NTTソフト、新型インフルエンザ対策のリモートオフィスUSBキーで迅速にシンクライアント構築

» 2009年02月13日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 NTTソフトウェアは新型インフルエンザなどの不測の事態が発生した場合でも、自宅から企業の情報システムにアクセスし、安全に作業ができるようにする「新型インフルエンザ対策ソリューション」を2月13日に販売開始した。

 新ソリューションを利用することで、緊急時でも迅速にリモートオフィス環境を構築し、企業が事業を継続できるという。提供するのはリモートオフィス環境の構築に関するコンサルティングと、リモートオフィス環境の構築支援。リモートオフィス構築では、NTTアイティが提供するUSBキーを使った画面転送型のシンクライアントサービス「マジックコネクト」を採用する。

 マジックコネクトは自宅のPCにUSBキーを挿すだけで、会社のネットワークにVPNでアクセスし、社内のPCを利用できる。シンクライアントのサービスはASPで提供されるため、新たなハードウェアの導入などは不要で、低コストでシステムを構築できるという。シンクライアントサービスだけでなく、NTTソフトウェアが提供する「多地点電話会議システム」なども利用できる。

 価格は、事業継続コンサルティングとマジックコネクトの利用込みで在宅勤務者が50人の場合で350万円から。同社は今後3年で5億円以上の販売を見込む。

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