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データ主導型マーケティングを支援する「Oracle Data Cloud」の新たなSMBデータソリューション、Oracleが中小企業向けに発表48の業種とセグメントをカバー

Oracleは、データ主導型マーケティングを支援する「Oracle Data Cloud」の新たなSMBデータソリューションを発表した。企業間(B2B)マーケティングの担当者の業務に役立つ。150万社以上の中小企業に散らばる1億1500万件以上のIDにコンタクトできるよう支援するという。

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 Oracleは2018年10月22日(米国時間)、ターゲティングやパーソナライズのようなデータ主導型マーケティングをサポートするサービス「Oracle Data Cloud」の新たなSMBデータソリューションを発表した。DaaS(Data as a Service)として提供する。企業間(B2B)マーケティング担当者の業務に役立ち、150万社以上の中小企業(SMB)に散らばる1億1500万件以上のIDにコンタクトできるように支援する。

 このソリューションでは、大企業で使われているものと同様のアウトリーチツールを利用でき、アカウントベースマーケティング(ABM)によって48の業種、セグメントにわたるSMBの取引先にコンタクトできるという。

 Oracleでプロダクト&データストラテジーのバイスプレジデントを務めるNiraj Deo氏は次のように語った。

 「B2Bマーケティングツールやツールが使うデータの大半は大企業向けだ。その一方で企業数において大多数を占める中小企業は無視されてきた」

 SMBデータソリューションを利用すると、従業員数や財務リスクプロファイル、成長パターン、受け入れられる決済方法、商取引機能、購入履歴といった指標に基づいて、ビジネスニーズに合ったマーケティング目標を設定できる。

 今回のSMBデータソリューションの主な機能は次の通り。

  • セルフサービスシンジケーテッドSMBオーディエンス:あらゆる規模の企業のマーケティング担当者がOracle Data Cloudのデータマーケットプレースを利用して、情報の受け手(オーディエンス)となるSMBのリストを大規模に作成し、全ての主要プラットフォームとオープンWebで展開できる
  • カスタムSMBオーディエンス機能:B2Bマーケティング担当者は、自社が直接取得したデータやCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)ファイルを利用してカスタムSMBオーディエンスを作成し、その上でオーディエンスが所属する企業内の関連する別のオーディエンスを見つけることができる。B2Bマーケティング担当者は見つけ出したデータをオーディエンスに統合することで、大企業に対してもSMBに対しても同一のABMツールを利用できる
  • SMB向けデジタルチャネルマーケティング:マーケティング担当者は、「Oracle Data Management Platform(DMP)」やデジタルチャネルマーケティング機能、カスタムSMBオーディエンスを利用することで、パートナーとの共同SMBマーケティングキャンペーンの利益率を高めることができる

 Oracle Data Cloudの新しいSMBデータソリューションの詳細情報は、「The Data Hotline」から入手可能だ。

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