ニュース
AWS Marketplaceに「ビッグデータ」カテゴリ、新設:「MongoDB」や「SAP HANA One」などを用意
米Amazon Web Services(AWS)は11月16日、クラウドアプリのマーケットプレース「AWS Marketplace」にビッグデータのカテゴリを新設した。
米Amazon Web Services(AWS)は11月16日、クラウドアプリのマーケットプレース「AWS Marketplace」に、ビッグデータのカテゴリを新設したと発表した。
新カテゴリは大量のデータの保存ならびに分析を支援する目的で追加されたものだ。ユーザーは自分の作業に適したEC2インスタンス上で、選択したアプリケーションを起動できる。新しいインスタンスタイプの「High I/O Quadruple Extra Large」で、遅延が少なく高性能のSSDストレージを利用することも可能だ。
ビッグデータカテゴリは、「Collection and Storage」「Analytics and Computation」「Collaboration and Sharing」の3セクションで構成する。各セクションで提供する製品は以下の通り。
Collection and Storage:
- Acunu Reflex――Apache Cassandra NoSQLデータベース
- Couchbase――コミュニティおよびエンタープライズエディションのNoSQL
- MongoDB――NoSQLデータベース(EBS RAIDストレージあり、なしを選択可能)
- ScaleArc――MySQL負荷分散
- HANA One――インメモリリアルタイムデータ分析
Analytics and Computation:
- MapR M5――最適化されたApache Hadoopディストリビューション
- TreasureData――Hadoopベースのクラウドデータウェアハウス
- Metamarkets――データ関連分析
- KarmaSphere――Amazon Elastic MapReduce向けのアナリスティクスワークスペース
Collaboration and Sharing:
- Aspera Faspex――オンデマンドのデータ転送(速度は20Mbps)
関連記事
- AWSのデータベース戦略は「すべての顧客のすべてのニーズに」
- Amazon RDSにも高性能ストレージオプション「Provisioned IOPS」
- 知らないなんて言えないNoSQLまとめ(1)
- RDB開発者におくるNoSQLの常識
- AWSとAzure、まずはプロフィールを比較する
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.