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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.474]2010/09/29 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
蘇る“エクスペリエンス”
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
ゴールダイレクテッドデザイン
■[コラム]営業部員のつぶやき
ガラスの破片を飲んじゃった!
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シャープが電子書籍端末&サービス「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を発表しました。
その名前に苦笑した人も多いはず。というのも、現在の日本ではスマートフォンを除
く従来型の携帯電話を“ガラパゴス”と呼称することがあるからですが、その意味で
はいらぬ混乱が懸念されます。かつて米国パロアルト研究所でアラン・ケイらが構想
した「Dynabook」に言及する際、必ず入る「東芝のノートPCとは別」という注釈が思
い出されます。
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】蘇る“エクスペリエンス”
●UXとは何ぞや? UXを高める武器を手に入れよう!
連載:UX(ユーザー・エクスペリエンス)研究
ユーザー・エクスペリエンス(以下、UX)とは、大ざっぱにいうと、ある製品(アプ
リケーション)をエンド・ユーザーが使った際に経験する「楽しさ・心地よさといっ
たプラスの感情」を、(エンド・ユーザーに提供する)価値として重視するコンセプ
トだ。具体的には、見た目のみではなく、使い勝手や信頼性などの側面を重視した設
計を行い価値を実現する。(UXの詳細な定義については後述)。そのUXが注目される
ようになって久しい。が、UXの定義や意味するところ、もたらされる恩恵は、一般の
開発者レベルまで伝わっているだろうか。
開発者にUXについて尋ねると「UXはデザイナーの仕事(なので、自分には関係がな
い)」というような意見を持っている方に出会う。本当にUXに関係のない開発者がい
るのだろうか。エンド・ユーザーからよく聞くような不満は、誰の責任か判定が難し
い。デザイナーだけの問題ではないし、もちろん開発者だけの問題でもない。両者に
かかわる問題だ。
しかし、開発者とデザイナーの間には、プロジェクトの進め方や作業成果物を含めて
境界線のようなものがあり、そして業務における責任や範囲は不明確さがある。その
ため、「UXは自分に関係がない」と回答する開発者がいると思われる。
そこで本連載では、「開発者はいかにUXと付き合うべきか?」という題目で、下記の
テーマを取り上げていく……
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/chushin/uxresearch_01/uxresearch_01_01.html
さらに「蘇る“エクスペリエンス”」関連記事は……
●「売る」のではなく「買う経験」を与える
エクスペリエンス・テクノロジとは?(1) ユーザーインターフェイス技術、分析
・管理系技術、開発手法の3つの融合が実現する、リッチクライアントの新しい潮流
を解説する(2009/7/1)
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/xtec01/01.html
●業務アプリケーションに最適なUI/UXを考える
VB研公開ゼミ議事録(8) WPFやSilverlight 2などの登場で、現在の業務アプリは
今後どのように変わっていくのか。優れたユーザー・インターフェイスについて徹底
討論(2009/1/23)
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/vblab/opensemi_08/opensemi_08_01.html
●時代のキーワード:“エクスペリエンス”とは何か
連載:eビジネスが生み出すエクスペリエンス 第1回 エクスペリエンスとは、単な
る「体験」ではない。成功しているeビジネスはエクスペリエンスの設計が違うのだ
(2001/8/7)
http://www.atmarkit.co.jp/fitbiz/serial/xp/01/01.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ ゴールダイレクテッドデザイン
Goal-Directed design
インタラクションデザインの方法論の1つ。人間とのインタラクションを備える製品
・サービスをデザインするに当たり、ユーザー調査から得られた事実データに基づい
てユーザーのニーズとゴールに合致したソリューションデザインを生み出す方法であ
る。
製品開発――特に機能の詰め込みが可能なソフトウェアやデジタル機器の企画・開発
をマーケティング主導あるいは技術主導で行うと、機能の肥大化・オーバースペック
化を招きやすく、ユーザーにとって必ずしも使いやすいものにならない。ゴールダイ
レクテッドデザインは、マイクロソフトでVisual BASICを開発したアラン・クーパー
(Alan Cooper)らが開発した方法論で、人間中心設計の観点から製品・サービスを
使う人々のゴール(目的)に焦点を当て、それが達成できるデザインを行うことを指
向する……
▼続きは「@IT情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/gdd.html
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■[コラム]営業部員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ ガラスの破片を飲んじゃった!
高校時代からの友人の結婚式を翌日に控えた9月のある日、私は夕食の支度をしてい
ました。メニューはアサリのパスタ。事前にしっかり砂抜きをしておいたアサリを用
意して調理開始です。麺もちょうどよい硬さにゆで上がり、フライパンでゆでて無事
完成……のはずでした。
あと少しででき上がりというところで、頭上にある棚からコショウを取り出そうとし
て、誤ってコショウの瓶を落としてしまいました。そのとき、「バリッ!」という嫌
な音がしましたが、コショウの瓶が無事だったので、調理を続けました。思えば、こ
のときにもっと丁寧(ていねい)に調べていればよかったのです。
調理の合間に一息つこうと、手元に置いたグラスから麦茶をぐいっと飲んだとき、異
変に気付きました。グラスの底にはキラキラ光るものが……。さらにグラスをよく見
ると一部が割れています。コショウの瓶を落としたときに、グラスに当たっていたよ
うです。
グラスの欠けた部分の大きさと、グラスの底に残っている破片の量を比べたとき、私
は青くなりました。残っている破片が明らかに少ないのです。そうです、私はガラス
の破片を麦茶と一緒に飲んでしまったのです。
このとき、本気で「死ぬかも」と思いました。何だか胸のあたりが苦しいような、胃
がちくちくするような気さえしてきました。しかし、その後の私の行動は、いま思い
返してみると意外なほど冷静でした。
余計なものは排出するに限ると思い、まずは水を大量に摂取。その後、情報収集を始
めました。某Webサイトによると「便と一緒に簡単に出てくることもあるが、出てこ
ないときは手術が必要になるかも」とのこと。万が一のために、夜間・休日診療をし
ている病院の連絡先も調べました。最後に、自分を励ますために、古代の人たちに想
いを馳せました。古代の人なら骨や石の誤飲はもはや日常茶飯事だったはず!と。
おかげさまで、ハプニングから1週間以上たちましたが、体に異常はありません。落
ち着いた対処のおかげでしょうか、やはり人間はちょっとしたエラーくらいなら、問
題なく対応できるようになっているようです。とはいえ、皆さんは、もしガラスを誤
飲するようなことがありましたら、きちんと病院へ行ってくださいね。
▼ガラスの破片を飲み込むとどうなるの?
http://okwave.jp/qa/q235114.html
(ITインダストリー事業部 営業統括部 第一営業部:大西七歩)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe
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(@IT通信/編集担当:鈴木崇)
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