BPOを一元的に提供、トランスコスモスが新センター東京・有明に120シート用意

» 2008年09月01日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 トランスコスモスは、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスの提供施設「BPO有明テクニカルセンター」(東京都江東区)の業務を9月1日に開始したと発表した。従来からあった旧センターを大幅に拡張した。

 BPOとは顧客企業の特定業務を請け負うサービス。BPO有明テクニカルセンターでは、ITマネジメントを提供する「PCライフサイクルマネジメントサービス」、受発注や経理などを代替する「ビジネスアウトソーシングサービス」、システムの保守・運用を行う「アプリケーション保守サービス」、製品やサービスの品質保証、評価検証を行う「各種検証サービス」を提供する。

 旧センターではアプリケーション保守サービスや検証サービスなど一部のサービスだけを提供していた。拡張によってサービスを増やし、企業がワンストップでBPOを利用できるようにする。効率化や見える化、コスト最適化がさらに期待できるとトランスコスモスは説明している。同社は同様の複合型BPOセンターを熊本県熊本市に開設し、10月の業務開始を予定している。

「BPO有明テクニカルセンター」が入る「TOC有明イーストタワー」

 BPO有明テクニカルセンターは「TOC有明イーストタワー」の7階に入居。延床面積は約200坪で、120シートを用意。最大稼働時には160人のスタッフが働くという。

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