オープンソースCRM「SugerCRM」を富士通SSLが取り扱い開始

2006/10/11

　富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ（富士通SSL）は10月10日、米国SugarCRM社のソフトウェア製品商用版「SugarCRM」の正規代理店であるケアブレインズと販売代理店契約を締結し、同製品を10月16日より販売開始すると発表した。

　SugarCRMは米国SugarCRM社とオープンソース開発コミュニティが開発するCRMソフトウェア製品で、無償公開されているオープンソース版Sugar Opensourse、企業向けに拡張機能とサポートが付加された有償版のSugar Enterprise、Sugar Professionalがある。

　富士通SSLが販売するのは契約管理、見積管理、レポーティングなどの拡張機能が付加された商用版。これにスタートアップ、カスタマイズ、運用サポートといった付帯サービスが追加される。価格は、本体製品である商用版SugarCRM Sugar Professionalが3万円、同Enterpriseが6万円（ともに1ユーザー当たり／年間）。スタートアップサービスは100万円から、カスタマイズサービスと運用サポートサービスは個別見積もりとなる。富士通SSLでは、中堅企業を対象に今後3年で5億円の売り上げを見込んでいる。

[関連リンク]
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリの発表資料
ケアブレインズの発表資料

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