ASP.NETアプリケーションの開発では、WebサーバであるIIS（インターネット・インフォメーション・サービス）の再起動が必要になる場合がある。これには主に、GUIツールを使用する方法とコマンドを実行する方法がある。
IISマネージャによるIISの再起動
IISの再起動は、IISの管理ツールである「IISマネージャ」を使用して、以下の画面のようにコンピュータ部分を右クリックし、［すべてのタスク］−［IISの再起動］を選択することで可能だ。
しかしこの方法以外に、コマンドプロンプトからコマンドを実行することにより、素早くIISを再起動することもできる。
iisreset.exeによるIISの再起動
コマンドによりIISを再起動するには、「C:\Windows\System32」ディレクトリにある「iisreset.exe」を実行すればよい。
これを行うには、コマンドプロンプトを開き、以下の画面のように「iisreset」を実行するだけだ（あるいは、スタート・メニューの［ファイル名を指定して実行］で「iisreset」と入力してもよい）。
iisreset.exeでは、オプションを指定することにより、再起動以外の処理も可能だ。指定可能なオプションの一覧は、「/?」オプションを付けてコマンドを実行すれば表示される。
各オプションの詳細については、MSDNの「IIS を再起動する」やサポート技術情報の「インターネット インフォメーション サービス 5.0 の Iisreset.exe のコマンド ライン構文」などを参照していただきたい。
カテゴリ：環境設定 処理対象：IIS
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