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  ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.317] 2007/08/23           ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  ■今週のテーマ
    知っておきたい、カーエレクトロニクス
  ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
    プロダクト・ライフサイクル
  ■[コラム]Business Media 誠編集部員のつぶやき
    上京して4カ月、友を思う
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先日、のどの調子が悪く病院に行ってきました。「風邪かなぁ」と思っていましたが、
診断は「おそらくクーラーの影響でのどに軽い炎症が起きている」とのこと。そうは
いわれてもこの暑さ……。ついついクーラーのスイッチに手が伸びてしまいます。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 知っておきたい、カーエレクトロニクス

カーエレクトロニクス最新事情
●いよいよ見えてきた、車載システムの標準仕様

2004年9月、ECU(Electric Control Unit:電子制御ユニット)向けソフトウェア基
盤や車内LAN規格の標準化を目指すJasParが設立された。トヨタ自動車、日産自動車、
ホンダなどの自動車メーカー、デンソーなどカーエレクトロニクス関連のメーカーや
商社が集結し、2006年5月時点で総会員数は77社。BMW、ボッシュ、ダイムラー・クラ
イスラーといった欧州勢が運営する同様の標準化団体「AUTOSAR(Automotive Open
System Architecture)」などと協調して国際標準規格を普及させたり、日本発の規
格を国際標準に押し上げることを狙う。

JasParの事務局を務める豊通エレクトロニクスの取締役 柿原安博氏は、「国内3大
メーカーが、JasParで標準化された技術を積極的に採用することを表明している。
(技術に関しては自前主義が強い)自動車産業にとって画期的なこと」と指摘する。

JasParが設立された背景には、いま自動車の制御システムが機械方式からコンピュー
タによる電子方式へ急ピッチで切り替わっているという事情がある。搭載されるECU
の数は大衆車でも30〜40個に達し、一部の高級車では100個を超えている……
(2006/5/26)

▼続きは「本文」へ
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/trend/jaspar/jaspar01.html

さらに「カーエレクトロニクス」関連記事は……

●いまさら聞けない 車載ネットワーク入門
カーエレクトロニクス技術解説 ますます高度化するカーエレクトロニクス。その土
台を支える車載ネットワークも用途に応じて多くの仕様に細分化されている
(2007/3/7)
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/special/carnet/carnet01.html

●車載用半導体トップメーカーの強みとは?
組み込み企業最前線(18) フリースケールは自動車、通信機器、携帯電話を押さえ
る総合力を生かし、コンシューマ機器へも攻勢を掛けようとしている(2007/2/6)
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/17freescale/freescale01.html

●Windows移行を決断したカーナビ開発の現場から
Windows Embedded採用事例 パイオニアは2004年から順次、HDDカーナビのOSに
「Windows Automotive」を採用。現在ではHDDカーナビ全機種を同OSベースで開発し
ている(2006/9/15)
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/winembedded/cs01/cs01.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ プロダクト・ライフサイクル

商品が市場に投入されてから、次第に売れなくなり姿を消すまでのプロセスのことを
いうマーケティング用語。その市場における製品に関する需要の寿命を示したもの。

売上(利益)を縦軸、時系列推移を横軸にとった売上(利益)曲線で示されることが
多い。通常は売上曲線と利益曲線は同じパターンにはならない。一般にプロダクトラ
イフサイクルの段階区分は、導入期、成長期、成熟(市場飽和)期、衰退期の4段階
で表現される。

プロダクト・ライフサイクル理論は、4つの段階はそれぞれにマーケティングや販売
方法(プライシング、市場アプローチなど)が変わるとするもので、各段階で収益最
大化を目指す……
▼続きは「@IT情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/productlifecycle.html

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■[コラム]Business Media 誠編集部員のつぶやき ━━━━━━━━━━━━━━

■ 上京して4カ月、友を思う

「なぜ東京のセミは夜に鳴くのだろう?」――東京に上京してから4カ月が経過しま
した。右も左も上も下も分からず大阪から出てきた私は、少しずつ東京の環境に慣れ
てきたのでしょうか。虫の鳴き声にも耳を傾ける余裕がやっとできてきたようです。

上京する際、大阪の友人・知人が送別会を開いてくれたことを思い出します。東京と
大阪……飛行機なら1時間弱で移動できますが、やはり物理的な距離はあるもので
徐々に疎遠になっていくのは辛いものです。

東京でも別れがありました。会社の転勤が9月にある所では、8月の送別会が“定例”
なのでしょうか。最近、記者仲間の1人が異動するということで、送別会に参加しま
した。

大手新聞社で勤務するJ氏は、私と同じ1969年生まれで記者歴は15年。バブル経済崩
壊後「失われた10年」の時代に、「火薬庫」と呼ばれた関西の金融界を、J氏は経済
記者として活躍していました。徹底した取材と豊富な人脈で、数多くのスクープを世
に出し、周囲の記者連中からも一目置かれていました。

大阪での活躍が高く評価され、その後は東京、兜町で証券を担当。そして9月からは
シンガポール配属となりました。取材範囲はベトナムやタイ、フィリピン、オースト
ラリアなど、移動距離を考えただけでも大変そうです。

ただ周囲からは、「J氏ならどこへ行っても大丈夫」と太鼓判を押されています。誰
とでも気さくに話しかける性格で、国は変われども積極的な取材活動を続け、シンガ
ポール発の記事を連発して読者を魅了してくれることでしょう。

媒体や取材対象は違いますが、J氏の報道に刺激を受けながら、私もニュースを追い
かけ「東京発」を配信していくつもりです。

                    (Business Media 誠編集部:土肥義則)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/cafe_url

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                      (@IT通信/編集担当:八木沢篤)


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