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AWS、EC2の新インスタンス「High Storage」発表:Hadoopなどの処理向けに48TBのストレージを提供
米Amazon Web Services (AWS)は12月21日、大量のデータへの高速アクセス提供を特徴とする「High Storage」を発表した。
米Amazon Web Services (AWS)は12月21日、Amazon EC2の新しいインスタンスタイプとして、大量のデータへの高速アクセス提供を特徴とする「High Storage」を発表した。
High Storageは、大量のデータセットをシーケンシャルに読み書きする性能の高さが求められるアプリケーション向けに最適化したインスタンス。特にHadoop、データウェアハウス、パラレルファイルシステムを使ってAWSクラウドで大量のデータの処理と分析を行う場合に適している。
現時点で提供しているのは「Eight Extra Large」(hs1.8xlarge)の1種類のみ。35 EC2 Compute Unit(ECU)のCPU性能、117GBのメモリ、24基のHDDで構成される48TBのストレージを提供し、毎秒2.4Gバイト以上のシーケンシャルI/O性能を実現する。
まずは米東部リージョン(北バージニア)で、オンデマンドまたはリザーブドインスタンスとして提供を開始。今後数カ月のうちに提供リージョンを拡大していく方針だという。
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