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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.526]2011/10/13 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
ひょっとしてまだ生きてる?
■今週のキーワード(from @IT用語事典)
キープ・アライブ
■[コラム]ねとらぼ記者のつぶやき
どんな本を自分の子供に与えよう、と親としての務めを考える
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10月5日、アップルは同社の創業者であり、現会長のスティーブ・ジョブズ氏が亡く
なったことを明らかにしました。ご冥福をお祈りいたします。個人的に、アップルの
製品をいくつか使っているのですが、どの製品を取っても、「なぜこれが爆発的に売
れるのだろう?」というものばかりのような気がします。しかし、ほかの製品と比べ
たら「絶対にアップルの方がいい」と言わせる力がありますね。これがジョブズ氏の
魔力でしょうか。最近は、ジョブズ氏が亡くなったと認められない一部の人を狙った
「スティーブ・ジョブズは生きている」という迷惑メールが出回っているようです。
死んだはずなのに、一部の人は生きていると信じている。そしてそう唆す人がいる。
こういう構図を見て、まるでエルビス・プレスリーと同じだなと思ったのは編集担当
者だけでしょうか?
▼「スティーブ・ジョブズは生きている」――訃報に便乗の迷惑メールに注意
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1110/12/news066.html
▼Elvis has left the building
http://en.wikipedia.org/wiki/Elvis_has_left_the_building
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】ひょっとしてまだ生きてる?
●Heartbeatの特徴とユニークな機能
Heartbeatでかんたんクラスタリング
Heartbeatについて説明する前に、まず、用語について整理しておきたいと思い
ます。
すでにこの記事でもいくつか出てきていますが、Heartbeatソフトウェアを解説する
うえで「Heartbeat」「heartbeat」、そして「ハートビート」と、同じ読み方の用語
が3つ出てきます。これらはそれぞれ、次のような異なる意味で使用していますので
注意してください。
Heartbeatは、Alan Robertson氏が率いる「Linux HAプロジェクト」により提供され
るオープンソースソフトウェアで、HAクラスタを構成するためのソフトウェアです。
Heartbeatの特徴をいくつか書き出しますと、などが挙げられます。
Heartbeatの歴史はかなり古く、ソースコードに含まれるドキュメントによると、
1999年3月に登場したバージョン0.2.0が最初のリリースです。その後、2003年2月に
バージョン1.0.1が、2005年7月に2.0.0がリリースされ、最新バージョンは2.1.2と
なっています。実に7年以上にわたる大プロジェクトです。
また最近になって、メーリングリスト上でバージョン2.1.3のスケジュールが発表
されました。皆さんがこれを読んでいるころには、すでにリリースされているかも
しれません。
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/heartbeat01/heartbeat01b.html
さらに「ひょっとしてまだ生きてる?」関連記事は……
●悪魔に心を売っても納期を守る! 裏技術
最新DATAで見る「エンジニアのキャリア事情」(21) 迫る納期を死守するために
編み出された、帳尻合わせの裏技術の数々。あなたはこんなことできますか?
(2005/12/21)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/career21/data21.html
●「納期に間に合わない!」の根本原因を探る
エンジニアが価値を生むための発想法(3) 複数の問題が混ざっていると、頭を抱
えてしまう。問題の中核を定義し、根本原因を推測する必要がある
(2008/11/14)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/triz/03/01.html
●景気対策と生き残りと半導体メーカーの統廃合と
半導体業界動向:頭脳放談 景気低迷は、半導体業界にも影を落としている。ついに
ルネサスとNECエレが統合に動きだした。この統合で世界3位となるが、それは吉
なのか?(2009/4/27)
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/zunouhoudan/107zunou/survival.html
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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ キープ・アライブ
keep-alive
ネットワークなどにおいて、通信路やセッションがまだ有効(alive=生きている)
ことを確認・表明するために行われる、定期的な通信のこと。
一般的には、通信が行われていないネットワークでは、まったくトラフィックが流れ
ないため、通信相手がダウンしているのか、それとも単に通信するべきデータがない
ので、トラフィックが途絶えているかを判断することができない。そこで、無通信時
にも一定時間間隔で何らかの確認パケットをやり取りすることにより、通信相手や通
信路がまだ有効であることを確認することができる。このような目的で行われる通信
のことをキープ・アライブ(生きている状態を保ち続けるという意味)という。
キープ・アライブに対する応答が途絶えると、通信路をクローズしたり、必要ならば
再接続したりするなどの処理を行う。キープ・アライブは本来やり取りされるデータ
とは関係なく、通信路やセッションをアクティブに保つためだけに使われる機能
である。そのためキープ・アライブが使われていることは上位のアプリケーション
では通常は意識する必要はない。
キープ・アライブはさまざまなプロトコルで利用されている。例えばTCP/IP
プロトコルでは、TCPの仕様としてキープ・アライブの機能が用意されている。
TCPはセッション指向の通信方式(最初に2者間で通信路を開設して、その上で通信
を行う方式)であるが、無通信状態では、まったくパケットが生成されない。
▼続きは「Insider's Computer Dictionary」へ
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/46/44910346.html
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■[コラム]ねとらぼ記者のつぶやき ━━━━━━━━━━━━━━━
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■ どんな本を自分の子供に与えよう、と親としての務めを考える
先日、ふらりと図書館の児童コーナーに立ち寄った際、詩の本がずらりと置いてある
棚を見つけました。近くに居た小学1〜3年生くらいの小さな子供たちを見回し、「そ
うか、小学校で少し習うしなぁ」と思いつつ、その棚を眺めます。すると「子供に読
ませたい詩シリーズ」なるものを発見(ふらりと立ち寄ったもので、本に関する詳細
は覚えていません……)。その第1巻は、島崎藤村。そして八木重吉、宮沢賢治、
石垣りん……と続きます。冷静に考えて小さな子供に、青年の恋や社会を憂う昔の詩
を教えるなんて、ハードルが高過ぎますよね(笑)。しかし同時に、「幼いころに読
み聞かせられたら、どのような人間に育つのだろう」との疑問も持ちました。
文学や物語で「心を育てる」という教育手法はよく知られていますが、実際子供の
人格形成にどんな影響をもたらしたかは、親も本人も本質的に理解できません。
すべての事象や物事が関連し、人格が形成されるためです。だからこそ自分なりに、
思うままにいいと思うものを読ませがちではありますが、本は少なからず人格形成
に影響を及ぼすので、十分に気を使わなくてはならないと思うのです。
というのも私の実体験が分かりやすい例で、小学校のころ、親の勧めで芥川
龍之介、太宰治、菊池寛など人間の内面の「エゴイズム」を描く作家の作品ばかりを
読みふけっていました。その影響で「人間や社会は哀しいもの」との固定概念が強く
残ってしまい、おかげで人より多く悩みにふけるような気がします(苦笑)。もし
自分の子供に同じような本を与え、私と似たように育ってしまったら、少しかわい
そうな気がするのです。「親に子が似る」、との意味ではうれしいような哀しいよ
うな気もしますが。
こぼれ話はこれくらいにして、ではどんな本を与えるべきか。「どう育って
欲しいか」との親としての思いもあるでしょうし、結局のところ「自分なりにいいと
思うものを与える」しかなく、振り出しに戻ってしまいます。それでも親にできるこ
とと言えば、安易に、そしてやみくもに良いと思う本を与えるのではなく、これから
人格形成を迎える未熟な子供のために、思考を最大限に凝らし、豊富な知識と経験の
中から選択してあげるというのが、成熟した大人である親としての務めなのではない
か、と私なりに考えたのでありました。
▼関連リンク:
ジュンク堂書店「子どもへ向けて書いた詩」
http://www.junkudo.co.jp/view2.jsp?VIEW=shelf&ARGS=8442
(ビジネス・コンシューマー事業部 ネット&カルチャー統括部:笹山美波)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe
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(@IT通信/編集担当:笹田仁)
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