米ジュニパーネットワークスは10月29日(現地時間)、米Dellとパートナーシップを締結し、同社にジュニパー製品のOEM提供を開始したと発表した。
ジュニパーは2009年7月に米IBMとOEM契約を締結し、同社のイーサネットサービスルータ「MXシリーズ」、イーサネットスイッチ「EXシリーズ」を提供。IBMはこれらの製品を自社ブランドとして販売し、サポートも行っている。今回、新たにファイアウォール製品「SRXシリーズ」の契約も行った。また、今回ジュニパーは米Dellとも提携し、IBMと同様に「MXシリーズ」「EXシリーズ」「SRXシリーズ」のOEM提供を行う。
また、ジュニパーは同社初となるライセンシングパートナーとして米Blade Network Technologiesと提携。Blade Network Technologiesは、Junos OSをベースにブレード型スイッチの開発を行うとした。
そのほか、同社は同日発表した新しいアプリケーションプラットフォーム「Junos Space」向けのアプリケーション開発ベンダとして、Active Broadband Networks、Ankeena、AT&T、Harris Stratex、Packet Design、Q1 Labs、Telecom Italia、Triveni Digitalとパートナー契約を結んだと発表した。
同社CEOのケビン・ジョンソン氏は、「今回のJunos Spaceの発表により、従来より一層パートナーシップが重要となった。また、Dellとも契約し、さらに当社製品のプレゼンスが高まっていくだろう。今回の発表をチャンスとし、パートナーとともに前進していきたい」と抱負を語った。
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