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■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.528]2011/10/27 ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週のテーマ
泥沼に引きずり込んでやる!
■@IT編集部からのお知らせ
スマートフォンアプリ選手権本戦&授賞式のご案内
■今週のキーワード(from 情報マネジメント用語事典)
囚人のジレンマ
■[コラム]誠Biz.ID編集部の巨漢のつぶやき
5年ためたツケを払っています
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2010年10月、情報処理学会が開発した将棋プログラム「あから2010」と清水市代女流
王将(当時)の対局があり、86手であから2010が清水女流王将を破るという事件があ
りました。コンピュータが進化したとはいえ、まだプロには勝てないだろうと予想す
る人が多かったので、棋界に衝撃が走りました。あれから1年経ち、再びコンピュー
タがプロ棋士に挑戦することになりました。今度は世界コンピュータ将棋選手権で
優勝したプログラムの登場です。対するプロ棋士は日本将棋連盟の会長である
米長邦雄永世棋聖! (正確に言うと元プロ棋士ですね) 「最盛期の時より極端に
棋力が落ちている」という米長永世棋聖ですが、現役時代は劣勢になるとわざと局面
を複雑にして逆転を狙う「泥沼流」で鳴らした実力者です。多少後れを取ったとして
も、コンピュータを泥沼に引きずり込んで勝ってくれるでしょう。
▼米長永世棋聖、コンピュータと対局へ 「電王戦」来年1月に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/07/news024.html
▼日本将棋連盟 役員一覧
http://www.shogi.or.jp/aboutus/yakuin.html
▼米長邦雄(@yonenagakunio) on Twitter
https://twitter.com/#!/yonenagakunio
■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです
【テーマ】泥沼に引きずり込んでやる!
●泥沼へ向かうIntelとVIA Technologiesの特許争い
ニュース解説
2001年9月上旬、IntelはPentium 4に関する5件の特許侵害でVIA Technologiesを米国
デラウエア州裁判所に提訴した。9月10日には、逆にVIA Technologiesが、Intelを
特許侵害と不当競争防止法違反で台湾と米国の裁判所に提訴し、お互いを特許侵害で
提訴し合うことになった(VIA Technologiesの「Intelを特許侵害と不当競争防止法
違反で提訴したことに関するニュースリリース」)。さらに9月20日には、VIA
Technologiesが米テキサス州オースチンの連邦裁判所に、同社の子会社である
Centaur Technologyが持つ、特許(特許番号:6,253,311)をIntelのPentium 4が
侵害していると訴えている(VIA Technologiesの「Pentium 4の特許侵害に関する
ニュースリリース」)。この特許は、「異なるフォーマットの数値データをマイクロ
プロセッサに保存する技術」に関するものであるという。
この提訴を受けて、9月26日にはIntelがドイツ、香港、米国において、VIA
Technologiesを「Apollo P4X266」と「VIA C3」の特許侵害で追提訴している(Intel
の「VIA Technologiesの特許侵害に関するニュースリリース」)。Intelは、
こうした提訴に関してニュースリリースを出すことは少なく、通常は和解や勝訴など
決着がついた状態を明らかにするだけだ。「特許侵害で提訴を行った」という
ニュースリリースを出したのは、1997年のDECに対してくらいしか記憶にない。
それほどVIA Technologiesとのライセンス問題は、根深いものなのかもしれない。
▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/kaisetsu/via_vs_intel/via_vs_intel.html
さらに「泥沼に引きずり込んでやる!」関連記事は……
●仕事の泥沼から抜け出すためにできること
コラム:ITエンジニアにも重要な心の健康(28) 1人で仕事を抱え込み泥沼に
はまってしまう前に、身近な誰かに電子メールで相談してみよう。書き方の
ポイントも紹介(2006/7/4)
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/column/stress/stress28.html
●時間の無駄? 進捗会議が泥沼にはまる理由
新任PMがついやってしまうNG集(3) メンバーからの「進捗率」は当てになら
ない。だから進捗会議は泥沼にはまる。この不毛な会議を有益にするためのポイント
を紹介しよう(2011/5/16)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/newpm/03/01.html
●紛争勃発に備えよ! 受け入れ検査時のトラブル対策
連載:企業システム戦略の基礎知識(10) システム受け入れ検査で「欠陥か、仕様
変更か」でもめて、紛争に発展することがある。禍根を残さず穏便に解決する
知恵とは?(2005/8/25)
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/opinion/basic/10/01.html
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■@IT編集部からのお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ ソラミミストの安齋 肇氏や高橋名人も登場!
スマートフォンアプリ選手権本戦&授賞式のご案内
賞金総額100万円! アプリ本気勝負!! あなたのアプリで競いませんか?
デザイナや開発者が自作アプリを競う「スマートフォンアプリ選手権」では、
「Windows PhoneアプリのMarketplace(マーケットプレイス)」に登録した、
Windows Phone上で動くアプリが多数登場します。
約250名の応募(10月20日現在)を勝ち上がったツワモノアプリの最終プレゼン。
10月29日土曜日夕方に、お台場のカルチャーカルチャーでWindows Phoneアプリの開
発者が集い、そのでき具合を勝負します。
「かわいい賞」「モテ賞」「おばか賞」「アプリがいっぱい賞」「学生賞」「LT(ラ
イトニングトーク)賞」の6つで、それぞれ豪華賞金・賞品が準備されています。
各賞の受賞者を決めるのは、来場者の清き1票です。
司会は、ミュージシャン、インターネットマガジンの編集長を経て、現在はソーシャ
ルメディアコンサルタント&IT企業顧問をしている倉園佳三さんと、ミンティアガー
ルとしても活躍中の小泉みゆきさんです! 審査員は、ソラミミストの安斎肇さん
や、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の中村伊知哉教授、ファミコン
世代の憧れ高橋名人など豪華な顔ぶれとなっております。
最終プレゼンや受賞式の後は、アプリ開発者の皆さんとの名刺交換の交流タイムも予
定しています。もちろん、審査員の方々にも会えますよ!
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▼@IT デザインハックミーティング「スマートフォンアプリ選手権」本戦&授賞式
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002065956P0030001P0006
・日時:2011年10月29日(土)17:00〜21:00 (開場 16:00〜)
・場所:お台場・東京カルチャーカルチャー
・主催:@IT編集部 協力:日本マイクロソフト
・チケット:前売り2000円 当日2500円(飲食代別途必要・ビール600円など)
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▼参考リンク:
●@IT デザインハックミーティング「スマートフォンアプリ選手権」
http://www.atmarkit.co.jp/ad/event/smpa/index.html
●倉園佳三氏プロフィール
http://zonostyle.com/profile
●中村伊知哉のもういっぺんイってみな!
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/design/index/index_ichiya.html
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■今週のキーワード(from 情報マネジメント用語事典) ━━━━━━━━━━━━
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■ 囚人のジレンマ
prisoner's dilemma
ゲーム理論で最も有名なゲームの1つ。各プレーヤーが自己の利益だけを考えて
選択した合理的戦略が、全体にとっては最良の選択とはいえない結果をもたらすこと
を示すモデルである。
ゲーム理論の基本定理であるナッシュ均衡(ないしミニマックス定理)は、さま
ざまな行動主体が個別合理的に意思決定を行うと安定した戦略の組みがあることを
示すが、それが社会合理的であるならばアダム・スミス(Adam Smith)の「神の見え
ざる手」と同様の結論だといえる。しかし、囚人のジレンマが示すのは、個別合理性
が必ずしも社会合理性に結び付かないという例である。
囚人のジレンマは、一般に次のようなエピソードで説明される。
2人の容疑者が当局に捕まって、それぞれ別室で尋問を受けている。取調官は強盗
共犯の嫌疑で彼らを拘束しているが十分な証拠がなく、2人が黙秘を通せば微罪に
よる軽い刑罰しか求刑できない。もし、どちらかが司法取引に応じて共犯証言を
すればその者は不起訴・釈放となり、黙秘を続けた方は重い実刑を受ける。また、
両方がそろって自白すれば起訴は免れないが、情状酌量による減刑によって中程度
の実刑で済むことが期待できる。
このゲームの利得の一例をマトリクスで表現すると、以下のようになる。
▼続きは「情報マネジメント用語辞典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/prisonersdilemma.html
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■[コラム]誠Biz.ID編集部の巨漢のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 5年ためたツケを払っています
@IT通信をご覧の皆さま、大変ごぶさたしております。誠Biz.ID編集部の鷹木です。
以前こちらのコラムに書いたのが2006年6月29日ですので、実に5年ぶりの登場であり
ます。
5年前のコラムはちょうどBiz.IDがオープンした当日ということもあり、かなり初々
しさ爆発のお話でして、今読むと赤面するような部分もあったりします
( http://www.atmarkit.co.jp/info/backnumber/tsushin/attsu00259.html )。
今は会社も引っ越し、媒体もある程度軌道に乗って、なんとか毎日過ごしていると
いうところでしょうか。
当時と大きく変わったことがあるとすれば、鷹木の体重であります。入社時は85キロ
前後だったはずですが、あれよあれよと太ってしまい、2011年(つまり今年)の正月
には112キロ! 実家に帰れば近所の親戚にあきれられ、幼なじみの友達にあいさつ
しても気付かれない始末。小さい甥っ子姪っ子も逃げるほどのありさまでした。
ということで、この体重を減らさなあかん! と一念発起。食事制限などを試みてい
たんですが、体重ってなかなか減らないんですよね。ちょっと減ってきたと思っ
たら、飲み会だ、ランチミーティングだって“余計なイベント”が……(いや、
楽しいんですけどね)。
結局8月に入っても105キロぐらいまでしか減らず、抜本的な減量には至りませんで
した。そこで始めたのがジョギングです。有り体にいうと、皇居ランナーになった
わけです。36年生きてきて、初めて減量のためのジョギングを夏の盛りに始めま
した。
学生のころからスポーツをやっていたし、長距離走は比較的自信があったのですが、
当初は皇居の1周(大体5キロぐらい)すら完走できない状況。半分ぐらい歩いていま
した。まあ、実際走るのはつらいですよね。なんだか足も昔のように動かないし、
そもそも大腿部を上げようとするとお腹に引っかかったりして、ギクシャク(笑)。
走っていれば、お腹は痛くなるし、膝や足首もなんだかギシギシいってきます。
昔のような根性はすでにないので、痛かったら走らずに歩く、つらかったら走らずに
歩く、を徹底。気持良く走れるところまでしか走らないを“自分ルール”として設定
しました。だって、痛かったりつらかったりしたら、それだけで続けられないです
よね。長期戦なので、なるべく長く続けられるようなルールを付けた、というわけ
です。
ちなみに走っても歩いても同じ距離なら消費カロリーはそれほど変わりません。
なので、歩いててもそれなりに体重は減っていきます。人間数値が目に見えてくると
やっぱりやる気も出るもの。走ったり歩いたりを続けているうちにできるようになる
ものですねえ、今では2周を走れるようになったのです(そのうち半周は歩いていま
すが)。
あと、走っているといろいろ物思いにふけることができるのも良いところです。実は
鷹木、毎日の通勤は自転車。なので運転に注意しているとあまりぼーっとできないん
ですよね。その点、皇居の周りをゆっくり走っている分には余裕があります。日ごろ
インプットに追われている生活ですが、走りながら徐々に整理していく時間としても
貴重です。この原稿も走りながら考えたのでありました。
ちなみに体重は26日朝までで89.6キロ!! 目標は11月5日までに85キロでありますが、
ちょっとギリギリかなあ。まあ、気楽に頑張っていこうと思います。皇居で鷹木を
見た方はぜひお声がけください!
▼皇居ランニング倶楽部
http://www3.airnet.ne.jp/yamachan/
(誠Biz.ID担当編集長:鷹木創)
▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe
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(@IT通信/編集担当:笹田仁)
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