PFU、紙文書の入力・保管・活用までをトータルサポートスキャナとSharePointを組み合わせて提供

» 2009年06月04日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 PFUは6月4日、同社のイメージスキャナとマイクロソフトのSharePoint Servicesを組み合わせた情報管理ソリューション製品「Scandoc Pro for SharePoint」(以下、Scandoc)の販売を開始した。価格は5クライアントライセンス付きで100万円から。

 Scandocは、PFUのドキュメントスキャナとSharePoint、SharePointの画像を高速に表示するKnowledgeLake社のImagingServerの3つを組み合わせた統合ECM(Enterprise Content Management)ソリューション製品。現在も企業に多く残る紙文書の電子化をサポートする。

 具体的には、請求書や契約書などの紙で届いた書類をドキュメントスキャナで読み取り、それをSharePoint Servicesで保管・共有する。さらに、SharePointに特化した画像表示技術であるImagingServerを採用したことで、活用もサポートするという。スキャナ機能では、読み込み用紙の「折れ」や「破損」を自動検出してミスを軽減するほか、自動表裏補正や正立補正機能を搭載。バーコード自動読み取り機能を備えることで伝票の高速スキャンニングも可能だという。ImagingServerはSilverlightを採用し、キーワードをドラッグ&ドロップするだけで簡単に検索ができる。また、PDFやTIFFなどさまざまな形式のイメージデータを同じ画面で高速表示できる点も特徴だ。

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