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さよならJavaアプレット。JDK 9からWebブラウザプラグイン機能を排除:大変なこともいろいろあったけれど楽しかったよ
ついに、Javaアプレットとお別れをする時が近づいてきた。
米オラクルは2016年1月27日(米国時間)、Javaプラットフォームグループのブログで、JDK 9からJavaブラウザプラグインを非推奨にすると発表した。今後のJava SEのリリースではOracle JDK、JREには含まれなくなる。
この発表の背景として、オラクルでは主要ブラウザベンダーがプラグインの標準サポートを廃止ないしは廃止すると表明したことを挙げている。Javaに限らず、FlashやSilverlightなども同様に標準ではサポートされないオプションとなる予定だ。
こうしたことから、オラクルでは「プラグインフリー」な実装を推奨していくとし、Javaプラグインを前提とした既存アプリケーションについては、2001年から提供し続けている「Java Web Start」テクノロジーに移行し、Webブラウザに依存しない実装にすることを推奨している。
既存のJavaアプレットをJava Web Startに移行する方法は「the Applet Development Guide」のドキュメントで紹介されている。
JDK 9のアーリーアクセスリリースは既に公開されている。
*訂正のお知らせ:記事では当初、JDK 9から「切り離す」という表現を使っていましたが、「非推奨」に変更いたしました(29 Jan 2016 17:19:00 +0900)。
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