Google Docsで意図しない共有が起こるバグ特定の操作シーケンスでまれに発生

» 2009年03月10日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 グーグルは3月7日、オンラインドキュメントツール「Google Docs」で利用者が意図しない文書共有が起こるバグがあったことを明らかにした。バグはすでに修正済みで、影響があった可能性のある文書のオーナーに対してメールで通知したほか、サービスの透明性を高めるために詳細情報を公開したとしている。

 複数ドキュメントを選択した状態で共有設定を変更したときに発生する可能性があった。ただ、特定の操作シーケンスでのみ起こる現象であったため、同社は影響を受けた文書の割合は全文書の0.05%以下だとしている。影響を受けたのはワープロとプレゼンテーションの文書で、表計算の文書には影響がなかった。過去に共有設定やコラボレーション設定を行ったユーザーに対して、意図しない共有許可が起こる可能性があった。

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