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情報ガバナンス(ITガバナンスについて)
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-18 19:21
はじめまして、rinと申します。
情報ガバナンスについて皆さんのご意見を賜りたいのですが、 個人的な見解を述べますと、情報ガバナンス欠如はSCMやCRM といったソリューションを導入する際の失敗について、 その欠如が非常に重要な要素となっていると考える のですが、この見解は正しいでしょうか? さらに、今後その定義の拡張やその重要性の動向など どのような展開をみせていくと思われますか? 稚拙な書き込みで申し訳ありませんが、 皆様よろしくご意見賜りたいと思います。 | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-19 12:13
ども。がるともうします。
んと、難しい単語が苦手なので、ものごっつく平たくつぶしてみます(笑 ガバナンス。 意思決定の仕組み。 さらにぶっちゃけると「"なにをどうしたい"っていう基準は?」 こんな程度だと思ってます。 人間一個人であれば「自問自答」という便利な手段があるのですが (でも自問自答で自分が見えない人も多いのですが :-P)。 これが組織になると、ワンマンでない限りは話し合いによる「方向性の 統一」とかが必要になりますし。 ワンマンであってですら、「自問自答」しかる後に「告知」という 手順が必要になります。 で、これはどんなものにも共通するのですが。 基準が明確になっていなければ、大抵の場合はコケます。うまく 行きません。 で、いわゆるITソリューション(この単語嫌いだなぁ(笑))の場合に わりと顕著で。 多くの経営者が 「よくわからないけどITソリューションっていう魔法を使うと なんでもうまくいくようになるから金使って解決ぢゃ〜」 という身もふたもない発想になっています。 ITソリューションの名の下に作成されるものが「ただの道具」で あることを忘れて。 近似値として。 「Java(昨今だと.NETとかC#とか)を使えばすべてがうまくいく〜」 という技術者とか。 # 不思議と、これをC++とかC言語とかで発言する人はめったにいない。 # UNIXはこの傾向が少ないと思ってたんだけど、最近Linuxでこの # 発言をする傾向が増えてきたように思う。 とりあえず「この世に魔法はない」と一言でよく片付けます。 っつか一応その筋(魔法/オカルト系)の人たちのために弁明しておくと。 魔法(魔術)は「明確な意思の力によって変化を起こす技法」です。 そういう意味では、多くの人たちの発想は魔法ですらありません。 近しいのは奇跡? でも奇跡も明確な祈りの元だしなぁ…… 話がそれてきたので元に戻して。 重要なのは「何のために/何をしたい」のか。 ここに尽きるのではないか、と。 ごく当然の話なのですが簡単に忘れてしまう。だから、多くの人々が 色々な言葉をつかって手を変え品を変え同じ事を言っているのでは ないかなぁ、と思います。 で、そういう意味で
というのはまさにそのとおりではないかなぁ、と。 無論それ以外の原因もありはすると思うのですが。 重要性については「極めて重要」である以上、あとは重要性の 変化ではなくて認識の変化だけなのではないだろうか、と思って ます。 ちっと長文になりましたが。 なにか突込みやらなにやらありましたらお気軽に(^^ | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-19 13:15
るぱんです。
個人的な意見です。 ガバナンス=統治 ってなだけなんですけどね。 浅慮かつ短絡思考がまずいんじゃないかと。 ステレオタイプ大嫌いです。見方が一つしかないんですもん。 統治する為には上手くいくようにずっと考えつづけないといけないと思うんです。 現実問題は、地道にじっくりやる以外にないんじゃないですかねぇ? | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-19 17:27
はじめまして。
はにまる と申します。 ”CRM/SCMの失敗と情報ガバナンスの関係について” 個人的には関係無いと考えます。 SCM 自社ITポリシーは、取引先には関係ありません。 公開型逆オークション(自社完結システム)であれば 多少なり関係するかもしれませんが、、、 CRM 結局、導入企業の顧客にとってサービスが向上し リピータが増える事が目的なので、 自社のITポリシーは関係ありません。 それよりも、がるがるさん や るぱんさん の意見の様に 導入企業の怠慢や幻想が問題と思います。 (でも、システム業界の営業がその気にさせているんでしょうね、) ”情報ガバナンス”についてですが、 1.企業トップがリーダシップを発揮し、 2.ITが自社もたらす利益と脅威について正しい認識をされ 3.基本的なプロジェクトの成功ノウハウを手中している のならばいいのですが、 それ以前の状態であれば、 コミュニケーション能力が無いのに英会話を勉強する様な物です。 (つまり、それ以前って事ですよね、) 実際に大半の日本企業はそこまで至っていないのでは無いでしょうか? 無論、先鋭の企業もあるので”情報ガバナンス”を話す必要はあると思いますが、 ここまで、話が持ち上がるのは如何な物かと思います。 以上が個人的見解です。 | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-20 10:33
すみません、脱線です。
あと、「よくわからないけどオープンソースとやらを使うと コストが削減できて万歳じゃ〜」とか ![]() コストを削減できる場合とかえって高くつく場合とがあるし。 コストを削ったときには、いいことずくめの場合もあれば 機能もいっしょに削ったりリスクをしょいこんだりする場合も 当然あるわけで。
「Lispを使えばすべてがうまくいく〜」という Eric Raymond とか、 いるですねえ ![]() | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-20 17:38
私が思う「ITガバナンス」とは、ようは「で、いくら儲かるの?」ということを
個々の従業員、経営者が常に心にとめておくべきことだと思います。 低俗な例で言えば、ウエブブラウザでクラサバ風にファンクションキーが使えるようにしたいという要件があった場合、それによるオペレータ作業効率の向上と、その機能を実装するのに要する工数増、デバック、メンテナンス、改修容易性の低下をトレードオフして、結局いくら儲かるのってことだと思います。 コンサルや、SE、PGは業務効率化は考えますが、投資対効果について考えることはまずありません。ようは金儲けのために必要なITを見極めるってことでしょうか? | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-20 18:53
最近EAとか言われてきてますが、
それって役員の仕事だろ! とか思う今日この頃です。 上層部がいかにしてお金をもうけるか 一生懸命考えてないんですよね。 自分の組織だろ? 自分で少しは考えてみろ! なのではないかと。。。 1.組織論に舞い戻ってこういう組織が丈夫でしょう。 ↓ 2.だからこういうシステムが必要なんです。 ↓ 3.その為には金額はコレだけかかります。 理論的には間違っていないけど、 喧嘩になるよ・・・。 ってより、うまくいかなくなったときの責任の擦り付け合い・・・かな? 自分がしっかりと自分の足元見つめるのが大事ではないかと。。。 でも、また一ブーム来るかもしれないな・・・。 | ||||||||
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投稿日時: 2003-12-22 02:45
はじめまして、ひろです。
いままで、ITの失敗=IT部門の問題にしとけばよかったのが、 そうではなくなってきて、人・物・金と同じレベルで 経営幹部がちゃんとリーダシップをとって、社員全員に 意識させるべきということでようか。 メルマガを通じて皆さんと考えて行きたいと思います。 ご意見・ご感想などお待ちしています。 失敗事例に学ぶ『我社のケチケチ、システム構築術』 http://www.mag2.com/m/0000122052.htm |