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ショルダーハックとは
ショルダーハック(ショルダーハッキング、ショルダーサーフィン)とは、人がパスワードなどの秘密情報を取り扱っている、もしくは入力している様子(キーボードやディスプレイの様子)を背後や隣などから盗み見て、その情報を得ることである。
ショルダーハック(ショルダーハッキング、ショルダーサーフィン)とは、人がパスワードなどの秘密情報を取り扱っている、もしくは入力している様子(キーボードやディスプレイの様子)を背後や隣などから盗み見て、その情報を得ることである。
肩越しにのぞき見る様子から「ショルダーハック」と呼ばれる。また、単に「のぞき見」と呼ばれることもある。
ソーシャルエンジニアリングと呼ばれる、コンピュータではなく人間の隙を突いて情報を不正に入手する手法の1つ。物理的に近い背後や隣などからのショルダーハックだけではなく、望遠カメラなどを使った遠距離からのショルダーハックも行われることがある。
対策として、PCやスマートフォンでは、プライバシーフィルターを貼り付けるなどが挙げられる。プライバシーフィルターは、のぞき見防止シートとも呼ぶ。ディスプレイの視野角を狭めて、正面からのみディスプレイを正常に見られるようにするシートのこと。横から見ると画面が黒く見えるなどするため、判読が不可能になる。
しかし物理的な対策にも限界があるため、秘密情報や機密情報を扱う状況下では他者に見られることのないよう周囲を十分に注意する必要がある。
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■更新履歴
【2004/1/1】初版公開。
【2017/10/16】最新情報に合わせて内容を書き直しました(セキュリティ・キャンプ実施協議会 著)。
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