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統合開発環境でWebサービスを作るパソコンで試してわかるWebサービス(8)(1/4 ページ)

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 「Webサービス」という言葉は、ほとんどのIT技術者が知る単語になりました。しかし、「Webサービスって何?」と聞くとさまざまな答えが返ってきます。これはWebサービスが多くの技術要素で成り立ち、さまざまな使い方があり、適用範囲が広いためです。そこで、この連載では、この広大なWebサービスの世界すべてを知るのではなく、最も基本となる技術を実際にプログラムを作りながら身に付けていただこうと思います。「SOAPとは何か?」「WSDLとは何か?」など、実際に自分のPCで操作し、動かしながら理解していくことにしましょう。

樋口研究室とは?

トレンドの追っかけから、技術検証まで、コンピュータに関するあらゆる分野でただ知的好奇心を満たすためだけに研究に没頭する技術集団。メンバーが運営するホームページ(以下のURL)もある。http://www.ibm.com/jp/software/websphere/developer/tips/kouza/index.html


今回の目的は「統合開発環境を使う」

 いよいよ最後のステップです。前回「WSDLでWebサービスをオートマ運転」までの記事でSOAP/WSDLの基本的な扱い方を一通り学習したことになります。

 ところで、Webサービス技術が広がってきたこともあり、さまざまな統合開発環境がWebサービス開発機能をサポートするようになってきました。今回はその1つである、WebSphere Studio Application Developer Ver5(以下WSAD)を利用して、これまでやってきたようにWebサービスを皆さんのパソコンでさらに簡単に作ってみたいと思います。まずは、皆さんのパソコンで統合開発環境を使い、JavaBeansを簡単にWebサービス化してみます。さらにこの連載では、Enterprise JavaBeans(EJB)も簡単にWebサービス化してみようと思います。

統合開発環境の入手

 今回利用する統合開発環境WSADは、下記のURLから「WebSphere V5 CD-ROM」を申し込むことで試用版を入手することができます。

http://www.ibm.com/jp/software/websphere/campaign/cdrom.html

 統合開発環境は実際に触っていただいて慣れることが習得するコツですので、ぜひWSADをパソコンに導入して、「パソコンで試してわかるWebサービス」を実践してみてください。

 WSADはWindowsとLinuxに対応していますが、今回はWindows版を利用します。

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