キリンビールが全社PC1万台にファイル暗号化ソフトを導入

2006/6/1

 NECネクサソリューションズとNECは5月31日、麒麟麦酒(キリンビール)およびグループ会社のPC約1万台を対象にファイル暗号化ソフトを導入、本格的な稼働を開始したと発表した。

 キリンビールでは、2004年から個人情報保護規定・情報セキュリティ規定を制定するなど、全社的な情報セキュリティ対策に取り組んでおり、今回の暗号化ソフト導入もその一環。

 NECネクサソリューションズ/NECが納入したのは「InfoCage(インフォケイジ)/ファイル暗号」で、ファイルを外部記憶装置へホ損する際に自動的に暗号化を行う製品。導入は今年1月から行われ、NECが新たに開発した「ワンクリックインストーラ」により、1万以上のPCに対して約1カ月で展開を実現した。

 なお、5月からはキリンビバレッジの約3000台のPCにも導入が行われている。

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NECネクサソリューションズの発表資料
麒麟麦酒
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