NTT、米国のSaaSプラットフォーム企業と提携海外ビジネスを強化、出資も検討

» 2008年11月06日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 NTTは11月6日、海外でのSaaSビジネスで米OpSource(オプソース)と提携したと発表した。オプソースへの出資も検討する。

 オプソースはSaaSを使ったアプリケーション配信を検討する企業に対してプラットフォーム「OpSource On-Demand」を提供する。OpSource On-Demandを使うことで、企業はインフラを用意することなく、SaaSアプリケーションの提供ができるようになる。配信アプリケーションの管理機能だけでなく、アプリケーションの最適化やデータベース管理、課金機能、ユーザー動向の分析機能などを用意する。

 連携機能の「OpSource Connect」を使えば、企業内の既存アプリケーションとSaaSアプリケーションを連携させることができる。同社は「Webを通じたアプリケーション配信に必要なことはすべて用意している」としている。

 両社はまず、NTTのホスティング、ネットワークサービスと、オプソースのSaaSプラットフォームを組み合わせたサービスを米国で提供する。欧州やアジアへのビジネス展開も検討するという。

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