ワークフロー機能を搭載したJava100%自動生成ソフトワークフローとログ機能で内部統制をサポート

» 2008年05月12日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 キヤノンソフトウェアは5月12日、ワークフロー機能を搭載したWebアプリケーション自動開発ソフトウェア「Web Performer ワークフローオプション」を5月14日に発売すると発表した。

 Web Performerは、業務用のJavaアプリケーションを100%自動生成できる自動開発ソフト。Ajaxにも対応しているほか、Adobe Flexと連携することも可能だ。具体的には、業務要件と実装要件をリポジトリに登録すると、Javaで作られたWebアプリケーションが自動生成される仕組み。開発クライアント1ユーザーの最小構成で300万円から。

 キヤノンソフトウェア 商品企画部 ソリューション商品企画部 ソリューション商品企画課 細貝恵氏によると、「Ajaxに対応しているため、リッチなユーザーインターフェイスも実現できる。特別なランタイムも必要ない。Javaの自動生成ソフトは競合製品もあるが、100%自動生成できるのは当社製品だけ。100%自動生成であるため、属人的なバグを排除できるのが特徴だ」と説明した。

 Web Performer ワークフローオプションはWeb Performerのオプション製品で、この製品でワークフローを作成し、それをWeb Performerのアプリケーションと連携させることができる点が特徴だ。例えば、受発注と在庫管理システムを連携させる場合、「受注→承認→在庫確認→発送」といったワークフローを作成すると、Web Performerで作成した受注システムと発送システムをワークフロー連携させることができる。

 また、内部統制対応機能として、「案件の処理履歴確認機能」や「ワークフロー実行画面での案件処理履歴確認機能」「ワークフロー処理のログ出力機能」を搭載した。これにより、細貝氏は「内部統制で求められるログの証跡機能なども備え、ワークフローと組み合わせることで内部統制を支援できる」と説明した。

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