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GCPを操作できるvRealize Orchestratorのプラグイン、プレビュー版が登場将来はCloud TPUなどに適用も

Googleは2018年7月19日(米国時間)、VMware vRealize Orchestratorのプラグインをプレビュー版として提供開始した。これにより、VMware vRealize Automation(vRA)からGoogle Cloud Platform(GCP)の仮想マシン、ストレージをプロビジョニングできる。

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 Googleは2018年7月19日(米国時間)、VMware vRealize Orchestratorのプラグインをプレビュー版として提供開始した。これにより、VMware vRealize Automation(vRA)からGoogle Cloud Platform(GCP)の仮想マシン、ストレージをプロビジョニングできる。プレビュー版のため、利用には申し込みが必要。

 vRAはVMwareの運用自動化ソフトウェア。同社はこれをマルチクラウドの統合運用ツールと位置付け、強化を進めている。今回のプラグインによって、vRAを通じたGCPのさまざまな操作が可能になる。

 Googleのブログポストによると、プレビュー版では次のことができるという。

  • vRAで、Google Compute Engineの仮想マシンインスタンスのための「blueprint」(テンプレート)を作成
  • vRAのカタログ機能を使い、GCPのリソースをユーザー自身がプロビジョニングできる
  • GCPのリソース利用を可視化して、利用していないリソースを回収し、運用コストを節約
  • GCPリソースに対して、アクセス制限や利用量制限のポリシーを作成し、適用
  • Google Compute Engineの仮想マシンインスタンス、インスタンスグループ、ディスクに対し、起動、停止、削除などの操作を実施

 GoogleとVMwareは、今後vRAの管理対象を、他のGCPプロダクトに広げていきたいとしている。例としては、Googleのディープラーニングに特化したチップであるTPUをクラウドサービスとして提供する「Cloud TPU」を挙げている。

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