんの方ですけど、エンジニア側の考えとして、ご意見いただければ、と思います。 _________________ 『Life's rich Tapestry!!』 | ||||
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投稿日時: 2007-07-20 17:02
上手くいって欲しいに投票しましたが。
懸案事項として考えられるのは 1/3〜1/5になる →受注単価が下がる →利益を出す為には人件費も下げる必要がある →給料が下がる の一番最後を許容出来る風潮になるかどうかという所。 もちろんそれを上回る受注が取れれば別ですが。 と言う事はつまり結局の所 下がった給料でやっていける様に日本の物価が下がる事 当然それに伴う税金等が下がる事 に行き着くかと。 と言う事は… 税金の無駄遣いを止めないこの国で成り立つのか? と言う所に行き着く気が… | ||||
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投稿日時: 2007-07-20 18:01
行き着かないと思いますよ。 普通に下請けなどしないから自分達のやり方で出来る。 自分達のやり方で出来るから自動生成などをきちんと使って1機能あたりに必要な工数を抑える。 工数が抑えられれば人件費がかからなくなるので必要な予算が下がる。 だから安くなる。 問題は彼らのやり方が通用しない事が多くなった時でしょうね。 記事の中でも書いてあると思いますが、 複雑なやつは別途金貰うので自分達のやり方が通用しない場合には 結局、金がかかるので他と変わらないという場合。 要はまともに技術を駆使する会社なんで自分達所でもきちんと技術使って 必要じゃない人間はかけませんって事では。 んで、ある程度大丈夫になったから他との差別化で人月止めた!! とぶち上げた。 他は自動化などが遅れているので自分達の方が安く出来る事がきちんと証明されれば 需要はついてくるって感じなのかな。 | ||||
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投稿日時: 2007-07-20 18:30
頭数いくらの契約をしていると、技術力とか生産性とかは売り上げにならんのですよ。
つまり、技術は金にならないということになる。 人売りの会社が技術力とか生産性に無関心なのは、その動機がないからなんですね。 仕事の内容についていくらという契約になっていると、 技術力や生産性の向上で利幅がどんどん増えるわけですね。 技術が金になるようになる。だから品質向上の動機付けが生まれる。 そうすると、業界は健全な方向に行くと思いますね。 | ||||
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投稿日時: 2007-07-23 23:06
ツッコミどころからいってみましょうか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070719/277909/ こっちの記事では、一般的な生産管理システムで500万と言っといて、 http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/19/starlogic.html こっちでは従来価格の1/3-1/5って。 一般的な生産管理システムの価格が1500-2500万ってこと? どこが出してる価格だ? ITProの画面を見る限りだとFileMakerで作れそうな代物に見えるけど、 500万でも高くない? 考え方自体は、FP法などと同じ考え方で、 規模を見積もる根拠として要件定義カードを使ってるからスジは悪くない。 生産実績データの蓄積があればいけるでしょう。 FP法使っても同等のことができるわけですが、 (実際に1FPあたりいくらという価格体系もある) あまり世の中では使われていません。 このあたりの手法が広まらない理由が、脱・人月にならない理由じゃないですかね。 | ||||
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投稿日時: 2007-07-24 01:37
「人月算出を悪者扱いするとは、少し旬が過ぎているのでは?」と思いました。
ネットを意識しての話であれば面白いネタですね。もし雑誌で人月の話をカットして、見える化と新しい見積り手法に終始した話に変えているならばメディアを上手く使われる方だなと評価します。 エンジニアとして気になるのは、タスクの分割コストと各タスクの統合コストに触れていない点です。追跡取材を是非おねがいしたいですね。 | ||||
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投稿日時: 2007-07-24 01:57
そういった算定方法だけではまず成功しません。 記事から成功をイメージできる点としては、システム導入を要件定義完成時点で2つに分けて、前半をユーザー責任、後半を開発責任として両方に対する手を打っていることがあげられます。 前半の問題点の2つである、 ・経営者の目的と思いがうまくプロジェクトに生かされていないケースが多い。 ・ユーザーが自分たちで要件をまとめることができればよいが,通常ユーザーにはそのスキルはない。 これらに対してツールとセミナーが準備されています。セミナーの「何を決めればいいのか,どういう風に進めればいいのか」に関しては、「どういう風に進めればいいのか」は具体的に話をされると思いますが、「何を決めればいいのか」はどういう話をされるんでしょうね? ここが具体的ならコンサルティング的で、抽象的ならコーチングでしょうね。 いずれにしても要件定義に関してはサポート(WILLの陰に隠れがちなMUSTをきっちり引き出す等)はするもののユーザーに責任を負ってもらうのだと思います。 これらで後半での手戻りを極力なくす前半を築きます。 後半のポイントは、 ・実装工程の生産性を上げるため,要件からプログラムを可能な限り自動生成するためのツールを整備してきた。 だと思います。 実際の開発では同じ規模のシステムを構築するのでも工期によって工数は変動します。言うまでもないですが、一人で全てをこなす場合がもっとも工数は少なくなります。 「1タスクあたり8万円」と言い切ってしまうのは、開発の多くの部分をスキルをあまり必要としない「作業」にしてしまっているからではないでしょうか。だから「ただし複雑なユーザーインタフェース,帳票は個別見積」なのでしょう。 開発会社として損をしない為には、 ・手持ちの(作ってある)ものをベースに商売する ・業務をよくわかっている(前半のリスクが少ない)相手と商売する。 ・コストがかかった分だけもらう 等がありますが、競争になったら「コストがかかった分だけもらう」は弱いですから、こういった会社は今後も増えてくると思います。 | ||||
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投稿日時: 2007-07-24 02:07
「微妙」に入れました。
通常、いろいろ新しいことをやろうとすることは生産性の向上になります。 要するに何だっていいわけです。毎日同じことをしようとするより、 新しくなにかをしようとするほうがやる気が上がることも多いでしょう。 ただ、、、その8万はなんの8万かは実際上何を見ても分からないわけですから 「だから」受注できるかどうかは微妙のような気はします。 現状、モチベーションが低下しまくってるのは、給料が安すぎて 将来生活できなさそうなことなので、私には関係ないことだとは思います。 いまの大企業ピラミッドは、資本の大きさから来ているので、そういう意味でも「微妙」っす。 純粋に技術的に言えば「8万」で出来る範囲を一枚のカードに乗せる範囲のタスク?要求? を見切れる人か組織がやれば無茶ではないと思いますけど。 30枚行ったら、他の5枚を追加する場合は、接続するタスク3枚とかがあるんでしょうかね。 |