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■ .NET開発者必見!知らないと損をするアジャイル開発の進め方
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『最新のアジャイル開発にどのように取り組めばいいの?』
『アジャイルがもたらす新しいSIの形態って何?』

アジャイル開発の最前線にいる講師陣が、その有効性から失敗体験まで、ありのまま
の現実とこれからを講演、パネルディスカッション、Q&A懇親会で多いに語ります!
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第7回 .NET中心会議 2012年1月21日(土) 13:00〜16:45 @UDX GALLERY NEXT-1
https://itmedia.smartseminar.jp/public/seminar/view/337
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 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.537]2012/1/6             ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■今週のテーマ
   Jump!
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   NAND演算 (Negative AND operation)
 ■[コラム]アイティメディア代表取締役社長よりごあいさつ
   ようやく「一回り」。次の一回りに向けて
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皆さま、あけましておめでとうございます。今年も@ITをご愛顧いただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。今回のコラムで弊社の社長が申し上げていますが、
2011年はつらい1年でした。2012年は日本全体が大きく飛躍できることを願っており
ます。
ところで、2012年はいよいよあのヴァン・ヘイレンがツアーに出るそうです。ヴォー
カリストはオリジナルメンバーのデイヴィッド・リー・ロス。彼の後を継いだ
サミー・ヘイガーに比べると歌唱力があるとはいえませんが、サービス精神たっぷり
のエンターテイナーです。今でも「ヴァン・ヘイレンは彼でなくては」という人は少
なくありません。ツアーが始まったら、来日してほしいですねぇ。サミー・ヘイガー
時代の高音を響かせる歌声は聴けないと思いますが、その分“Hot for Teacher”や
“You Really Got Me”“Panama”など、楽しい気分になる曲が聴けそうです。そし
て、何よりもエドワード・ヴァン・ヘイレンのギター・ソロを観たいですね。という
ことで今週のテーマは、2012年に飛躍したいという願いも込めて、彼らの代表曲であ
る「あの曲」とさせていただきました。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです

【テーマ】Jump!

●急成長に次ぐ急成長で30代前半で社長に!
挑戦者たちの履歴書(85)

1985年の電電公社民営化と通信事業自由化に伴い、バイテル・ジャパンは晴れて正式
に通信事業者として認定され、大々的にビジネスを拡大していった。当時、バイテル
の主たる業務は国際テレックスの中継サービスだったが、通信業界はちょうどこの
時期、大きな変革期を迎えていた。ファクシミリ(ファックス)の台頭だ。

日本国内におけるファックスの普及は早かった。特に、1980年代後半にバブル景気が
訪れると、企業はこぞってファックスを導入・活用して情報を発信するように
なった。細井氏も、当時の状況を振り返って次のように話す。

「バブル景気のころは、どの企業も経費を節約することよりも、『いかに宣伝
するか』『いかに顧客にリーチアウトするか』ということを最優先に考えていた。
そして、そうしたニーズに、ファックスの同報通信は極めて良くマッチしたんです」

ちなみにテレックスはというと、ファックスの急速な普及に伴い、徐々に市場から姿
を消しつつあった。バイテルのテレックスビジネスも縮小に向かったが、一方で同社
には先見の明があった。ファックスがブームになる以前から、将来のファックス普及
を見越して、ファックスを使ったビジネスモデルの開発を進めていたのだ。
テレックスからファックスへの通信手段の転換に乗り遅れなかったどころか、逆に
先陣を切ってファックスの新ビジネスを展開していった。

同社が当時、他社に先駆けて提供を開始したのが、ファックスの同報通信サービス
だ。例えば、海外から送られてきたファックスを国内数百カ所に一斉に配信したり、
あるいは海外から入ってきたテレックスをファックスにメディア変換し、同じく一斉
配信したりするものだ。

当初は配信やメディア変換の作業を手動で行っていたが、その後パナソニックと共同
開発したシステムを導入し、自動化を実現した。さらに、これまで直販のみで販売
していたサービスを、パートナー企業経由の間接販売でも提供するようになった。
細井氏はゼネラルマネージャとして、ファックスサービスの営業やトラブル対応に
奔走する毎日を送っていた。

バブル景気の追い風にも乗って、バイテル・ジャパンの売り上げは急成長を遂
げた。あまりにも成長が早過ぎて、回線を増設してもまたすぐに足りなくなって
しまうほどだったという。こうした業績を認められ、細井氏は1986年に同社の専務
取締役に、その翌年には代表取締役社長に就任した。

「社長に就任したときは、まだ32歳か33歳だったと思います。会社も急成長してま
したし、もう『イケイケドンドン』でしたね!」

しかし、細井氏はただ時流に乗ってファックスサービスを売りまくっていたわけでは
なかった。冷静に次のトレンドを読んでもいたのだ。

▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/keymanslife/85/01.html


さらに「Jump!」関連記事は……

●急成長中のデータグリッド製品“Coherence”が日本に上陸
NewsInsight Coherenceは、Tangosolが“データグリッドソリューション”と呼ぶ
Javaアプリケーション向けミドルウェアパッケージ。プラットフォームとして、
BEA WebLogic、IBM WebSphere、IBM Grid Computing……(2007/02/06)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200702/06/coherence.html

●類似アプリはパクリではなく切磋琢磨の結果だ
「ソーシャルゲーム・リーダーズ・サミット」レポート ソーシャルゲームの現在・
今後について、ドリコム、gumi、KLabの代表者が行ったパネルディスカッションの
模様をお届け(2011/11/7)
http://www.atmarkit.co.jp/fsmart/articles/socialgame_event01/01.html

●英語力を生かし、IT技術者として飛躍したい
転職。決断のとき(14) 大手メーカーの半導体技術者からシステム開発職を目指
して“社内転職”。その後開発経験の短さを英語力で補い、海外折衝の仕事に転職
する(2004/5/12)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/ten14/ten01.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ NAND演算 (Negative AND operation)
  【ナンド・エンザン】

コンピュータで使われる基本的な論理演算の1つで、否定論理積演算とも呼ばれる。
AND演算の結果に、さらにNOT演算を適用したもの。すべての入力が「真」の場合に出
力が「偽」となり、それ以外の場合は「真」となるような演算のこと。2進数で表現
すると、すべての入力が「1」ならば出力は「0」、そうでなければ「1」となる。

コンピュータにおける基本的な論理演算はAND、OR、NOT演算の3つであるが、ICなど
実際の論理回路ではANDやOR演算よりもNANDやNOR演算回路の方が作りやすく、これら
を基本にして設計されることが多い。

▼続きは「Insider's Computer Dictionary」へ
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/27/94968827.html

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■[コラム]アイティメディア代表取締役社長よりごあいさつ━━━━━━━━━━

■ ようやく「一回り」。次の一回りに向けて

新年明けましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げ
ます。

2011年3月11日の東日本大震災および福島原子力発電所の事故により、ご家族ご親族
を亡くされた方、そして今なお不自由な生活を余儀なくされている皆さまに、心から
お悔やみとお見舞いを申し上げます。

思えば、2011年という年は私たちの記憶の中でも特につらく厳しい1年でした。
かつて例を見ない大震災によって、多くの日本人が犠牲になり、さらに
多くの人々が安らかな日常を失ってしまいました。私たちすべての日本人の心の底に
ある自信、自負が消えかかっているような気がしてなりません。

復興に向けて動き始めたかと思えば、強烈な円高と欧州の財政危機により、回復しか
けていた景況感はあっという間に冷え切ってしまいました。また、年金問題、財政、
外交、社会保障など、かつての失政のツケがすべての日本人に重くのしかかって
います。

そんな中で迎えた2012年は、少なくとも気持ちの面では未来志向で前を向いて歩き
始めたいものです。実は、弊社の設立登記は1999年12月28日であり、営業開始は
2000年1月でしたので、会社が生まれて丸12年が経過したことになります。今年の
干支は縁起の良い「辰(立つ)」です。日本では古来より十二支、つまり12という
周期を「一回り」として大切にしてきました。例えば私たち日本人は、「彼は私より
一回り若い」と12歳違いをひと言で表現します。

社員200人足らずの弱小メディア企業が、12年「一回り」存続し続けることは簡単
ではありませんでした。親会社があったので、不渡りを出して取引先にご迷惑を
お掛けすることはありませんが、恒常的な資金不足で、実質的な債務超過になった
こともありました。

2000年1月に営業を開始した弊社は、2001年に早速危機を迎えます。9.11世界同時
多発テロの影響で、米国を中心に急激に経済が冷え込み、創業したばかりの弊社は
何度も苦境に立たされました。当時は、まだネットメディアの経営基盤は弱く、多く
のライバルたちは旧来のビジネスモデルである出版などに一時的に逃げ込みました。
私たちは、ネット媒体しか持たないメディア企業でしたので、すべてをネットの未来
に賭けたのです。

また、このころ米国ではネット企業の合従連衡が進みました。その影響を受けたこと
もありました。私たちの提携先であった「ZDNet(ジーディーネット)」が同業
ライバルである「CNet」に買収されたのです。経営陣が変わったことで、提携先と
私たちのそれぞれの経営戦略の間に溝ができ、彼らとの提携を解消せざるを得なく
なりました。この「離婚」には、「結婚」するときよりも多くのエネルギーを
費やしてしまい、喪失感だけではなく、「これからやっていけるのだろうか」という
大きな不安に襲われました。

なにしろ、これまで培ってきた「ZDNet」という、メディアにとって最も重要な
「ブランド」と、ネット企業にとっての生命線である「URL」を失ったのです。
「ITmedia」としてあらためてスタートを切ることになりましが、業績や資金繰りも
楽ではありませんでした。今考えるとこのときは、当社最大の存亡の危機だったと
思います。社員はよく頑張ってくれました。心より感謝したいと思います。

その後、2002年後半ごろから売上が伸び始め、2003年には黒字を達成しました。
ネットの普及と企業のマーケティング戦略の変化が追い風となり、2007年まで順調
な5年間が続きました。この間に、株式会社アットマーク・アイティと合併し、
2007年4月には東証マザーズにオンライン専業メディア企業としては国内初となる
上場を果たしました。

年頭のコラムが、何やら当社の12年の歴史を紐解くような話になってきましたが、
せっかくですので続けさせていただきます。

上場を果たしたころは弊社の業績も好調でしたが、2008年に再び危機が訪れます。
サブプライム問題とリーマンショックにより、それまで順調に成長を続けてきた
売上が減少し、経営的な曲がり角を迎えました。この間、さまざまな対策を打ち、
2011年にようやく持ち直してきたところです。

メディアはやはり「公器」であり、質の高い情報を提供し続けることが大切です。
一方で、私たちアイティメディアは私企業でもあります。財務や経営が安定しな
ければ、質の高い情報を提供し続けることはできません。

「メディアの革新を通して、情報革命を推進し、社会に貢献する」これは、当社の
経営理念です。社員数や資本金、あるいは社会への影響力を考えると、世界には
巨大なメディア企業がたくさんあります。しかし、アイティメディアの存在意義は
「メディアを未来に向けて革新していくこと」です。創業以来12年、幾多の困難も
乗り越えて今日を迎えました。これまでに学んだことを生かして、メディアの将来
の姿を提案する。そんな会社を目指して、新たな気持ちで突き進んでいきたいと
思います。

                (アイティメディア代表取締役社長:大槻利樹)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe

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                       (@IT通信/編集担当:笹田仁)



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