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  ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.344] 2008/3/6            ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  ■今週のテーマ
    SaaSは「サース」と読みます
  ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
    ASP(Application Service Provider)
  ■[コラム]@IT編集部員のつぶやき
    本日もダメ出しデイズなり
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BOAという歌手がいますが、この方の名前、「ボア」とか「ボーア」と呼びますよ
ね。でも、SOA(サービス指向アーキテクチャ)のことを 「ソア」と呼んだり、SaaS
を「サース」と呼んだりするのは、いまだに違和感があります。「じゃあ、MOは
『モ』で、BIは『ビ』かい!」と思わず突っ込みを入れたくなるのです。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ SaaSは「サース」と読みます

●5分で絶対に分かるSaaS

簡単にいってしまえば、SaaSとは「ソフトウェアの機能をネットワーク経由で利用す
る」という形態です。下図に示すように、IT機能のうちどこまでを自社で行い、どこ
までを社外に任せるかという観点でSaaSを位置付けてみると分かりやすいでしょう。
過去においてはすべてのIT機能を社内で実行する「インハウス型」のモデルが通常で
したが、今日においては必要に応じて特定機能を社外の専門家に任せるモデルが一般
化しています。例えば、施設からビジネスプロセスまでをすべて社外に任せるモデル
は「BPO」(Business Process Outsourcing)と呼ばれます。SaaSはソフトウェアの
稼働までを社外に任せるモデルであるといえます。

通常、SaaSでは、ユーザー数に応じた従量制の課金モデルが採用されます。電気や水
道などと類似の課金モデルであることから、「ユーティリティ型料金」と呼ばれるこ
ともあります。

ここでよく聞かれる質問に、SaaSと「ASP」(Application Service Provider)のモ
デルとどこが違うのかというものがあります。ベンダ側ではさまざまな説明をしてい
るようですが、あまり本質的な相違はないというのが正直なところでしょう。両者の
違いを厳密に議論しても実りは少ないと思います。「SaaSは過去におけるASPと本質
的には同じではあるが、その重要性が飛躍的に大きくなっていることから、マーケテ
ィング的な観点で新しい名称で呼ぶことにしました」というのが妥当なところでしょ
う……(2007/3/20)

▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/special/fivemin/saas/00.html

さらに「SaaS」関連記事は……

●製造業の40%以上がSaaSへの移行を検討
NewsInsight IDGジャパンが発刊したSaaSに関するレポートによると、製造業企業の
40%以上が2、3年後にSaaSに乗換えることを検討しているという。SaaSの適用分野と
しては「営業・販売支援業務に関係するアプリケーション」が19.8%を占めた……
(2007/7/27)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/27/saas.html

● SaaSが日本で普及するためのいくつかの条件
台頭するSaaSの行方 日本市場でもSaaSが台頭してきた。勢いに乗って既存の業務ソ
フト市場を駆逐するのだろうか。いや、話はそれほど単純ではないようだ
(2007/1/19)
http://www.atmarkit.co.jp/im/cbp/special/saas/saas01.html

●第3世代情報マネジメント基盤に求められる5つの要件
“情報洪水”時代の情報流通戦略論(4) 「情報マネジメント」を具体的に実施す
る場合、どのようなIT基盤が必要になるだろうか。求められる要件を解説していこう
(2006/4/11)
http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/overflow/04/01.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ASP(Application Service Provider)

ネットワークを介して、アプリケーション機能を提供するサービス事業者。WWWブラ
ウザさえ利用できればどこからでも利用可能なインターネット上のファイル・キャビ
ネット・サービスを始め、財務・会計などの業務アプリケーション・サービス、電子
商取引など、ASPで提供されるサービスは多岐にわたる。インターネットが普及し、
高速なネットワーク基盤が一般化したこと、コンピュータの処理性能が大幅に向上
し、アプリケーションの実行時にリアルタイムにサーバにアクセスしても実用に耐え
る速度で処理が可能になったこと、システムの初期導入コストだけでなく、システム
の管理・運用にかかるコストまでをも考慮したTCOが注目されるようになり、情報シ
ステムを中央で一元管理することへの要求が高まったこと、不況によるリストラなど
により、従来は社内で抱えていた情報システムを、外部にアウトソーシングするニー
ズが高まったことなどから、1990年代後半から注目されるようになった……

▼続きは「Insider's Computer Dictionary」へ
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/00/61967900.html

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■[コラム]@IT編集部員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 本日もダメ出しデイズなり

このメルマガのコラムのお話をいただいてから、かれこれ数日、適当なテーマを模索
していましたが、まぁ、なにも出ません。正確にいうと、思いついてはダメ出しの連
続です。

最初は「ウケるなにがし」のような本に書いてあった「起承転結ではなく、衝撃的一
文から話を始めよ」を実践すべく、読者の皆さんがびっくりするような書き出しを考
えてみました。しかし、特にびっくりするようなことがありません。「昨日、宇宙人
と会議をしました」そんなことを書いたら、翌日から編集部に居づらくなります。

やはりこういうものは力まずに、さらっと書いたほうがよい。そう思って、直近の話
題でお茶を濁そうと、知人O氏の引越し顛末(てんまつ)記をテーマに……と書き出
して数行、やはり他人のネタを書くのはよくないことだと思い始めました

しばしの思案のあと、超・極私的ライフワーク(?)である「鼻の形研究」について
うんちくをたれようと思い至ります。

これだけは、三十数年の人生で誰からも同意を得られない、マニアック過ぎる楽しみ
ゆえ、あまり公表したくなかったのですが、背に腹はかえられません。

書いてみたところが、結局、鼻へのダメ出しです。やれ、吸気機能としてはBマイナ
スだ、軟骨としてあれはいただけん、などなど……。あらためて読むと、なんと「心
の美しくない感」がにじむ文章でしょう。

そもそも、鼻の形状について、文章で説明してみると、なんともまどろっこしい。
「小豆大の小鼻とシャモジタイプの軟骨によって形成される外観」や「開口部頂上近
辺のトグロ状の部分が迷宮のように深く」など、鼻研究家以外にはまったく分からな
いに違いありません。

こうして悩んでいくうちに、夜はどっぷりとふけていきます。ますます焦る私。そし
て空は白んでゆき、締切日の朝を知らせるのでした。こんなコラム、ダメですか?

                           (@IT編集部:原田美穂)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/cafe_url

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                       (@IT通信/編集担当:吉村哲樹)


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