検索
連載

強いAI/弱いAI、汎用型AI(AGI:Artificial General Intelligence)/特化型AIとは?AI・機械学習の用語辞典

用語「強いAI」「弱いAI」について、また類義語として「汎用型AI(AGI)」「特化型AI」について説明。「人間が行う知的活動を完全に模倣できるAI」もしくは「特定のタスク(処理)のみを実現するAI」を指す。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
「AI・機械学習の用語辞典」のインデックス

連載目次

用語解説

 人工知能(AI)を分類する方法は幾つかあるが、大きくは「汎用型AI」と「特化型AI」に二分される。この分類は、哲学者ジョン・サールが作った用語で「強いAI」と「弱いAI」と表現されることもある(図1)。

図1 強いAIと弱いAIのイメージ
図1 強いAIと弱いAIのイメージ

強いAI、汎用型AI

 強いAIStrong AI)とは、人間が行う知的活動を完全に模倣できるAIで、「汎用型AI」(AGIArtificial General Intelligence汎用的なAI)とも表現される。対義語に、後述の弱いAIがある。

 人間のように考えて行動できる「ドラえもん」が、まさに「強いAI」である。

弱いAI、特化型AI

 弱いAIWeak AINarrow AI)とは、特定のタスク(処理)のみを実現するAIで、「特化型AI」とも表現される。対義語に、前述の強いAIがある。

 前述の「強いAI」が理想である。しかし現在の技術は、まだそれを実現できるレベルまでには進んでいない。現在の機械学習やディープラーニングで実現されているAIは、「弱いAI」とされる。

「AI・機械学習の用語辞典」のインデックス

AI・機械学習の用語辞典

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

ページトップに戻る