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海外では、企業内・企業間においてソーシャルネットワークを活用したコラボレー
ションが活発化しています。本セミナーでは、エンタープライズ領域におけるソー
シャル・コラボレーション・ツール活用事例を、IT分野で多数の起業を経験している
ヨーロッパの「シリアルアントレプレナー」2人が紹介します。
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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.512]2011/7/7 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
とっとと作ってしまおう!
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
アジャイルソフトウェア開発
■[コラム]革命家を目指す営業部員のつぶやき
エジプト革命の後のタハリール広場にて
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キリンビールが「氷を入れて飲むビール」を7月末から発売するそうです。確かに、
日本では氷を入れてビールを飲む習慣はありませんでした。氷を入れて飲むと、氷が
溶けてビールの味が薄くなるということが理由だったように記憶してます。キリンビ
ールはそのような声に応えて今回発売するビールは濃い味付けにしているそうです。
しかし、編集担当者に言わせればそんなことをしなくても必要ならば普通のビールに
氷を入れてしまえばいいのにと思います。氷が溶けて味が薄くなる前に飲んでしまえ
ばいいのですから。
▼キリン アイスプラスビール
http://www.kirin.co.jp/company/news/2011/0629_01.html
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】とっとと作ってしまおう!
●アジャイル開発ではドキュメントを書かないって本当?
開発をもっと楽にするNAgileの基本思想
ひとくちにコミュニケーションいうけどな、人と人の会話ばっかりがコミュニケー
ションやないで。その名のとおり、情報を伝えること全般やな。例えば、ドキュメン
テーションなんかもコミュニケーションの代表格や。
ドキュメントですか。なるほど。
そういえば、「アジャイルではドキュメントを書かない」「ドキュメントが不要」
って聞いたんですけど?
アジャイルではドキュメントを書かんて。そんなあほな……。
よういうわ、そんなこと。え? 誰がいうてるんや? そんなこと。分かった。おんな
し職場の田中はんか。いうとくけどな、あの人いちびりやで。あんまり当てにしたら
あかんよ。
え? みーんないうてるて? みんなって誰と誰やねん。どうせ田中はんだけやろが。
ほんなら何か? 田中が死ねいうたら死ぬんか、じぶん?
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/nagilemind/nagilemind01/nagilemind01_01.html
さらに「とっとと作ってしまおう!」関連記事は……
●発注者はアジャイル開発をこうみている
アジャイル実践者インタビュー(1) 実際にアジャイル開発手法を実践するときに
は、現場で行ったこと、困ったこと、起こった出来事、そしてその対処の仕方を知る
方が実用的(2005/11/5)
http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai2/prac01/prac01a.html
●アジャイルプロトタイピングとRuby on Rails
Rubyでアジャイルプロトタイピング(3) WebアプリケーションフレームワークRuby
on Rails(RoR)の紹介と、RoRがアジャイルプロトタイピングに寄与する特徴を
解説する(2006/1/18)
http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai2/proto03/proto03a.html
●アジャイル開発と反復開発の落とし穴
ソフトウェア開発の匠(4) 管理重視の反復開発と価値重視のアジャイル開発。
双方の特徴と弱点を把握し、弱点をカバーした新しいプロセスの確立を考えよう
(2009/3/11)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/takumi/04/01.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ アジャイルソフトウェア開発
agile software development
ソフトウェア要求仕様の変更などの変化に対して機敏な対応ができ、顧客に価値ある
ソフトウェアを迅速に提供することを目的とするソフトウェア開発方法論の総称。特
に「アジャイルソフトウェア開発宣言」に合意しているもの、「アジャイルアライア
ンス」に参加しているものを指す。アジャイル(agile)とは「俊敏な」「機敏な」
という意味で、軽量型(ライトウェイト)開発ともいう。
ウォーターフォールやRUPなどの“重厚な(ヘビーウェイト)開発プロセス”が事前
に仕様を定義して、それに基づいてアーキテクチャ中心に計画的な設計を行い(この
間、仕様書や設計書など中間成果物を作成する)、その設計に沿ってプログラミング
を行っていくというプロセスであるのに対して、アジャイルソフトウェア開発は仕様
や設計の(場合によっては大幅な)変更が当然あるものという前提で、最初から厳密
な仕様を抽出しようとせず、大まかな仕様だけで細かいイテレーション(反復)開発
に始め、すぐに実装・テストを行って仕様や設計の妥当性を検証するというアプロー
チを取る。
上述のヘビーウェイトな手法は伝統的なソフトウェア開発のやり方としてさまざまな
プロジェクトで実施されてきたが、近年、その欠陥が指摘されるようになってきた。
それは、社会状況やマーケットの変動が激化し、また業務が複雑化するに伴って、ビ
ジネスおよびシステム要件も日々変化するのに対し、従来の手法ではその変化に機敏
に対応して、システム構築ができないというものだった。
▼続きは「情報マネジメント用語辞典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/asd.html
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■[コラム]革命家を目指す営業部員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ エジプト革命の後のタハリール広場にて
私は人が熱を持って行動しているのを見るのが好きだ。本気の人の熱はやがて周囲に
伝播し、大きなうねりとなって化学反応を起こす。その反応の積み重ねこそ、歴史と
呼ばれるものなのではないか、と私は考えている。例えばその状態は革命と呼ばれる
こともある。つまるところ私は革命が好きだ。
確実に歴史に残るであろう革命が2011年1月25日、エジプトで起きた。チュニジアで
起きたジャスミン革命に触発され、29年にわたるムバラク大統領の独裁政府を倒した
エジプト革命だ。「これはもう現場に行くしかない!}と判断した私はゴールデン
ウィークを利用してエジプトを旅した。本当はシリアにも行きたかったのだが、私が
シリアの首都ダマスカスに到着した4月末には本格的な内戦状態に入っており、入国
できなかったのだ。結局その晩は、20名ほどの濃いヒゲだらけの空港警察の集団の中
で一夜を明かすこととなった。
シリアではさんざんな目に遭ったが、翌日はエジプトの首都カイロに到着。早速、
革命の中心となった「タハリール広場」に向かう。革命後、混乱が続いていると見ら
れているのか、観光客はまばらだった。
しかし、観光客向けに「革命Tシャツ(革命の起こった日付1.25がおしゃれ)」や
「革命記念ハンカチ」が売られていた。広場では、今なお混乱の続くリビアやシリア
を助けよう、というデモの真っ最中で、シュプレヒコールが鳴りやむことはなか
った。
私はそのデモに参加していた、ノリのよさそうなエジプトの若者と話をした。彼も
ずいぶん警官とやりあったらしい。革命後何か変わったか、との問いに、「今まで
より、警官を恐れなくなった」と答えてくれた。何かにつけて賄賂を要求するような
悪徳警官もいたらしいが、今は姿を潜めているという。「まあみんな警官を馬鹿にし
ちゃって、交通渋滞がひどくなったんだけどね」と言ったので、「それは元からだ」
と返して2人で笑った。
しばらく話しを続けたら、携帯持ってるか? と聞かれた。私はここでは持っていな
い、と答えたところ驚かれた。彼はピカピカのNokia製スマートフォンを出しなが
ら、その場で私のFacebookアカウントを聞き、フレンド申請してくれた。iPhoneが
主流ではないのか? との問いには、「クールだけど高い」と答えてくれた。
本当にFacebook革命だったのだなと妙に感心しながら、ムバラクがインターネットを
遮断したときのことを聞いた。「あれはケッサクだった。ネット遮断で何が起きて
いるか分からない人たちがこの広場に集まって、革命を加速させたんだから」と。
「今はまだまだ自由を実感できてないけど、これからは絶対楽しいよ。俺の給料、
今は月2万くらいなんだけど、もっと豊かになって、恋人と子供作って、でかい家に
住むんだ。津波とか大変かもしれないけど、ジャパンは自由で楽しいだろ?」、と
話す彼は本当に楽しそうだった。自由は自由で結構大変だけど、幸せになれよな、
と言って、彼と別れ、私はタハリール広場を後にした。彼と話した後は、なんだか
楽しい気分になっていた。
私は革命も好きだが、自分の明るい未来を信じて楽しそうにしている人間を見るのも
また好きなのだ、と気付かされた1日だった。最後にムハンマド、お前、絶対幸せに
なれよな!
▼外務省 海外安全ホームページ エジプト
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=94
(ITインダストリー事業部 営業統括部 第四営業部:山田竜司)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe
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(@IT通信/編集担当:笹田仁)
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