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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.333] 2007/12/13 ■
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■今週のテーマ
湿布じゃないよ、SIPだよ
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
ストア管理
■[コラム]@IT編集部員のつぶやき
今年も勝手にミュージック・オブ・ザ・イヤー、ベスト20
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今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いとか。そろそろ@IT編集部にも魔の手
が伸びている気配です。感染しないためには、手洗いやうがいをきちんとすることが
一番。ウイルス対策ソフトの定義ファイル更新より簡単でしょ?
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 湿布じゃないよ、SIPだよ
●5分で絶対に分かるSIP
SIPが主に使われているVoIPは、その名のとおり音声をIPで伝えるアプリケーション
です。音声をIPで単に相手に伝えることは意外と単純で、デジタル化された音声を細
切れにしてパケットとして送信するだけです。このパケット送信には、通常RTP
(Real-time Transport Protocol)というシンプルなプロトコルが用いられ、IP電話
ではおおよそ20msごとに1パケット(つまり1秒間に50パケット)を送るようになって
います。このような連続したメディアパケットのことをメディアストリーミングと呼
びます。
しかし、このRTPで相手と音のパケットをやりとりするためには、事前に相手のIPア
ドレスやポート番号が分かっていなければなりません。また、音声をデジタル化する
際には、さまざまな圧縮方式があり、互いがサポートしている圧縮方式を使用する必
要があります……(2007/11/16)
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/21fiveminsip/01.html
さらに「SIP」関連記事は……
●NGN時代の有力な基盤技術? SIPサーブレット入門
サーブレットはHTTPだけじゃない! IP電話による通話のプロトコルとして採用する
企業が増えたり、オープンソースのプロジェクトも存在するSIP。いま注目の技術で
す(2007/7/30)
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/special/sipservlet/sipservlet_1.html
●シンプルなSIPアプリケーションの構築
Javaで音声チャットアプリを作ろう(前編) JavaでVoIPアプリケーションを作成す
るJavaテクノロジーとして注目されるJAIN SIPを使って音声チャットアプリを作成
してみよう(2005/12/8)
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/special/sip01/sip01_1.html
●書籍で学ぶVoIPとSIP
IP Network書評 IPによる音声通話の基礎テクノロジ「VoIP」、そのベースとして
多用される通信プロトコル「SIP」。5冊の入門〜開発者向け解説書を紹介する
(2003/9/12)
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/bookreview/12voip/sip01.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ ストア管理
トヨタ生産システムのかんばん方式の基本原理を、事務・営業・開発などのホワイト
カラー作業に適用して仕事の見える化を行い、現場での自律的な作業負荷の平準化を
うながしたり、プロセス改善を実現したりするマネジメント手法のこと。
まず一定の時間(2時間程度が多い)を作業単位として、小分けにした仕事を作業
カード(作業指示書)に書き出し、これをストアと呼ぶ置き場(掲示ボードなど)に
貼るなどして集中管理する……
▼続きは「@IT情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/storemanagement.html
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■[コラム]@IT編集部員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 今年も勝手にミュージック・オブ・ザ・イヤー、ベスト20
@IT編集部の平田です。毎年恒例(?)今年も私の独断と偏見に満ち満ちたベスト・
ミュージックを20曲発表します。選んだ理由も添えているので、暇なときに読んで
やってください。
1アーティスト/グループにつき1曲で選びました。()内はアーティスト名、『』内
は収録アルバム/シングル名です(敬称略、曲名アルファベット・50音順)。
1:Bird Flu(M.I.A.)『Kala』より
スリランカとイギリスをルーツに持つ女性ミュージシャンM.I.A.のニューアルバ
ムから「鳥インフルエンザ」というタイトルの曲を選びました。バリ音楽とヒッ
プホップとダンスホール・レゲエが混ざったようなビートが面白いです。
2:Disk Partizani(Shantel)『Disk Partizani』より
バルカン音楽とダンス系音楽を融合した音楽性で一躍名を馳せたドイツ出身のDJ
Shantelのニューアルバムからの1曲。ジプシー的ブラスやメロディーが電子ビー
トに乗っかっていて、実に興味深いです。
3:El Kitapena(Manu Chao)『La Radiolina』より
ラテン・ロックの大御所、元Mano NegraのメンバーManu Chaoの久しぶりのソ
ロ・アルバムからの1曲。哀愁漂うラテン系メロディーと軽快なビートが心に響
く曲です。
4:FUNKY TOWN(安室 奈美恵)『PLAY』より
沖縄が生んだヒップホップ・ソウルの女王、安室奈美恵のファンキー・ダンス・
ナンバー。この曲は某CMで使われ、一発でハートを打ち抜かれました。安室は小
室ファミリーを抜けてからの方が好きです。
5:Girlfriend Japanese Version(Avril Lavigne)
今年流行りまくったアメリカのロック歌姫による突撃恋愛ソングのサビだけ日本
語バージョンです。日本語の歌い回しに違和感がありまくりです。Avrilは今年
から一気に弾けてびっくりするくらいギャル化しましたが、何かあったんですか
ね。
6:The Good, The Bad & The Queen(The Good, The Bad & The Queen)
『The Good, The Bad & The Queen』より
イギリスのバンドBlurのボーカルとThe Verveのギタリスト、元The Clashのベー
シスト、そしてアフロ・ビートの重鎮ドラマーによるスーパーグループが今年の
初めに発表したアルバムよりアルバムタイトルチューンを選曲しました。シンプ
ルで飽きが来ない非常に良い曲です。
7:Icky Thump(The White Stripes)『Icky Thump』より
すでに2000年代の顔ともいえるアメリカのベースなし2人ロックバンドのニュー
アルバムから、シンプル極まりない落雷ギターリフが印象的な1曲目です。安易
に電子音楽に走らずに、これだけ新しいブルース/ロックを生み出せるこのバン
ドはもはや“ふたりLed Zeppelin”です。
8:Lava Lava Original Mix(Boys Noize)『Oi Oi Oi』より
これまでKid Alexという名義で活躍していたドイツ人DJ/プロデューサーが名前
を変えて出したニューアルバムからの1曲。歪んだノイズが混じった電子音の
ビートがひたすら気持ちよくしてくれます。
9:Lay Down The Law(Switches)『Heart Tuned To D.E.A.D』より
イギリスの新人ロックバンドによるゴキゲンなディスコ・チューン。Fuji Rock
でのライブも盛り上がりまくりでした。Franz Ferdinandが好きな人にはぜひお
勧めです。
10:Let It Roll(Velvet Revolver)『Libertad』より
元ガンズ&ローゼスのギター・ベース・ドラムと元 Stone Temple Pilotsのボー
カルほかによるアメリカのスーパーバンドのセカンド・アルバムの1曲目。疾走
感溢れるギターリフとビートは昔のガンズ好きにはたまりません。来日公演中止
は非常に残念でした……。
11:Physical Cities(The Bad Plus)『Prog』より
Jazzの革命児バンドThe Bad Plusのニューアルバムより。このバンドを知ったの
はNirvanaのSmells Like Teen Spiritをハチャメチャにカバーした曲を友人より
教えてもらったからです。今回もハチャメチャです。
12:The Pretender(Foo Fighters)『Echoes, Silence, Patience And Grace』より
アメリカを代表するロックバンドFoo Fightersの6枚目のスタジオ/アルバムか
ら、静と動、緩と急が入り交じる壮大な歌曲です。ボーカル/ギターのDave
Grohlはもともとドラマーとして名を馳せた人で、自分にとって心の師匠です。
13:Temptation Ft. Alex Turner(Dizzee Rascal)『Maths And English』より
イギリスの「グライム」と呼ばれるテンポ早めの電子音主体のラップ音楽の第一
人者ニューアルバムから、これまたイギリスの新人ロックバンドArctic Monkeys
のメンバーがボーカル/ギターで参加した曲。電子音とギターの絡みが気持ちい
いです。
14:Tick Tick Boom(The Hives)『The Black and White Album』より
スウェーデンのロックンロールバンドThe Hivesのニューアルバムから選んだ、
時限爆弾のようなキメ・フレーズが面白い曲です。ライブでむちゃくちゃ盛り上
がりそうな曲です。
15:The Way We Roll Feat. Busta Rhymes & Shaggy(Elephant Man)
『Let's Get Physical』より
ダンスホール・レゲエのジャマイカ代表選手Elephant ManとラッパーBusta
Rhymes、そして同じくダンスホール・レゲエのベテランShaggyの競演曲です。み
んなキャラが濃くて妖怪大戦争です。
16:くちびるモーション(Puffy)『Honeycreeper』より
アメリカでもアニメで大人気らしい日本の女性2人組が歌うシンプルでポップな
ロック・チューン。某CMで使われたサビが印象的で、最初は「また奥田民生の曲
かな?」と思っていましたが、この曲を書いたのは何と元The Yellow Monkeyの
吉井和哉でした。
17:花の名(Bump Of Chicken)『Orbital Period』より
日本の実力派ロックバンドBump Of Chickenの間もなく発売されるニューアルバ
ムからの雄大なバラードです。某映画の主題歌としても有名ですね。メンバーの
藤原基央の書く独特の詞とメロディーは実に美しいです。日本の宝です。
18:大迷惑(MONGOL800)『ユニコーン・トリビュート』より
今年は日本の伝説のバンドユニコーンのデビューから20周年ということで、その
トリビュートアルバムが作られ、多くのバンド/歌手が参加しました。その中か
ら沖縄出身のロックバンドMONGOL800によるカバー曲です。沖縄風味の味付けや
MONGOL800ならではの「間」が原曲を壊し過ぎず、大人し過ぎずで絶妙です。
19:恋のメガラバ(マキシマム ザ ホルモン)『ぶっ生き返す』より
「日本の何でもありロックバンドによる変な曲です。デス声や甲高いラップやポ
ップな歌声といろいろなリズムが混ざり合う感じがすばらしい」と今年春の@IT
通信の「上場記念! 気分上々ソング、ベスト20」でも選びましたが、手抜きで
はありません。今年、この曲は外せないんです。
20:15 Step(Radiohead)『In Rainbows』より
今年突然発表したアルバムが音楽性以外のところばかりで話題となっているイギ
リスの音楽作成集団Radiohead。このアルバムは音楽自体もとてもすばらしいも
ので、オープニング曲では電子音と生楽器演奏、そして歌声のレイヤが幾重にも
渡り折り重なって絡み合い、「さすが」としかいいようがありません。
今年も面白い音楽がいっぱい生まれましたね。ほかにもお勧めの曲がたくさんあった
のですが、字数の関係上仕方なく20曲に絞りました。皆さんも機会があれば、ぜひ聞
いてみてください。
▼@IT編集部員のつぶやき 早くも今年のベストソング20(@IT通信 No.278)
http://www.atmarkit.co.jp/info/backnumber/tsushin/attsu00278.html
▼@IT編集部員のつぶやき 上場記念! 気分上々ソング20(@IT通信 No.301)
http://www.atmarkit.co.jp/info/backnumber/tsushin/attsu00301.html
(@IT編集部:平田修)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
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(@IT通信/編集担当:岡田大助)
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