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━━━━●ビデオ配信の真の最適化はネットワークの「現状分析」から━━━━━━
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1010/14/news01.html
企業での活用も普及してきたストリーミングビデオの一括配信。ほかの業務アプ
リも含めてネットワークを快適に利用するのに、やみくもな帯域制御は逆効果。
現状を可視化し、最適なWAN環境を作る方法を探る。
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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.486]2010/12/24 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
データベースの未来はどっちだ?
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
ERモデル
■[コラム]@IT編集長のつぶやき
2011年末、「クラウド」という言葉は消え去る?
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2010年もいよいよ終わりに近づいてきました。今年を振り返ってみると、最大のニュ
ースは「iPad登場」ということになるのでしょうか? 個人的にはiPadよりもMacBook
Airが気になりますが……
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】データベースの未来はどっちだ?
●もう1つの、DBのかたち、分散Key-Valueストアとは
分散Key-Valueストアの本命「Bigtable」(1)
グーグルがインターネットの世界をここまで席けんできた最大の理由は何でしょう
か。実は、それは同社の優れた検索技術ではありません。グーグルが成し遂げた最も
大きなブレークスルーの1つは、同社が生み出した巨大な分散データストア、
「Bigtable」にあります。
Bigtableは、Google検索をはじめ、YouTubeやGoogle Map、Google Earth、Google
Analytics、Google App Engineなど、グーグルの70以上のプロジェクトの基盤として
利用されています。合計で数PB(ペタバイト)に達する天文学的規模のデータを、全
世界36カ所以上のデータセンターに配置された数万〜数十万台のサーバに分散して格
納し、これらグーグルの各種サービスの圧倒的なスケーラビリティと高可用性を低コ
ストで実現しています。
Bigtableは、リレーショナルデータベース(以下、RDB)ではなく、いわゆる
「分散Key-Value Store(以下、KVS)」の1つです。KVSは、プログラミング言語の連
想配列やMapと同様に「Key(キー)」と「Value(値)」のペアからなる、ごくシン
プルなデータモデルに基づくデータストアです。KVSは「キー・バリュー型データス
トア」「Key/Valueストア」などと呼ばれることもあります。
いま、このBigtableを代表とする分散KVSが、あたかも「ロード・オブ・ザ・
リング」の“指輪”のような破壊的なパワーを発揮しつつあります。分散KVSは、
グーグルの圧倒的な強さの源泉であり、インターネットの世界で起こりつつある
「クラウドコンピューティング」という地殻変動の原因の1つでもあります。
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/bigtable01/01.html
さらに「データベースの未来はどっちだ?」関連記事は……
●GoogleのMapReduceアルゴリズムをJavaで理解する
いま再注目の分散処理技術(前編) 最近注目を浴びている分散処理技術
「MapReduce」の利点を、Javaのサンプルからアルゴリズムレベルで理解することに
よって探る(2008/7/8)
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/special/distributed01/distributed01_1.html
●“動物図鑑”で知るCouchDBの特徴
ゆったリラックス! CouchDBがあるところ(1) ドキュメントをデータとして管理
し、Webで公開することに最適化したオープンソースの「CouchDB」。RDBMSと何が違
う?(2009/9/4)
http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/09_couchdb/01/couchdb01.html
●アプライアンスの登場で身近になるDWH
データウェアハウス最前線(1) 最近、データウェアハウス(DWH)市場ではソフト
ウェアとハードウェアをセットにした「アプライアンス」を提供するベンダが増えて
いる(2010/11/2)
http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/10_dwh/01/dwh01_1.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ ERモデル
entity-relationship model / 実体関連モデル
データモデリング手法の1つで、モデル化対象(実世界)を“実体”とその“関連”
からなるものとして定義、構造化して、静的な概念データモデルを記述する。一般に
データベース設計に用いられる。
ERモデルでは、一般に次の3つの構成要素によって世界(管理対象)を表現する。
■実体(エンティティ:entity)
管理の対象として“存在する”と定義したもの(例:「顧客」「商品」などの物理的
な存在、「会社」「支店」などの法的、論理的存在、「契約」「納品」などの事象
など)。
■属性(アトリビュート:attribute)
実体の特性として定義したもの。実体が持つデータ項目。(例:従業員エンティティ
の「従業員氏名」「従業員住所」「従業員電話番号」など。
■関連(リレーションシップ:relationship)
実体と実体の関係を示したもの。実体に対する操作。(例:部門エンティティに従業
員エンティティが「配属」されているなど)。
モデルと同時に表記法としてERダイアグラム(ERD)が提案されたが、これがデータ
ベース設計やデータ中心アプローチ(DOA)におけるシステム開発において実用的で
あったため、現在では、主にデーターベース設計の標準技法として広く普及してい
る。
▼続きは「@IT 情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/ermodel.html
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■[コラム]@IT編集長のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 2011年末、「クラウド」という言葉は消え去る?
2010年は、文字通り「クラウド一色」の年でした。私は、この言葉自体は来年末くら
いに寿命を迎えると思っています。誤解のないように申し上げておきますが、「クラ
ウド」が単なる一過性の流行だとはまったく思いません。この言葉が表現しようとし
ていることは、消え去るものではありません。
11月末に、当編集部主催で「クラウドという言葉が嫌いな人のための社内ITインフラ
最適化術」というセミナーを開催しました。その際の私の講演では、クラウドという
言葉をまったく使いませんでした。いま、ITの世界で起こっていることは、この言葉
を使わなくても十分に説明できます。
現在、企業ITの世界で起こっているのは、ITのユーザーである業務部門にとって、IT
がどれだけ役立てるかをめぐる競争です。業務部門は以前から、「早い、安い、
うまい」ITを使いたいと望んできました。この場合の「うまい」はいろいろな意味を
持ちますが、ざっくりいえば、業務上やりたいことにできるだけ直結する(足手まと
いにならない、あるいはやりたいことを助けてくれる)ITです。最近1〜2年の間に、
いわゆるクラウドサービスをはじめとする選択肢が大きく広がったことで、企業内で
ITを使う人々の立場は、ITを提供する人々に対してますます文句が言いやすくなって
きました。
これにより、IT部門をはじめ、IT製品ベンダ、サービス事業者、システム・インテグ
レータなど、ITを提供する役割を持つ人々にとって、あたかも戦国時代に突入したか
のような状況が生まれました。これまで、暗黙の前提と考えていたそれぞれの間のす
み分けや役割分担があいまいになり、新たな主導権の取り合いや付加価値の奪い合い
が起こるようになりました。
守るべきものを持つ人々、持たない人々。それぞれ戦い方は異なりますが、IT関係者
は、新たな状況下で、どのように自社が付加価値を維持したり、高めたりできるかを
競い合っています。新たな囲い込みを図ろうとする動きも見られますが、簡単にはい
かなくなっていることは事実です。「任せていただければ安心ですよ」といったあい
まいな言い方は説得力を失いつつあります。効率性(コスト)、柔軟性、俊敏性、
そして業務をより直接的に支援するITシステムをどう提供できるかが、今後ずっと問
われ続けていくことでしょう。
「クラウドという言葉が嫌いな人」の中には、自らのこれまでの立場が脅かされるた
めに「クラウド」という現象を恐れている人々がいます。こうした人たちを少しでも
動かすという点で、この言葉は今後も存在する意義を持つでしょう。しかし、本質を
理解している人にとっては、クラウドは単に新たな現実を表現する形容詞の1つでし
かありません。ITがよりビジネスに直接的に貢献すること。業務を支援することを本
来の目的とするITにとっては当たり前のことです。しかし、これまで一人歩きしてし
まっていた部分があることは否めません。とすれば、いまIT業界で起こっていること
は本来の姿にあらためて近づくためのさまざまな試みです。ITが本来の姿に十分近づ
いたとき、クラウドという言葉は完全に不要なものとなるはずです。
▼@IT――5分でわかるクラウド・コンピューティング
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/5mincloud/01.html
(@IT編集長:三木泉)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
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(@IT通信/編集担当:笹田仁)
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