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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.376]2008/10/16 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
実は重要、帳票力で生産性アップ
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
CSS(Cascading Style Sheets)
■[コラム]@IT編集部員のつぶやき
人間の体内時計は24時間11分!?
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東京では涼しい夜が続いています。体調を崩さないように気を付けてください。わが
家の猫も朝の陽気が大好きなようで、毎朝5時に遊べ遊べと要求するようになりまし
た。どうやら壁でつめとぎを始めるとご主人様が起きる、ということを学習したよう
です。すでに壁紙はボロボロ。この部屋の敷金、戻ってくるのかなあ……。
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】実は重要、帳票力で生産性アップ
●帳票はセキュリティ強化、開発負荷削減、エンドユーザー支援がカギに
「帳票の生産性は十分ですか」パネルレポート
去る9月19日、東京・目黒雅叙園において@IT編集部主催によるリッチクライアント
カンファレンスIVが行われた。これは、“いま”のWebアプリケーションに求められ
るニーズを整理・検証し、開発の次なるステージへの進化の道筋を見つけ、“新時代
のWebアプリケーション”の形を垣間見ようというもの。ここで、いまやリッチクラ
イアントのB面といえる帳票分野にスポットライトを当て、ツールベンダ各社からの
パネリストが集まり、日本の企業情報システムにおける帳票開発業務の現状とそのあ
るべき未来を語り合った。
このカンファレンス、基調講演には野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 上
級研究員 田中達雄氏が登場し、「エクスペリエンス・テクノロジーはどこまでUIを
最適化していくのか?」と題し、さらなる使い勝手や生産性の向上、パーソナライズ
による最適化、オフライン環境での効率化や表現力進化などで、今後ますます発展し
ていくであろうリッチクライアントの進化予測を披露した。中でも、「ITに対して期
待以上のエクスペリエンス(経験価値)を提供する技術、つまりホスピタリティーが
あって感動を呼び起こす技術が、エクスペリエンス・テクノロジーと呼ぶに値する」
という田中氏の持論は、非常に説得力があった……(2008/10/9)
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/chohyo/01.html
さらに「実は重要、帳票力で生産性アップ」関連記事は……
●誰もが1度は見たことがある「帳票」のはじめて物語
いまさら聞けない、日本の“帳票”入門(前編) 身近にある「給与明細」「勤務
表」「経費精算伝票」なども帳票に含まれます。成り立ちや歴史などを知っておきま
しょう(2008/3/6)
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/imasara_t01/imasara_t01_1.html
●便利な帳票ツールの登場、そして電子/Web帳票へ
いまさら聞けない、日本の“帳票”入門(後編) 企業システム構築の際に重要な帳
票の開発を助けるツールには多種多様な機能があります。どれだけ便利かを教えま
しょう(2008/4/3)
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/imasara_t02/imasara_t02_1.html
●Webアプリケーションにおける帳票の必然性
Java Solution FAQ Webアプリにおける帳票の実現をテーマに3項目を追加。「Webア
プリケーションにおける帳票の必然性」「帳票の実現方法には何があるか?」「PDF
による帳票の実現」(2001/9/28)
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/javafaq/form/form01.html
●e-文書法施行が企業活動に与えるインパクト
e-文書法とは 4月に施行されたe-文書法によって、紙の書類のデジタル化が加速し
た。コスト削減という長所もあるが、デジタル化のためのセキュリティにも留意すべ
きだ(2005/7/20)
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/special/70edoc/edoc01.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ CSS(Cascading Style Sheets)
HTML/XHTML文書の視覚表現を定義するための記述形式、またはその記述ファイル。
HTML/XHTMLが文書の論理構造を定義するのに対し、CSSはHTML/XHTML内の要素に対
してフォント、レイアウト、使用画像などのデザインを定義する。
Webページのコンテンツとデザインを切り離して管理できるため、同じHTML/XHTMLに
対してスタイルシートを差し替えるだけで、ユーザーの好みや閲覧環境に応じたデザ
インを適用できる。また、同じ要素に対するデザインを一括定義できるため、開発・
メンテナンス費用の削減、総ファイルサイズの縮小によるサーバとネットワークの負
荷減少が望める……
▼続きは「@IT リッチクライアント用語辞典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/07wcr/css.html
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■[コラム]@IT編集部員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 人間の体内時計は24時間11分!?
@IT通信のバックナンバーを見ていたところ、弊社新卒入社の大屋れい子さんが
「1時間のずれと生きる」と題して書いている文章が目にとまりました。
「人間の体内時計は25時間サイクル。だからみんな朝寝坊」。サーカディアンリズム
とも呼ばれるこの体内時計の話を聞いたことがある人は多いでしょう。私も高校生の
ときに聞いて何と便利な言い訳だと思い、以来1限目の授業は堂々と半分ぐらいすっ
ぽかすようになりました。よく卒業できたものです。
さて、この25時間説、うさんくさいと思ったことはありませんか。私は長らく都市伝
説っぽいなと思っていました。潮の満ち引きと出産や犯罪発生率に関係があるとする
のと同じぐらいうそっぽく、しかも思わず高校生に「へぇ!」と言わせるような何か
があります。地球の自転速度が変化していることを考慮に入れるとしても、1時間分
も環境適応に失敗するなんて生物としてあまりにおかしい(しかも自転は過去にさか
のぼるほど速く、1日は短かった)。進化上ありそうにない話ではありませんか。
この際長年のモヤモヤを解消しようとネットで調べてみました。1999年にハーバード
大学の学内誌に掲載されたエッセイ「Human Biological Clock Set Back an Hour」
で、メディカル・スクールのCharles Czeisler教授らが24人の被験者を対象に行った
実験が目に付きました。それまで長年、人間のサーカディアンリズムは25時間といわ
れてきたものが、教授らは95%の人は24時間プラスマイナス16分と確認したといいま
す。結論はわれわれの体内時計は24時間11分だというものだそうです。
この結果は、ほかのほ乳類と比較しても同程度に正確で安定していて妥当だとも書か
れています。人間だけ1時間もずれているのはヘンですよね。教授らが驚いたのは、
この安定性が老若を問わないものだったとも書かれています。ちなみに、この発見は
科学誌のサイエンスに掲載されたようです。
従前の実験結果が人間の体内時計の周期を25時間とか、場合によっては65時間だと長
く見積もっていた理由はなんでしょうか。Czeisler教授らによれば、それは被験者が
自由に電灯をつけたり消したりできる実験条件によるものだそうです。任意に電気を
つけたり消したりすることで、人間の体内時計はだいたい40分以上の影響を受けると
あります。目から入る光の影響でしょうか。いずれにしても、24時間11分+40分+ア
ルファで25時間と計算が合います。
あれれ……。ということはですよ、生物としての人間の体内時計は24時間11分かもし
れませんが、文明社会に生きているわれわれにとっては、やっぱり事実上25時間では
ありませんか。だって電気をつけたり消したりするのはわれわれの自由なんですか
ら。
何だか当たり前の結論に到達した気がします。自ら規則正しい生活(就寝時間)を意
識しないと、いくらでも体内時計が狂いますよ、ほとんどの人は普通に生活している
と25時間ぐらいになってしまいますよ、ということでしょうか。これ以上詳しく学説
を調べる時間もありませんので、ひとまず私はこの結論で納得することにします。
というわけで、新人の大屋さん、25時間になるのも24時間になるのも心掛け次第みた
いですよ。がんばって朝は起きましょう。いや夜はちゃんと電気を消して早寝しま
しょう。
▼1時間のずれと生きる(@IT通信 No.360)
http://www.atmarkit.co.jp/info/backnumber/tsushin/attsu00360.html
▼Human Biological Clock Set Back an Hour
http://www.hno.harvard.edu/gazette/1999/07.15/bioclock24.html
(@IT編集部:西村賢)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe
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(@IT通信/編集担当:宮田健)
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