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TensorFlowが学べる、無料のオンライン学習講座。CourseraとUdacityに新設AI・機械学習の独学リソース

有名オンライン学習プラットフォームのCourseraとUdacityに、無料の初心者向けTensorFlowコースが新設されたことが、TensorFlow Dev Summit 2019で発表された。各コースの概要を紹介する。

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ご注意:本記事は、@IT/Deep Insider編集部(デジタルアドバンテージ社)が「deepinsider.jp」というサイトから、内容を改変することなく、そのまま「@IT」へと転載したものです。このため用字用語の統一ルールなどは@ITのそれとは一致しません。あらかじめご了承ください。

CourseraとUdacityにTensorFlowの新コース登場

 2019年3月6日〜7日(米国時間)にライブラリ「TensorFow」の利用者向けのカンファレンス「TensorFlow Dev Summit 2019」が開催された。TensorFlow 2.0の概要といった新機能など重要な発表がいくつかあった。本稿ではそのうち、TensorFlowが学べる、新しい無料のオンライン学習講座(コース)を紹介しよう。具体的には、

という2つの講座である。

図1 TensorFlow Dev Summit 2019で発表された2つの新オンライン学習講座
図1 TensorFlow Dev Summit 2019で発表された2つの新オンライン学習講座

 それぞれの概要をもう少し説明しておこう。

CourseraのTensorFlow学習コース

図2 Courseraの「Introduction to TensorFlow for Artificial Intelligence
Machine Learning, and Deep Learning」,図2 Courseraの「Introduction to TensorFlow for Artificial Intelligence, Machine Learning, and Deep Learning」

 内容は初心者レベルで難しくない。Pythonのコーディング経験と高校レベルの数学が必要となる。

 1週間に4〜5時間勉強すると、4週間で学習が完了する内容となっている。具体的には以下のタイトル(筆者が翻訳)が付いている。

  • WEEK 1(3時間): 新しいプログラミングパラダイム
  • WEEK 2(2〜4時間): コンピュータービジョン入門
  • WEEK 3(5時間): CNN(畳み込みニューラルネットワーク)でビジョンの強化
  • WEEK 4(6時間): 現実世界の画像の利用

 音声は、英語のみとなっている。聞き取りやすいので、英語がある程度聞ける人ならそのまま英語音声で問題ないと思われる。

 日本語字幕は、最初のビデオのみ用意されているが(図3)、その後のビデオには用意されていない(執筆時点。今後、有志が現れれば、他のビデオの字幕が作成されていく可能性はある)。

図3 Courseraの日本語字幕表示(最初のビデオのみ)
図3 Courseraの日本語字幕表示(最初のビデオのみ)

 受講するだけなら無料である。受講証明書が欲しい場合は、執筆時点では5389円(図4)でコースを購入して受講することで入手できる。

図4 受講証明書を獲得するための有料受講の選択
図4 受講証明書を獲得するための有料受講の選択

 ちなみに、Coursera内には、他にもTensorflowが学べる日本語のコースも多数あるので、気になる人はチェックしてみてほしい(また、英語のコースでも日本語字幕が利用できるものもある)。

UdacityのTensorFlow学習コース

図5 Udacityの「Intro to TensorFlow for Deep Learning」
図5 Udacityの「Intro to TensorFlow for Deep Learning」

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