「smart.fm」、コミュニティ単位でコンテンツ作成が可能に：「学習を軸にしたコミュニティ」構築を目指す

[金武明日香，＠IT]

　語学学習サイト「smart.fm」を運営するセレゴ・ジャパンは8月3日、smart.fmユーザーが作成する学習コンテンツに「共同編集」機能を追加した。これまで、ユーザー作成コンテンツの編集権限はコンテンツ作成者のみが保有していたが、「共同編集」機能の追加によって、コミュニティ単位で学習コンテンツ作成が可能になった。

　コンテンツ作成者は、自分のコンテンツを「オープン」にするか「クローズ」にするかの設定ができる。「オープン」設定の場合、smart.fm会員は誰でも自由に共同編集に参加できる。「クローズ」設定の場合、編集権限はコンテンツ作成者、もしくはコンテンツ作成者が共同編集者として登録した会員のみが保有する。

　日本人が制作した英語学習コンテンツにネイティブスピーカーが吹き替え担当として編集に参加するなどの使い方がある。同社では「夏休みの英語課題として、教室全体で1つのコンテンツを共同編集する」など、教育機関における利用拡大を狙っている。

　同社は今後「チャレンジ」「コンペティション（競争）」などのキーワードをテーマに、新機能を開発していく予定。