ニュース
富士通エフサス、業務PCのエンドポイントセキュリティを強化する新サービス 未知のマルウェア検出に対応:パロアルト「Traps」と連携し、ワンストップサービスを提供
富士通エフサスが、次世代型サイバー脅威への対処を目的とする業務PC向けエンドポイントセキュリティソリューションの提供を開始。パロアルトネットワークスのセキュリティ製品「Traps」の導入支援と、24時間365日体制での運用サービスをワンストップで提供する。
富士通エフサスは2017年2月6日、既存のセキュリティ対策をすり抜ける未知の脅威への対処を目的とする、業務PC向けエンドポイントセキュリティソリューションの提供を開始した。
同ソリューションでは、パロアルトネットワークスの次世代エンドポイントセキュリティソフトウェア「Traps」を採用し、Trapsの導入支援から、24時間365日体制で監視、通報、検知ログ分析、検知ポリシーメンテナンスなどの運用体制をワンストップで提供する。
Trapsは、マルウェアやエクスプロイトの検出機能を組み合わせて、未知の脅威に対してもネットワークへの侵入を防ぐ機能を持つエンドポイントセキュリティソフトウェア。富士通エフサスは、2016年8月に自社の2500台の社外持出用PCにTrapsを導入して、その知見やノウハウを集積した。新サービスは、こうした知見を基に、Trapsの導入から日常の運用、万が一脅威にさらされたときの対応まで一括して対応する。
関連記事
- パロアルト、攻撃コードの手法に着目してエンドポイントを保護するソフトウエア
次世代ファイアウオールを提供してきたパロアルトネットワークスが、エンドポイント向けのセキュリティ製品をリリースした。シグネチャに頼るのではなく、攻撃コード(Exploit)のテクニックを検出することで、攻撃全体をブロックする新しいアプローチを採用している。 - 訃報メールを装った標的型攻撃も登場、巧妙化する脅威に情報共有で対処を
パロアルトネットワークスは2015年11月7日、沖縄県名護市で開催された「Cyber3 Conference Okinawa 2015」のオフィシャルサイドプログラムにおいて、国内のサイバー脅威の動向を解説した。 - 敵は内部にもあり! エンドポイントセキュリティの果たす役割
多層防御を構成する要素のうち、エンドユーザーが利用するPCやサーバを保護する「エンドポイントセキュリティ」の他、認証や暗号化といった基本的な対策も含めた内部対策の役割を紹介する。 - 多様化する「エンドポイントセキュリティ」、正解はどこにあるのか
本稿では、@IT編集部が2016年3月11日に開催した「失敗しないエンドポイントセキュリティ製品の選び方」勉強会のレポートをお届けする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.