ヴァル研究所、エンジニアとAPIをつなぐ“HUBサービス”を開始:APIを探す手間や連携の煩雑さを解消
ヴァル研究所は、複数のAPIを1カ所に集約することで、APIの利用上の課題を解消するサービス「Val Web Services」の提供を開始する。
ヴァル研究所は2016年7月27日、同社とパートナー企業のAPI(Application Programming Interface)を集約し、利用のための窓口を一本化したサービス「Val Web Services(ヴァルウェブサービス)」の提供を開始すると発表した。
Val Web Servicesは、「必要な情報や機能を提供しているAPIが見つからない」「APIのレファレンスやアクセスキーなどがばらばらで煩雑なため開発効率が上がらない」「利用契約窓口が提供元ごとに異なるため事務処理が面倒」といった、APIの利用上の課題を解消するためのサービス。
同サービスでは、さまざまなAPIを1つの場所に格納することで、Webサイトを回りながら必要なAPIを探す手間を解消した他、複数のAPI連携やアクセスキーを一本化したことで開発効率が向上するという。さらに、APIの値を確認できる検証環境やサンプルコードも提供するとしている。
2016年7月27日現在で利用できるAPIは、同社が提供する「駅すぱあと」の経路検索・運行情報と、東京ガスエンジニアリングソリューションズが提供するGIS(Geographic Information System:地理情報システム)サービス「GeOAP」の地図情報、日本気象協会のデータをヴァル研究所が駅すぱあと向けに最適化した「駅天気情報」の3つ。
今後はイベント情報や施設情報、ニュースなどのAPIを追加していくとしている。
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