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ユーザ目線のシステム作り:SOA(BPM+Web2.0)
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 00:44
加納です。
#いつもの通り、適当に無視してください。 #勝手にやってますので。
やです。んなもんありきでシステム設計しません。「まず」「もってきます」なんてしません。 なぜって、単なる無駄ですから。「関係者同士のコラボレーション」というと聞こえはいいけど、要するに「書類」をさっさと決めればいいだけでしょ。「前もって」システムで冗長性としてのCMSありきで設計してあげる必要なんかあり得ません。 システムを設計した後で後付ならありうるかもしれないですが。 以下の例でもありえない状態爆発です。
馬鹿げてます。単にファイルサーバにおいとけばCMSの設計さえ不要なのに。
それを「ノンコーディング」と主張しますか?業務設計の一部で、意外と難しいのに? それできるのを「SE」と呼ぶのですが。。。。CMS使ったって一緒ですよ。道具の問題じゃないから。
それもありえません。「何か言いながら」なんぞあるはずがない。「誰が」言うわけですか。「業務」を行う人は「定義上」発言なんかしませんよ。「業務」が出来なければしないだけですから。
「業務」での作業を集めても「集合知」ではありません。皆が考えたものではないからです。しかも「業務」遂行者は、その「参加型」のシステムに書き込む理由は一つもありません。それは「業務」を行う人間の定義に反しています。 「業務」にフィードバックするのは「業務」ではありません。だってそれだと「業務」が変化してしまいますから「業務」を行っていないことになります。原理上。 ということで、どれも利点になってません。「誰の」利点なのかという視点がないのと、そもそも「システム」としての利点には、どれ一つとしてなっていないからです。
CMSの導入で「業務」の決定が「電話」より遅くなってるのでは? 鶴の一声で決めればいいだけです。「業務」を決める人が。 経緯を見れるようにする必要は、誰のメリットですか?「主語」はちゃんとしましょう。 経緯が必要な重要な業務は、そもそもこんな程度で決めてはいけません。 そうでない場合は、経緯なんかどっちでもいいだけです。
あほらしいです。「誰」がアドバイスするって?ベテランの人が?無駄なだけです。だって そんなことをできるのなら、その「ベテラン」が業務をすればいいだけです。 そうじゃない場合は、実際のところ「業務」を出来ないわけだから、そんな人の話を効くだけ無駄です。と「業務」を行う人は思うでしょう。というか私はそう思います。 しかも「ベテラン」だと「ちょっと」時間を割いてくれてもいいだろうって感じですが。 じゃあCMSなんてさらに不要です。「ちょっと」の時間をみんなが割いて上げれるんでしょ? その「ちょっと」ですべてきめればいいだけでしょ。 その「ちょっと」がないからシステム設計するわけで。矛盾があります。
「誰の」コンプライアンスですって?ちなみに「電話」で済む程度の情報開示にコンプライアンスなんて無関係だし、そもそもCMSで情報開示しても、誰も見ないと思います。 しかも、改ざんを許さないわけですか?CMSだってデータを改ざんできますよ(Ploneはさぞかしたいへんでしょうが)
ミクロワークフローとやらでやりたければ、やればいいと思います。 やるのはかまいませんが、、これって「業務」には不要ですよね? 私がやるなら、「まず」CMSで設計するなんて考えません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 10:21
markです。
ここで企業システムにWeb2.0を持ち込むことについて考えてみます。私は、ネットの世界もエンタープライズの世界も別物として考えることは全くしません。ですから、必要であればどんどん活用していったらいいと思っています。 Web2.0がバズワードかどうかもありますが、私はそうではなくかなり変革的な要素がある新たな思想であり、サービスであり、技術であると考えています。 Web2.0というとついgoogle、Anazon、Yahooといった企業あるいはWikipedia、SNS、ブログ、Youtubeといったサービスといったことに注目するが、実は重要なことは、そこにある思想と支える技術の両面をきちんと理解することではないでしょうか。 最初に技術的な側面ですが、Web2.0の技術に関するキーワードを「WEB2.0 キーワードブック」(翔泳社)から拾ってみると、REST、XML、RSS/ATOM、URI、Ajax、Mashup、microformats、WebAPI、PageRank、Skypeなどがあげられています。 すでに企業情報システムに入っている技術もありますが、今後それぞれが多かれ少なかれ影響を与えていくものと思われます。ここで技術の詳細について述べませんが(私には無理ですが)、Web2.0的技術に共通する特徴は「目的を実現するためのチープなソフトウエア技術」であると思っています。従って、安価なシステム作りには有用なものになっていくでしょう。 私は、技術もさることながら思想的な側面が重要であると考えています。 さて、その思想ですが、有名なO’Reillyが作成した「Web2.0ミームマップ」を見るとWeb2.0の概念がだいたいわかります。この中から、BPMあるいは企業情報システムと関連する記述を見てみましょう。 まずは、情報のハンドリングについては、「情報の自己コントロール」「集合知の利用」「参加のアーキテクチャ」があります。すなわち、Wikipediaに代表されるようにみんなが知恵を出し合ってできたものが一番いいものができるということ、さらにSNS、ブログ、Amazonnレビューのような皆が情報の発信者になれるということで、こうしたユーザを信頼する楽天的民主主義の色合いが強くでているのがわかります。 システムのつくりみたいな領域では、「プラットフォームとしてのウェブ」、「パッケージソフトウエアではなくサービス」「永久にベータ版」、「利用者が増えるほど改善されるソフトウエア」、「モジュール化とゆるやかな統合(コンポーネントとしてのウェブ)」といったところになりますが、これまで議論してきたことに大いに関連していると思いませんか。Webの世界と企業情報システムサイドとがだんだん近づいてくるように思えます。 ただし、ここで重要なことはWeb2.0の世界というのは、既成の概念を打ち破るパラダイムシフトのことですから、企業にとっても情報システムだけの話ではなく、企業体質、組織、仕事のやり方などが変革されなければ受け入れられない思想なのです。次世代の企業をめざすのなら、Web2.0的体質にならなくてはいけないし、脱皮できた企業が生き残っていくような気がする。 Web2.0によってもたらされた変化はいったい何なのだろうか。企業にインパクトを与えるものとしては、まず参加型のアーキテクチャがあげられる。ブログやソーシャルネットワークに代表されるように誰でも情報発信できるようになったことが大きい。これまで情報交換はせいぜいメール(メーリングリスト)ぐらいでしたが、これからは社内ブログのようなものも出てくるでしょうし(もう入っているところも増えています)、社外に対しても積極的に情報発信していかないといけなくなるわけで、これは、結果的に情報共有、情報公開ということが非常に重要な要素となり、平気で「不都合な真実」を隠蔽するような企業は生き残れなくなる。 この参加型のアーキテクチャというのは、従来の階層型の組織では受け入れられない考え方で、組織をフラット化してこそ生きてくる。実は、ミクロワークフローという仕事のやり方について書いたが、これがまさに参加型のワークフローなのだ。従来のように階層化された組織を順番に仕事を流していくやり方では、そのフローのなかで業務処理の状況がどうなっているのかわからないまま、自分のところに“さあ、承認お願いします”と来ても困ってしまう。最初から利害関係者が参加し、そこで意見交換しながら仕事を進めていけば、自ずと意思決定も早くなるのではないでしょうか。 またオープンソースプログラムのようにネット上にソースを公開し、そこに誰でもアクセスでき、知恵を出し合いながら作り上げる。こうした、知的生産活動はいままでのように個人で仕事を抱え込み、また抱え込むことで自分の存在価値を確認しているようなやりかたと違い、「永久にベータ版」として早めに衆知にさらせば、知的生産活動で生み出される情報の質はかなり向上する。要するに、社内の情報を握っているだけで部長になるようなことがなくなっていくということだ。 いまや、こうした情報リテラシーをもった若者がどんどん会社に入ってきている時代だ。会社自体も会社2.0に変貌していかないと、入社したはいいが3年で辞めていかれてしまうのではないでしょうか。 さらに、これまで自分のデスクトップ上にあったデータをネットワーク側に蓄積するようになり、それを基にネットワーク側から様々なサービスが提供されるようになった。それとソフトウエアが無料で使え、インターフェースも標準化され、簡単にHack、Mashupできてしまいます。ちなみに、本技法でもCMSとBPMSのMashUpと言えないこともありません。 こうしたWeb2.0の思想が企業システムのなかにの浸透していく中で、それに対応していくことが求められているように感じています。 [ メッセージ編集済み 編集者: mark 編集日時 2008-01-16 11:22 ] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 10:50
こんにちは。↑の要点だけ身勝手に凝縮してみました。
なるべく原文からの文字削除だけに留めたつもりです。ご容赦を。
ここで企業システムにWeb2.0を持ち込むことについて考えてみます。 Web2.0に重要なことは、そこにある思想と支える技術の両面をきちんと理解すること Web2.0的技術に共通する特徴は「目的を実現するためのチープなソフトウエア技術」である Web2.0には技術もさることながら思想的な側面が重要である ・情報のハンドリング。これはユーザを信頼する楽天的民主主義の色合いが強い ・システムのつくり。これまで議論してきたことに大いに関連している Web2.0の世界というのは、既成の概念を打ち破るパラダイムシフトのこと 次世代の企業をめざすのなら、Web2.0的体質にならなくてはいけない Web2.0によってもたらされた変化はいったい何なのだろうか。 企業にインパクトを与えるものとしては、まず参加型のアーキテクチャがあげられる。 この参加型のアーキテクチャというのは、従来の階層型の組織では受け入れられない考え方で、 組織をフラット化してこそ生きてくる。 いままでのように個人で仕事を抱え込まずに早めに衆知にさらせば、 知的生産活動は生み出される情報の質はかなり向上する | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 12:51
Web2.0ってB2C的な世界で、いままで一方向だった情報の流れが、
ユーザ参加型の双方向になったという変化ですよね? B2C的なというか、インターネット上では静的HTML→動的HTMLによる参加型という 変化はあったけど、それはそもそもWebのブラウジングにおける革新であって 企業システムの革新とは全然別モノなんだけどなぁ。 企業インフラの場合、別にWebシステムである必要はなかったから、 昔から社員参加型のシステムって構築されていたでしょう? それがLAN内でもWeb化しはじめたってのが2000年前後の話で。 企業システムがクライアントサーバ方式からWebシステムに変化した。 それは動的HTML技術が進んだ故に、クライアントサーバ型システムを 置き換えることが可能になったという話で、最初からWeb2.0でしょ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 23:26
大変失礼な言い方になると思いますが、
IBM Notes とどう違ってくるのでしょうか? 実現できるものは、ほとんど変わらないと思うのですが? 使い勝手はともかくとして、ワークフローやらなにやら、 ほとんどやれるのですが。 ノンコーディングというわけには行かないのですけど。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-16 23:35
複数の情報や技術、デザインや構成などを複雑に絡めた、流行を敏感に取り入れたような サイトに対してWeb2.0と名付けました。その対語という意味で、静的なHTMLを表示するだけの 初期のサイト構成がWeb1.0と呼ばれるようになりました。 1.0と2.0の中間にあるものという意味で、動的なWebサイトはWeb1.5と言ったりします。 そのような分類方法では、CMSはWeb1.5に属します。 さて、Web2.0のご説明はmarkさんのおっしゃる通りなのですが、最終目標はCMS+BPMの 融合というWeb1.5のように思えます。いかがでしょうか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-17 01:12
加納です。
#なぜかこっちに(苦笑)
どの企業も「改善」をしている「つもり」です。つまり「現状」Web2.0的体質で「ある」というのが「ビジネス指向、ユーザ目線」です。 SOAとかとりあえず名づけた機能が入っていればそれで「Web 2.0的」ですから。
受け入れられない?どの会社も自分の会社は受け入れてるものと思ってますが? 「実際」には、もちろんそんなことはないわけですが。 あの〜「ユーザ目線」はどこに?
周知にさらしても放置プレー。で自分に降りかかったときだけフォロー (要するに文句を言う)する。というだけなのでは。
その感じは、気のせいです。Web2.0「だと勝手にユーザ目線にて思い込んだもの」が 浸透しているのは確かですが。 それこそ「ユーザ目線」(の一つ)でしょう。大切にするはずだったのでは。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2008-01-18 14:24
markです。
さてこれまでは、業務機能の話が中心でしたが、これからプロセスの話になります。業務機能のところはWeb2.0的な考えでは、双方向コミュニケーションの登場は大きいと思います。ただ、技法にWeb2.0という名前を付けておいて言うのもなんなのですが、Web2.0なのかそうでないのかというような議論はちと違うのじゃないかと思っています。前にも書いていますように、ユーザのビジネスにとって、ここで提示している技法なり、考え方が有効なのかどうかということが議論のポイントですので、怒られるかもしれませんが、極端な話Web2.0でなくてもいいわけです。しかしいろいろ検討してみたら、ユーザの要望に答えられるためにはWeb2.0的なものを使った方がいいのではないかと言っているのです。 このプロセスを表現するのにBPMSを使っています。 BPMという言葉は私は2000年ころから聞くようになり、2002年ころに実際に使って見ました。当時は、そのほかWebサービスとかASP(Application Service Provider)というような言葉が出始めていて、今のSOA、SaaSというアーキテクチャのはしりの時期であったように思います。ただ、その当時はまだ技術的にも成熟していなかったりでなかなか浸透していかなかったのですが、そういう意味ではやっと認知されてきたようです。最近はメディアに登場することも多くなってきています。 それでは、なぜBPMが注目されてきているのでしょうか。いまは、内部統制や業務の見える化だとか、サービス志向といった要請、またSOAとの相性から語られることがあると思いますが、私の個人的な見方として、そういった背景が登場する前に次のような問題意識があったと思っています。 企業情報システムは、レガシーにしてもERPやその他の業務パッケージにしてもプロセスという意識は希薄だったように思います。すなわち、機能・プロセス・データがひと塊のものになっていて、プロセスが隠れてしまっていました。別の言い方をするとif文を伴ったプログラムでフローを記述していました。それを、見えるような形にしたかったのです。 つぎにBPMについてみてみましょう。BPMというのは、ひとによりその理解の仕方や定義がそれまではまちまちになっているところがあります。そのアプローチのしかたを私なりに分類すると、次のようなものがあげられます。 @企業の業務を分類・定義し、モデル化・体系化を行ない、そこで作られた業務モデルをテンプレート化し、ベストプラクティスとして利用する。 A企業の業務をフロー図などに書き出し可視化し、その業務フローを標準化・最適化する。 B機能をBPMで組み合わせて業務プロセスを構築し、ビジネスからの変更要求に柔軟かつ迅速に対応できるようにする。 C BPMを使ってSOAの仕組みを構築し、システムの保守性を向上させる。 ところで、BPMを考えるうえで重要な視点はいったい何でしょうか。それは、BPMの最終ゴールはどこにあるだろうかということに他ならない。そして最も適した答えは、「事業の役に立つ業務プロセスをつくること」ではないでしょうか。これに対応するのはBのアプローチが実践的であると考えたわけです。 ですから、「BPWeb2.0」というのは、Bのボトムアップアプローチです。前にも述べましたが、@Aはトップダウンアプローチに近いものですが、別に否定するものではなく、両方からのアプローチがあると考えます。 どういうことかというと、それぞれの会社のIT化度合いや成熟度により違ってきます。例えば、それこそどういう風にシステムを構築しなくてはいけないかがわかっていないようなところにはトップダウン的にあるべき姿を提示することも必要です。 一方、システム化の対象プロセスがわかっているよなところにはボトムアップでもかまわないように思うのです。 結局、Bのアプローチをとるということは、事業部長や営業部長のようなミドルマネジメントに対し、かれらが責任を負っている業務プロセスをかれらのてのひらに乗せてあげることがBPMの役割だと考えています。 |