鹿児島銀行、国際勘定系システムをASPサービスにアウトソース化

2006/10/31

 ニイウスは10月30日、鹿児島銀行から国際勘定系システムの受託サービスを受注したと発表した。サービス開始は2008年の予定。

 これは、鹿児島銀行が自行運用していた国際勘定系システムをニイウスのASPサービス「BANK/ORFE 国際勘定系オンラインサービス」に変更するもの。同サービスは、ニイウス名護データセンター(沖縄県名護市)と鹿児島銀行のセンターを接続して提供される。

 鹿児島銀行にとっては集中処理の採用により、営業店事務の軽減および国際勘定系業務にかかる人的資源の集中化を行うことができ、アウトソース運用の採用からシステム運営費用の削減を見込める。

 ニイウスが名護データセンターを使用して国際勘定系のサービスを行うのは、スルガ銀行に続いて2行目。ニイウスでは年内に数行の地方銀行からの同サービスを受注する予定としている。

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ニイウスの発表資料
鹿児島銀行

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