アクシスソフト、駅すぱあとと連動した経費精算ソリューション運賃や頻度の高い区間を自動表示

» 2009年09月02日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 アクシスソフトは9月1日、ヴァル研究所の経路運賃検索ソフト「駅すぱあと」と連携して交通費精算などを効率化できる経費精算ソリューション「賢速」と「賢速 Lite」を発売した。価格は100万2000円から。

 「賢速」「賢速 Lite」は、交通費や出張費といったいわゆる経費精算の効率性を上げるソリューション。通常、交通費精算を行う際には、使った路線の運賃を調べたり、会社支給の定期券の使用区間を差し引いたりと、非常に煩雑で手間がかかる。

 「賢速」「賢速 Lite」では、路線情報検索サービスの「駅すぱあと」と連携し、入力した区間ルートの金額を自動表示するほか、登録済みの定期券利用区間の金額を自動的に算出して運賃から差し引く機能などを搭載した。そのほか、定期的に訪問する顧客先の場合には、利用頻度の高い区間を入力履歴から自動的に表示する機能も備えた。「賢速」は、ワークフロー機能を備え、上長や経理部の承認フローも自動的に行われる。

 また、同社のRIA(Rich Internet Application)「Biz/Browser」で開発しているため、動的データのみをサーバから取得することによる高レスポンスを実現しているとした。

 今後は、中小企業向けにSaaS形式で「賢速」「賢速 Lite」を提供することも検討しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ