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  ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.263] 2006/07/27           ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  ■今週のテーマ
    暗号について学ぶ
  ■イベントカレンダー
    2006年7月27日〜2006年8月2日
  ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
    六次の隔たり
  ■[コラム]デザイン部新入りのつぶやき
    脳みその健康と質の良い通勤時間の関係
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今年の梅雨明けは遅れていましたが、ようやく九州地方が夏になったようです。よう
やくジメジメした空気から解放されますね。


■今週のテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 暗号について学ぶ

●すべてはここから始まった〜SHA-1の脆弱化

2005年2月15日、世界的な暗号の権威であるBruce Schneier氏のBlog「Schneier on
Security」で公表された「SHA-1 Broken」という情報は、驚きをもって世界中を駆け
回った。現在、ハッシュ関数のデファクトスタンダードとして最も広く利用されてい
るSHA-1に対して、中国・山東大学のXiaoyun Wang氏とHongbo Yu氏、セキュリティコ
ンサルタントのYiqun Lisa Yin氏のチームが攻撃に成功したらしいというものであっ
た。

Wang氏とYu氏は、2004年8月にも同じハッシュ関数の仲間であるMD4、MD5、
HAVAL-128、RIPEMDの攻撃に相次いで成功[参考文献1]した実績があり、またYin氏
もRSAセキュリティ社在職中にRC5やRC6の開発・評価に携わるなど世界的にも有名な
暗号研究者の1人である。そのため、「SHA-1 Broken」という報に接した大方の暗号
研究者の反応は、彼女らがいっているというのであればまず結果に間違いはないだろ
う、というものであった……(2006/3/9)

▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/crypt01/crypt01.html


さらに「暗号」関連記事は……

●情報セキュリティの基盤技術としての暗号
情報セキュリティ運用の基礎知識(1) システムやソフトウェアの脆弱性を挙げ、
その解決のための技術や製品を紹介。まずはセキュリティ基盤の暗号技術を解説
(2002/7/10)
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/info01/info01a.html

●暗号モジュールの安全性について考える
暗号モジュール評価の基礎知識(1) 暗号を使った製品は数多く利用されている。
暗号そのものの強度だけを判断基準にするのは危険だ。暗号の実装方法にも目を向け
よう(2004/12/9)
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/fips01/fips01.html

●XMLデジタル署名とXML暗号
Webサービスのセキュリティ(2) 完全性、認証 、否認防止といったセキュリティ
を提供する「Webサービスのセキュリティの基本」のXMLデジタル署名とXML暗号を解
説(2002/7/24)
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/webserv02/webserv01.html

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■イベントカレンダー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 2006年7月27日〜2006年8月2日

今回の注目イベントは、27日から28日にかけて東京・青山ダイヤモンドホールで開催
される「PM Conference 2006 」です。プロジェクトマネージャのためのテクニカル
セミナーとして、“業務”と“システム”における「モデル」と「プロセス」の知識
を、「SOX」「SOA」といったキーワードとの関係性を解説しながら「ベンダ」と
「ユーザー」の2つの立場から語ります。


7月19〜8月5日:PHPプログラミング教室 - 基礎編(東京都)
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    20〜27日:NEC情報システムズ「IT戦略を統括される皆様のための
                       実践的ワークショップ」(東京都)
──────────────────────────────────────
    26〜27日:e-Japanサミット2006「IT Innovation
                    ─世界最先端IT国家への道─」(東京都)
        :HITACHI uVALUEコンベンション2006(東京都)
        :研修企画ご担当者のための「無料体験講座」(東京都)
──────────────────────────────────────
    26〜28日:e-LearningWORLD2006 -Expo & Confernence(東京都)
──────────────────────────────────────
      27日:ITサービスマネジメント実践セミナー〜システム運用管理の
                     最新事情と課題解決に向けて(大阪府)
        :軽技Web体験セミナー(東京都)
        :多次元高速集計レポーティングツール「Dr.Sum」製品紹介
                              セミナー(東京都)
        :NECが実践するモノづくりを加速させるツールとは〜
              「CAEが実現するフロントローディング」(東京都)
        :EAI、ETLからECMまでASTERIA最新事例&ソリューション
                              セミナー(東京都)
        :自社の本当の価値にお気づきですか?〜エンタープライズサーチと
            人材マネジメントシステムで拓く新次元情報活用(東京都)
        :MDAメンタリング・ワークショップ
                    「UMLメタモデリング入門」(東京都)
        :B2Bビジネスケースセミナー【企業内外でのファイル転送を
                          一元管理する!】(東京都)
        :「Funk Software製品が採用される理由」第4回 Funk Software製品
                            紹介セミナー(東京都)
        :Biz/Browser Solution Forum 2006(東京都)
        :営業改革を中心としたIT内部統制セミナー(東京都)
        :“Grow Faster”- JD Edwards EnterpriseOne 8.12発表
                              セミナー(東京都)
        :着うた・着うたフル変換ASPサービス「おとチェン♪
                      新サービス紹介セミナー」(東京都)
        :WEBサイト担当者必見! 成功するCMS導入セミナー(東京都)
        :既存システムはそのまま、Web2.0を実現するアプリケーションとは
                                  (東京都)
        :御社に最適な環境構築のために◇「Active Directory構築
                        ビフォー&アフター」(大阪府)
        :SUSE Linux Enterprise 10発表記念セミナー(東京都)
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    27〜28日:PM Conference 2006(東京都)
        :SAS Forum ユーザー会 学術総会2006(東京都)
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      28日:LotusDay 2006(大阪府)
        :Citrix Day 2006 in 福岡(福岡県)
        :『第3のフレームワーク:Uniface体験セミナー』〜システムの開発
             生産性を飛躍的に向上させる開発・実行ツール(大阪府)
        :ISO27001差分審査準備コース(東京都)
        :レノボ・ジャパン カンファレンス(東京都)
        :第67回ヤマハルーターソリューションセミナー名古屋(愛知県)
        :御社の使えないポータルが…… まぁなんということでしょう!
               匠が語る社内ポータルリフォームセミナー(東京都)
        :不正調査におけるITの活用(コンピュータ・フォレンジクス、
                        オンライン情報収集)(東京都)
        :Super Visual Formadeハンズオンセミナー(愛知県)
        :弱者逆転の組織営業をIT実装するには NEC×カイエン
                              セミナー(東京都)
        :革新的なゲートウェイ型暗号メールソリューション「Voltage
                SecureMail Gateway」紹介ミニセミナー(東京都)
        :SOX法研究部会セミナー&情報交換会 某都銀SOX法担当者様に聞く
                          SOX対策の真髄(東京都)
        :プロジェクトを成功に導く組織・PMに求められる知識・
                         コンピテンシーとは(東京都)
        :SCM成功事例ご紹介特別セミナー/戦略的在庫・生産計画を実現、
             利益創出を支援するSCM計画ソリューション(東京都)
        :コンテンツ管理システム「NOREN4」体験セミナー(東京都)
        :u-Japanベストプラクティスシンポジウム(東京都)
        :「Pheedo.jp」が形成するRSS広告のヘッド市場(東京都)
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      31日:中小企業のためのIT経営セミナー〜新会社法施行は、躍進の好機!
                 IT活用で経営の“「見せる」化”へ〜(大阪府)
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    8月 1日:情報セキュリティ対策セミナー2006:個人情報保護対策と
                         プライバシーマーク(大阪府)
        :コンテンツ管理システム「NOREN4」体験セミナー〜使いやすさを
              実感! Webサイトはもっと身近なインフラに(大阪府)
        :導入事例セミナー“OfficeXMLを使い大手人材派遣会社における
                 業務マニュアル管理の効率化を実現”(東京都)
        :多次元高速集計レポーティングツール「Dr.Sum」ハンズオン
                              セミナー(愛知県)
        :PHP教室 - Ajax編(東京都)
──────────────────────────────────────
     1〜2日:ウェブアクセシビリティの基礎と実践(宮城県)
──────────────────────────────────────
      2日:情報セキュリティ対策セミナー2006:新JIS Q 15001:2006
                           移行のポイント(大阪府)
        :ISMS審査員差分教育研修コース(東京都)
        :CBDスクエア設立記念 新時代のコンポーネントベース開発
                            実践セミナー(東京都)
        :第13回三菱・流通小売業トップセミナー(東京都)
        :導入実績13000社の実力! SVFだからできる、帳票開発〜帳票出力
                        “事例紹介”セミナー(愛知県)
        :第8回IBMが実現するITILベストプラクティス・セミナー(大阪府)
        :SAPシステム連携セミナー(東京都)


▼詳しくは「イベントカレンダー」へ
http://www.atmarkit.co.jp/news/eventcalendar/eventcalendar.php#this

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 六次の隔たり(six degrees of separation)

世界中の任意の2人は、知人の知人というような知り合いの連鎖の中で5人程度の仲介
者によって間接的につながっているという考え。

一般に米国の社会心理学者スタンレー・ミルグラム(Stanley Milgram)博士が1960
年代に実施したスモールワールド実験に由来すると考えられている。これは任意の人
物に手紙を届けるのに何人の人を介せばよいのかを検証したもの……

▼続きは「@IT 情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/sixdegrees.html

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■[コラム]デザイン部新入りのつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 脳みその健康と質の良い通勤時間の関係

本来、フリーランスの生きた見本のような漫画家には、通勤のための時間というもの
はない。自宅だろうがファミレスだろうが己のいるその場所が即、仕事場となるから
だ。

私はまだその境地にたどり着く道の途中をさ迷っているカンジなので、お金をいただ
くために、毎日決まった時間に会社へ行く。

が、それが不満かというと、案外そうでもなく、結構いいんじゃないかとさえ思って
いたりする。今日はそのことを話そう。

一見、通勤時間というものはまったく無駄であるように思える。ある物体を、ある場
所へ移す。純然たる“移動”の面のみを考えるならば、確かに通勤は無駄である。

しかし人間という生き物を扱う場合には、ことはそう単純ではない。特に、その人間
が多少なりとも仕事上で脳みそのクリエイティブな部分を使っている場合は。

人間は、考える。体を動かすエネルギーが口から入る食物であるとすると、考えるた
めのそれは何だろう。私は“情報”だろうと思っている。そして、それは机の前に座
って、パソコンの中から得られるものだけを指すのではない。自分の足を使って歩く
とき、流れていく景色には、すでに膨大な情報が含まれているのかもしれない。

自分を例にあげて恐縮だが、私はこの半月余り、職場のビルの至近距離まで電車一本
で行ける通勤ルートを使っていた。車内で過ごす時間は多少長くなるものの、表を歩
く時間は極端に短くてすむ。梅雨のいやらしい雨にも、蒸し暑い外気にも煩わされな
い理想的な通勤路であるはずだった。しかし、どうにも調子が出ないのだ。

そんな、へんてこな気持ちが続くなか、たまたま美容室に寄ったその足で会社まで歩
いてみようという気になった。クソ暑い昼に、百円そこそこの地下鉄代金をケチりた
い一心だった。

ところが、である。ひとことでいうと、これがたいそう具合が良かったのだ。

路面に並ぶショーウィンドウに見える季節感。そこいらじゅうにある飲食店の入り混
じったにおい。それこそ千差万別な人々の表情……。そして何より、窮屈な都会に植
えられても、なお人間たちに潤いを与えてくれる木々の緑、その鮮やかさ。

こうなると、もう気分はすっかり「おじいちゃん、見て見て!」と叫ぶアルプスの少
女ハイジである。そのくらい久々に感動した。この乱雑な世界の、美しさと、豊かさ
に。その後の会社での仕事がノリノリの絶好調であったことはいうまでもない。

というわけで(?)、結論は、やっぱり人間はたまには外に出なくちゃ駄目なのだ。
良い仕事と、脳みその健康は、いかに質の良い通勤時間を過ごせるかにかかっている
といっても過言ではない。ただし、どうやってそんな、ほどよい通勤時間を要する職
場を手に入れるかについては、筆者の力の及ぶところではないので念のため……。
                      (メディア統括本部:本橋 優子)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
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                       (@IT通信/編集担当:岡田大助)


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