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@IT > Webアプリケーションの性能品質、解決のカギはどこにある? |
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企業におけるWebアプリケーションの本格活用が始まったのは2000年前後のこと。年数ではまだ短いが、成熟へのスピードは速く、いまや多くの企業で“Webアプリケーションなしではビジネスが成立しない”といえる状況だ。だが成長が余りにも速かったためか、Webアプリケーションにおいては、ビジネスシステムを考えるうえで外せない要件が軽んじられている状況がある。その要件とは何か。「性能」だ。 ■あなたの企業はWebアプリケーションの性能を意識していますか? 例えば次の質問で、「Yes」と答えられる項目はどれだけあるだろう。 (1)開発プロジェクトの開始時からテスト計画(特に「負荷テスト」)を意識しているか もしこれらの質問に1つでも「No」が付いた場合、残念ながらWebアプリケーションの性能品質を軽視している、もしくは理解不足だといえる。 米エンピレックスが銀行のWebサイトやショッピングサイトの利用を中心に、英国で調査した結果によると、「トランザクションエラーが3回続くと91%の顧客が取り引きをあきらめる。またこのように、Webアプリケーションの操作から何らかの悪印象を持った場合、36%は二度と取り引きしない」と答えているという(関連記事)。Webアプリケーションの性能品質について無知なままでは、ビジネスチャンスを逸しかねないわけだ。 ■今こそWebアプリケーションの性能品質が問われる時代 これほど性能は大切なのに、ことWebアプリケーションについて認識が不足している理由は大きく2つある。
だが現在、SI企業といえど性能テストの専門家はほとんどいないという状況だ。何とか性能テストを実施したとしても、障害のボトルネックを特定したり、適切に解消できるとは限らない。そんな状況を打破するために性能検証のノウハウを提供するのが、エンピレックスの「Web負荷テストサービス」だ。 ■Webアプリケーションの価値を上げる3つの利点
「Web負荷テストサービスとは、弊社のコンサルタントがお客さまの下でWebアプリケーションに負荷を掛け、その性能を検証するサービスです。負荷テストツール『e-Load』の開発から導入支援によって培われた専門ノウハウにより、適切なテスト計画の策定のほか、ボトルネックの特定および対処を確実にすることで、Webアプリケーションの価値を向上できます」(エンピレックス 副社長 山岡英明氏) 同サービスの一般的なコンサルティングフローは次のとおりだ。まず、同社のコンサルタントがプロジェクトの現場に出向き、アプリケーションの性能要件についてヒアリングを行う。次に想定される操作シナリオ(スクリプト)を作成し、必要なデータを収集する設定を行ったうえで「e-Load」を使って対象となるアプリケーションに負荷を掛け、性能を検証する。テスト後は報告書で検証結果を分析し、必要に応じてチューニングのアドバイスを行う。 なお基本的な一連のフローに含まれる作業と価格を表1に示す。そして同サービスのコンサルタントから提供される“アドバイス”こそ本サービスの要であり、既存ユーザーからの好評の理由だという。「当社のe-Loadは、それ自体がWebアプリケーションサーバをエンジンとして持つため、製品開発を重ねる中で性能向上に取り組んでいます。さらに、国内においても、インターネット・イントラネットに限らずさまざまなお客様のシステムの負荷テストを手掛けた経験から、Webアプリケーションの性能向上のノウハウについて他社の追随を許しません。このノウハウを、最適化アドバイスという形で還元します」(山岡氏)
アドバイスの内容は、データベースのチューニング、OSのパラメータ、ミドルウェアの設定、プログラムのアルゴリズムや実装など、多岐にわたる実際的なものになるという。そして、これまでの実績でも、金融、保険、証券といった大規模かつ非常にクリティカルな条件のWebアプリケーションから、教育、製造、官公庁といった独自性の高いものまで、幅広いコンサルティングを提供してきた。 「テストを実施せず、潜在的不具合を抱えたままで本稼働に入った場合、アクセスが最大化した途端に障害が露顕するリスクが高くなります。顧客に与える悪印象は計り知れません。この結果、顧客の3割以上を失うことになったらビジネス的にも大打撃でしょう」と山岡氏は警鐘を鳴らす。同社では年間60件以上の性能テストに参画し、SOAP通信下による性能検証を実施するなど、最新技術についても造詣が深い。本稼働後の「手遅れ」ではなく、早めに「リスクの芽を摘み取る」という発想を持つことこそ、Webアプリケーションの性能を向上する秘訣だ。
提供:エンピレックス株式会社
企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT編集部 掲載内容有効期限:2006年8月9日 |
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