機能種別
コマンド
機能概要
適用
タイミング
参照
認証
LOGIN ユーザー名 パスワード ログインを行う
N
RFC2060
AUTHENTICATE 認証方法名 指定した認証方法でログイン動作を開始する。以降のログイン動作は認証方法により異なる。RFC2222他により、それぞれの認証方法での動作を定義している
N
RFC2060
LOGOUT ログアウトする
A
RFC2060
メールボックス管理
SELECT メールボックス名 メールボックスを選択する。以降のメール操作は、そのメールボックス内の操作となる
A
RFC2060
EXAMINE メールボックス名 読み込み専用でSELECTを行う
A
RFC2060
CREATE メールボックス名 指定したメールボックスを新規作成する
A
RFC2060
DELETE メールボックス名 指定したメールボックスを削除する
A
RFC2060
RENAME 旧メールボックス名 新メールボックス名 メールボックス名を変更する
A
RFC2060
SUBSCRIBE メールボックス名 指定したメールボックスを購読する
A
RFC2060
UNSUBSCRIBE メールボックス名 指定したメールボックスの購読をやめる
A
RFC2060
LIST 参照位置 ワイルドカード メールボックスの一覧を表示する
A
RFC2060
RLIST 参照位置 ワイルドカード 他サーバのメールボックス(リモート・メールボックス)を含めての一覧を表示する
A
RFC2193
LSUB 参照位置 ワイルドカード 購読しているメールボックスの一覧を表示する
A
RFC2060
RLSUB 参照位置 ワイルドカード 他サーバのメールボックスを含め購読しているメールボックスの一覧を表示する
A
RFC2193
STATUS メールボックス名 取得ステータス 指定したメールボックスのステータスを表示する
A
RFC2060
CHECK チェックポイントを明示的に発生させる
S
RFC2060
CLOSE メールボックスの選択を終了する
S
RFC2060
メール操作
APPEND メールボックス名 [フラグ] [Date] メール内容 指定したメールボックスに任意のメール内容を追加する
A
RFC2060
EXPUNGE 現在\Deletedフラグの立っているメールをすべて物理的に削除する
S
RFC2060
SEARCH [キャラクタセット] 検索条件 指定された検索条件やキャラクタセットに従ったメールの検索を行う
S
RFC2060
FETCH メッセージ番号 取得データ種類 メールメッセージの取得を行う。取得データ種類を指定してメールの一部のみやフラグを取得することもできる
S
RFC2060
STORE メッセージ番号 フラグ状態 フラグ名 指定したメッセージ番号のメールのフラグを変更する
S
RFC2060
COPY メッセージ番号 メールボックス名 指定したメッセージ番号のメールを、指定したメールボックスへコピーする
S
RFC2060
UID コマンド/引数 COPY、FETCH、STOREコマンドをUIDを用いて実行する(RFC2359ではEXPUNGEにも適用して、\Deletedフラグの付加なしに直接UIDを用いて削除できるように拡張している)
S
RFC2060
状態
CAPABILITY サーバの提供する機能一覧を表示する
E
RFC2060
NOOP 何もしない
E
RFC2060
その他
IDLE サーバがアイドル状態に移行するよう指示する
E
RFC2177
NAMESPACE 名前空間の一覧を表示する
E
RFC2342
GETQUOTA 資源名 使用できるディスク容量値を表示する
 
RFC2087
SETQUOTA 資源制限リスト 使用できるディスク容量値を設定する
 
RFC2087
GETQUOTAROOT メールボックス名 指定されたメールボックスのQUOTAを表示する
 
RFC2087
*各コマンドは、それぞれ以下に示す状態の時のみ有効である
N……非認証時
A……認証時
S……認証/メールボックス選択時
E……すべて
別表1 IMAP4のコマンド一覧